2010年分


12/27(火)

今年最後だから。

頼まれもしてないのに、今日から母校(高校)の強化練習に行ってます。
最近は鴻ノ池では短距離の補強を担当してますので、短距離の練習を見て思いついたことを試してみましたが、見事に空振りです。
とりあえず、「強化練習」「合宿」とかで、練習終わって和やかに疲れも見せずだべりながら帰っていく中高生が本当に見てていらいらするので、きっ ちり初日から追い込んでおきました。
明日来るのだろうか。いや、追い込むとこは追い込め。

クリスマスも正月もなくなってしまえばいいんである。浮かれたけりゃ年中好きなタイミングで浮かれたら良いのである。

 


12/8(木)

投擲なんてもはや存在もしてない。

試合に出るつもりが毛頭ないのに、体重の乗せ方だけ地味にシミュレーションを繰り返している自分が、生命のリソースも尽きてただひたすらに終焉を 迎えようとしている虫みたいだと思う。

短距離の練習を身近に眺める機会が増えたわけだが、地面に接地しているときだけ脚伸展パワーのスイッチが入るような感じだと、地面を「蹴る」、膝 を「伸ばす」という落とし穴に簡単に落ちてしまうのだと感じる。スクワットはそれを助長する、毒を含んだ手法だと最近思う。
遊脚フェーズで脚伸展パワーが発揮できるのが、たぶんスピードがあるってことなのだろう。
古くから多くの日本人が、自分たちが持っていると勘違いしている要素。
で、脚から始まると言われる老化は、この「何も触れていない状態でのパワーの発揮」が劇的に衰えるのだ。
こんなこと研究してる奴は世界中に昔から掃いて捨てるほどいそうだ。世間にフィードバックされてない程度もでかいが。

今年、これまでの人生で最もクリスマスが鬱陶しい。
聞こえてくる音がすべて嫌。年末はいい大人もふわふわ浮かれてるから本当に嫌だ。
サンタなんかいないし。


12/1(木)

12月になったので書く。

でも何もない。砲丸投げは丹羽コーチに全権委任するようにしている。
車の走行距離が20万kmに乗ったくらいだ。13年9ヶ月で。少し遅い。個人的な意見だが、年間1万km乗らないなら車なんか所有も利用もすべき ではないと思う。

山之口洋『オルガニスト』という小説があって、作中に稀代の天才音楽家が登場する。
ひたすら高みを求める彼は、作中でこう語る。
「望むなら、僕は音楽になりたい。」

この感じ。こうでなくてはいけないと思う。音楽のところを他の言葉に置き換えたら良い。
人生を豊かに、楽しく過ごすためにスポーツをするなんてぬるい能書きよりも、何よりもズンとくる。

私がこんなんだから誰も来ないのだろう。


11/8(火)

2000年代初頭の奈良市記録会審判メンバーで懐かしい、胎中親子が顔を出すようになりました。
それ以外に記すことはありません。

私は結局一番大切なことをまったく伝えられないわけですが、それはその内容に問題があるのか、長年考えてきましたが、
私以外の人間なら確実に伝えられるんじゃないか、という結論に至りました。
私が考えていることは、おそらく私が表明することで台無しになり、屑同然になってます。
世の中には世界にまったくリンクしない人間がいる。
運命とか宿命とか使命とか、まったく無関係な、存在に意味のない人間がいる。
多分、そういう人間は意思表示をしてはいけない。
だから、私は頑張るべきではなかったのです。


10/4(火)

練習中にも言いましたが、改めて文章にします。

私は、東田さんの資質、才能を高く買っています。
この1年、それに賭けました。部活で毎日練習している者たちを1年で抜き去る。
そのために、これまで林君などで試してきたノウハウを、出し惜しみすることなくまとめて提示する。
これは、私自身の挑戦でもありました。
60%達成できました。本当にありがとう。残り40%は思い通りに行かなくて怒り狂ってた分です。
進路が決まった今、同じことはもう試せません。高校陸上は終わってしまいました。
でも、私は東田さんを、最低あと2年は見届けたい。どう成長するのか見たい。
だから、私の新たなる野望をあえて公言します。

3週間に2回の練習頻度で、1年で、男子は60m、女子は40mに届くノウハウを作り上げる。
もしくはストレート140km/h。

長年考えてきたことではあります。クラブチームが提示できることとは、どういう類のものなのか。
練習が不定期になる者のための練習、というものを考えてみたい。
そのために、東田さんには、この秋だけでなく来年度以降も、1週間に1回、最低でも3週間に2回で良いから、続けて欲しいと願っている。
できるなら。いや、是非。他の誰でもなく、あなたで挑戦したい。
あなたが他のスポーツに行ってしまうのが嫌、という本音もある。誤解を恐れずに言う。あなたが必要だ。

ハードルは上げた。退路は断った。
東田さんがどう反応するかは何とも言えない。彼女には彼女の人生がある。
ほんの少しだけ、中年の野望に付き合ってくれると嬉しい。とても嬉しい。

何か凄く恥ずかしい。


10/1(土)

とても寂しい。それ以外に言葉が出てこない。

東田さん。
今日は技術的にはたくさんのことを伝えた気がします。
最初にしたのは骨盤を前回しするためのアップ。自分が投擲でこれを教えたのは初めて。
最初からスピードを上げずに、回転を加える方法、練習。

冒頭がすべてです。


9/29(木)

良い結果が届いたわけですが。
他人の成功を一緒になって喜ぶ資格は、どこら辺に線引きがあるんでしょ。
結果を聞いて体調は嘘みたいに良くなったそうです。精神的なものの要因が大きかった。
だとすると、やはり7月後半のどん底の体調不良の原因は、怒り狂ってた私なんでしょう。
だから、馴れ馴れしく「おめでとう」などと口にして良いのか。歓喜の輪に入るのは図々しくないか。

吉本父。
今日は私は空を見て雑談しただけです。


9/27(火)

ハンドボールの宮崎大輔選手のシュートはジャイロ回転。

東田さんと林君。
東田さんは7月末とほぼ同様の体調の悪さ。
来たときにすでにテンション低く、これはまだ進路の合否がわからないことからくるものかとも思いましたが、始めて10分もすれば今日は使い物にな らないことがわかったので、無理はさせません。
原因はいろいろ考えられますが、本人はわからないようです。第三者から見れば一目瞭然な気もします。
林君は昨日それなりに追い込んだようなので、やはり切れが悪い。

練習は、メディシンボール4種、投げ→変更してクロス走から突き刺し、ジャンプ30分各種、300m。

東田さんは後半もはやまったく動けませんでした。何て言うか、1年前と比べて成長しているのね。中学生に間違えられていた去年とはもう違うんだ ね。
林君、今日の疲労は1日で取れます。取れなければ爆食して一晩眠れば多分取れます。疲労はそうやって根性で取るのです。

身長180cm、体重100kgだったら、まあ普通に考えたらバランスの取れた良いガタイですわな。
体脂肪率10〜15%、100m11秒台後半、ベンチプレス120kg、フルスクワット180kg、ハイクリーン130kgくらいできそうです か?最低ラインだろ。
(ちなみにこれらは21歳当時の私の数値。身長169cm、体重84kg。除脂肪体重が75kg以上あった。)
この程度ならただのデブでしょう。なぜなら、私がそう呼ばれていたから。

23日の試合の映像をまだCD-ROMに落としてません。私がここでそう書いたことを皆さん覚えていてください。


9/24(土)

10/8、9は県記録会。一般もあり。高校だけではない。
8は男子やり、9が女子やり。
場所は橿原。
10/10は奈良市、鴻ノ池。
東田さんどうするんでしょう。
全部出ろ。やりだけで良いから。

菅原さん。吉本父。明日はマスターズだ。
菅原さんは前半にしっかり投げて、後半に専門性の低い体力作りメニュー。
クロス走して股割りジャンプしてバウンディングフィールド1往復して300m走って。

投擲は、専門性の高い練習でへとへとに追い込んで、専門性の低い練習を満遍なくするほうが良いような気がします。
専門性の低い練習で追い込むのは(補強とか走り込みとか)、しんどいけど楽なのです。する方も与える方も。達成感があってフラストレーションはた まらないと思います。
でもそれで良いのか。体力はあるけど記録が止まる。そんな余裕があっていいのか。
ただ走ってただ跳んでWTするだけでは、間違いなく記録は止まる。断言する。
高校生なんかは本当に肝に銘じておくべきだと思う。
時間が限られていて、かつ競技志向であるならば、専門性の高いものに比重を置き、そこで追い込んで、体だけでなく頭も追い込むべきだと思うのです。
東田さんはそれを実践しました。
ところで、東田さんのベスト記録は33m84(2月)、セカンドベストは33m34m(IH
県予選)、その次が昨日の32m85です。

ここ1週間、facebookで高校時の同級生の友人承認バブルが起こっています。何があったのか知りませんが。
あまり人づきあいの深くなかった私は、名前を見て「どんな走り方をしてたか」で思い出してます。当時私は他人の何を見ていたのでしょうか。


9/22(木)

右足第一中足骨の痛みが引かない。可動域は若干改善されたが、寝てても痛いのはどうかと思う。
そういうわけで明日は出ない、多分。冷静に考えたら、まだ9月なので試合はまだある。
でも何か嫌。

東田さん、林君、菅原さん、吉本親子(長男、次男除く)。
無理をしない林君、明日が試合だが就職試験の結果がわからなくて少しテンション低めの東田さん、最初からメインでひとり練習する吉本父、1時間遅れでやってきた菅原さん。
あんまり把握してないです。
東田さんの練習は明日に備えての足合わせだけと言ってもいいです。

以前から「重過ぎる」と不評だった2kgメディシンボールの1個が、実は3kgありました。
それを2kgと信じて半年使わされていた東田さんは不満たらたら。使わせていた私に罪悪感はありません。
得したね。

東田さんの考えている技術がなかなか興味深いです。密かにいろんなこと考えているのね。
ただ、練習経過と兼ね合わせると、記録に反映されるかどうか微妙です。
春先、記録が壁にぶち当たっていた頃には思いつかなかった。近畿IHの頃の、かかとを踏みしめている時も思いついていない。
足首が痛くなったのと、練習量が劇的に減った夏以降に、考え始めたというのは、こちらも思うところがあります。
ものを考えるとき、どんなに客観的であるつもりでも、時分の現在の境遇からは完全に自由にはなれない。
近畿IH以降もハードな練習を継続して、足首も腰も痛まず、今に至っていたといて、同じことを考えることがあっただろうか。
多分ない。
そういうのを拾い上げて結果に導くのが私の仕事なんですが、難しいです。
たまにですが、彼女が私の前をすでに走っているのでは、と思うことがあります。

練習中に話したことを誤解のないようにさらっとまとめます。
私は、継続してるだけでは評価しません。ただ継続してるだけで肯定的な評価をするのは、日本の教育現場などで見られる悪習だと思っています。
褒められる側は、それ「だけ」でも良いことであるかのように錯覚するからです。甘え癖をつけてます。
だから、部活なんかで記録がまったく伸びずに3年間過ごすなんてのは、黙殺すべきであると思うのです。そんなのを褒めてはいけない。
褒める価値がない。褒められる意味がない。
長らく結果を出せない人に、「継続は力なり」とその人を褒めるのは、公衆の面前で罵倒するよりもきつい侮辱であるということを、もっと多くの人が 知るべきなのだ。


9/20(火)

西川君、67m91。自己ベスト。
吉本次男ひろき、55m41。せっかくだから、一条・向井千春くん、50m66。
うん・・・良いっつうたら良い。
にしても、近畿ユースの女子やりの奈良全滅ってどうよ。
十津川の寒川くんが心配です。何もしてあげられませんが。

名古屋で避難勧告100万人という事態が、どうにもぴんと来ない現在の奈良。
東田さんとこの高校は、4時を過ぎて出た警報(出てたのか?)に、明日の休校がすでに決定。何だその休みの多さは。大学か。

東田さんは学校で投げられずに、こっちに来たわけです。
土手で突き刺しをして、壁でメディシンボールをして、軽く走って。
突き刺しは前方向の流れを重視、メディシンボール1kgは上へ弾く動きと体幹の前倒しをそれぞれ。20m未満でシャトルラン(壁相手)を5本。
してて思ったんですが、量はかなり少ないのだが動きは案外悪くない。
前回も述べた、力みのないスムーズな動き。指導する側の評価も甘くなりがちです。
多分、高2から高3にかけて伸びない人は、高2の秋から冬ずっと、こんな練習をしてるような気がしました。直観です。
さて、この流れでどうやって35mを超えて見せるか。

それにしても最近、底意地の悪い文章を書いてます。
気晴らしに漫画でも読めば、って、何人かに言われたことがあります(うちひとりは林君)。
それでだな、どうして誰も『野望の王国』(原作は梶原一騎ではなく雁屋哲)を知らないんだ。


9/17(土)

東田さんだけです。
就職試験明けで、完全に腑抜けです。
日本全国の高卒就職状況の壊滅的にして夢も希望もない報道とは裏腹の、今年は
本当に西日本で工業系で良かったという状況ではありますが、まだ結果 が出た
わけではありません。
次回は外周なので自分で学校で投げるということです。そうか来ないのか。寂し
いな。
ちなみに、現時点で私が考える彼女の競技力は、40mを超える可能性は3月末まで
0%、35mは5%未満です。
かなり大甘の高評価。
ベスト記録が出る裏づけはまったくありませんが、最近の動きは力みが抜けてそ
れなりにいいので。

というわけで、話のネタも尽きたので、いつもどおり雑談を入れます。

その1。
「ポジティブシンキング」という言葉がある。
本来、「建設的な、肯定的な考え方」、と訳されるべきこの言葉を自ら口にする者は、実際にはほとんどが、根拠もなく楽観的な考え方をする、現実逃避をする人種である。
「まぁ、どうにかするさ、そのうちに」と問題を先送りにするか、「まぁ、どうにかなるだろう、してくれるだろう」と、自分では何もせず起こりもしない奇跡を待つ。
「したいこと」を、「しなければならないこと」より優先する。
嫌なことから目を背けているから、朗らかで明るく見えるだけだ。だから、問題を直視しないという意味で、彼らは少しもポジティブ(建設的、能動的、肯定的、積極的・・・)ではない。
むしろ真逆のネガティブと言うにふさわしい。実は閉鎖的で、変化を望まない者。自分でアクションを起こす気がさらさらない者。
ポジティブという言葉が持つ、一般社会では好意的なイメージにあぐらをかいて、堂々と怠けている。

じゃあ逆に、「ネガティブシンキング」(そんな言葉あるのか?)とは何か。
杞憂、取り越し苦労。そういうことだろう。たったそれだけのことだろう。
あたふたして「どうしよう、どうしよう」とうろたえる。不満を抱え込み、愚痴る。実行できない計画に自分で縛られる。
確かに周りを陰鬱とさせる。しかし、きちんと現実の困難さが見えてるじゃないか。彼らが必要としているのは道筋。突破口。
前に向かって壁にぶつかってるなら、壁に隙間があることに気づけばいい。彼らには前に進もうという意志がある。
この意志こそ、本来ポジティブと表現されてしかるべきだと思う。ポジティブであろうとするがゆえに、苦しむ。

私は、自分自身がうろたえる人間なので、自分によく似た「ネガティブシンキング」傾向な者には、道筋を示す者、突破口を共に穿つ者でありたいで す。
うろたえることもなく、ぶれずに前だけを見てられる、真にポジティブな者には、障害物を取り除き、露払いをする者でありたいです。
現実逃避する楽観主義者には、困難な現実を乗り越えた先の世界を示す者でありたいです。

様々なかたちで人にものを教えるようになっておよそ20年、いつも3番目で失敗しています。
散々怒り狂った挙句、伝えることに挫折します。しかも、私の敗北感は、楽観主義者たちにはほとんど伝わらないのです。
遠くない未来にこいつらが後悔しますように、と、呪いをかけたくなります。器が小さいですね。小者ですね。
でもその呪い?が通じて、「あの時言われてたことが今になってわかります」などと言われてしまうと、発散しようのない無念さに、ぶっちゃけ死にた くなります。
決して極端な表現ではありません。
私は、日々無念を積み重ねています。これくらいカミングアウトしても罰は当た
らないでしょう。

その2。
「日本人はパワーがないが、スピードがある。」
誰が最初にこんな根拠もないことを言い出したのでしょうか。
これはたちが悪いです。

前半のパワーのくだりは、体格の劣る日本人が筋力もスピードもないさまを嘆いたもので、そこには戦前から戦後50年代あたりまで、満足にものを食 べれなかった社会背景が含まれている。
それらすべてを恨みを込めて「パワーがない」と表現していたのだと思う。
しかし、時代は流れて、思いっきり食べることは克服され、筋力はそこそこ差を縮めつつあると思う。もうパワーがないなどという言い訳はしてはいけない。
本当に、この言い草にはポジティブ(建設的)な側面がまったく感じられない。

問題は後半、スピードがある、だ。
一体、いつ、日本人にスピードがあるという認識が世界に広まった?どの場面でだ?
私が若い頃から、かなり昔から言われている。で、昔から疑問に思っていた。
体が小さいからちょこまか動くのを、スピードがあると表現しているのか?言い方が悪いが、頭が悪いにもほどがないか?
日本人のスピードは、普通だ。何の特色もない。

しかし、最近新たな認識が加わった。女子サッカー日本代表や、ラグビー日本代表を見て思ったことがある。
日本人は、足が遅い。とにかく遅い。
筋力はそこそこ、スピードは普通。そして足がべらぼうに遅い。
野球や男子サッカーは、すべてどれもここ10年でで劇的に改善されている印象があります。特に、男子サッカーのスピードと足の速さは本当に新時代 の到来を感じさせます。
脚の筋のつき方でそのあたりを直感的に感じたライターがいるそうです。ふくらはぎがしゅっとなったと言うか。

我々は、自分で考える自分自身というものをもう一度冷静に見直す必要があるんじゃないでしょうか。
他にも、教育水準が高いとか、勤勉であるとか、災難にあってもパニックに陥らないとか。

とりあえず、この3つは嘘だと思うのです。世界の多くの人々が、自分たちをこうだと思っているのを冷笑していると思うのです。


9/15(木)

良い知らせを待っている。

東田さんです。明日に備えて今日はのんびりして下さい。
「私、運動嫌いなんです。いや、そう意味じゃなくて。」
わかりますよ。言いたいことは。

勉強が好きになりすぎて、予備校の主になっている年齢不詳の人を思い出します。
今はあまりいないかもしれませんが。
大学や大学院には今でもそんな人いると思います。

やっぱり折れてると思うのです。足の指。


9/13(火)

土曜に悪あがきと言い出した時点で、16日金曜まで、今週は来るとは思ってませんって。
それでも連絡してくれたことは評価いたします。

試合の申し込みの締め切りが今日13日火曜日で、メールで、となると、皆さんは何時までOKだと思います?
24時でしょうか。では、メールを受け取った側は、いつ作業に取り掛かるのでしょうか。
13日火曜に作業して、13日中にまとめてエントリーする。
あるいは、作業は翌14日で、13日は何もしない。
それだったら、14日の午前1時とか2時の夜中でも大丈夫そうだね。それで迷惑になるかならないか。
そうなると、メールを受け取る側がどのような生活をしてるかによっても変わってきます。
なぜこんなことを書くのかというと、こういうことで仕事のトラブルになるってよくあることで、「なぜそんなぎりぎりになるまで連絡してこないん だ」とか、逆に「何時になってもいいから13日って言ったら夜中でも13日中に送ってこい」だとか。で、「13日中でしたから」とか「遅すぎたら 失礼かと思いまして」とか、泥仕合の様相を呈する。
そうなると大概「そんなこと常識で考えたらわかるだろう」ってどちらかが必ず言う。
言われた側は「やかましいんじゃボケカス、わかるかお前の常識など」と心の中で罵倒するわけですが。
そうならないために、締め切りのぎりぎりには送らない。早すぎても駄目。不測の事態に対処できるように前日とかね。
まぁ、そういうことですよ。

清水さんと、今日が体験の中村さん(M60)。
しばらくサブトラックは1時間だけ使えるので、砲丸希望の中村さんはメインで丹羽コーチ(夫)に頼みました。
なんと回転投法を伝授してました。
清水さんは、すごく楽しそうです。
思ったよりも上半身が大きく動きます。悪くないです。
後半は、1kgのメディシンボールで砲丸。
お二人に共通して言えることは、軽いものを投げて正確にスピーディーに動くことを第一にする方が効果があると思えますし、多分楽しいです。
清水さんは木曜に試合があります。金岡で頑張って下さい。

頑張って下さいって書いて、受験業界10年の職歴がある私が、昔よく思ってたことを思い出しました。
準備を怠った人間に頑張ってと言うのは、無責任かつ甘やかしに過ぎない。言う側も言われる側もお互いダメ人間だ。
そういう言葉しかかけない身内(友人、親兄弟、恋人など)は、少しもありがたくないどころか、自分をダメにする者と思わなければならない。
身内こそ、厳しい態度で接しなければならない。


9/10(土)

私はラグビーが嫌いです。テニスとゴルフも嫌いで、この3つが嫌いな理由をA4用紙800字で50枚のレポートが書けます。
それは今日は割愛しますが、ラグビーに限って言うと、AppleComputerやペプシコーラに匹敵するネガティブキャンペーン(比較対象の悪 口を言うこと)と、自画自賛な能書きが多い、という2点です。
これらは小学生のときにラグビーとは何かを教えてくれた担任教師と、無類のラグビー好きである父が、共に何かにつけて繰り返していました。
やれ、ラグビーに比べてサッカーは・・・だの、野球は・・・、だの、トライの後喜ばないのは・・・だの、トライが4点(昔はそうだった)なのはみ んなでつないだ重みがどうたらこうたら。
幼い頃から思ってました。すべて詭弁だ。
で、また同様のたわごとを、その後30余年、未だに聞くことがある。
バブル期のちゃらちゃらしたラグビー人気(国内限定)もあって、本当に印象が悪いです。
Jリーグ人気に焦った野球ファンや、ワールドカップに出れるか出れないかの瀬戸際まで実力が上がったサッカー関係者、関西が強かった頃のアメフトの人たちも、同様の浮ついたネガティブキャンペーンをしたことはあります。
でも長くは続いてない。そんなこと意味がないんだよ。

まあそんなことは置いといて、それでもラグビーのワールドカップは見ます。
他の国のしていることが、素人の自分が思い描いているラグビーとまったく違うので。すごく新鮮な発見があります。素直に、謙虚に敬意を表したいと 思います。
面白いですね、ラグビー。
言ってることがおかしいですか?プロ野球、メジャーリーグは好きだが高校野球に微塵の興味もないのと同じだよ。

林君だけでした。
一緒に練習をしました。おじさんは歳をとりました。
前回も書きましたが、2〜3年前はこんな練習が多かったのです。
今試みていることが少しだけ反映されてきているように思えます。
体幹から始動する。
でも、頭が先行するのはどうかと思います。
頭を先行して前に倒す、に関してはまだ考えがまとまってません。
大概の競技者は頭を意図的に動かすことを、現役末期に試してますよね?多分、賭けなのだと思うのです。

林君には、趣味と時間つぶしで作った、pentium4 3.0ghz 2GB win2000のパソコンを3000円であげました。
ご要望があればこんなこともしています。

わるあがきを「悪足掻き」と書いて送ってきたので、どうしたのだろうと思いました。思ってます。


9/8(木)

万全の準備などというものは存在しないのである。
万全と思った時点で慢心が生じ、、何か起こったらすべて想定外になるのである。
だから勉強してなさい。それで不安が少なくなると思うのなら。
4時間くらいすぐできる。

清水さんという方が体験で。39歳男性です。
こういうクラブチームでシニアが増えるのは、長距離だけだと思ってました。思わぬ展開です。

その他、林君、東田さん。
清水さんに説明してるとき、2人は遅れて来たのですが、「ムヒ〜」と駆け寄ってくるといったい何のことだかわからないです。
※ムヒは池田模範堂の登録商標。由来は「無比」。※

差し障りのない、さらっとした練習をしたわけです。
2〜3年前は、こんな練習が多かったように思います。

頼むから無事に合格してくれ。


9/6(火)

宮井さん、吉本父、そして隣のあの人たちが助走合わせだけしに来ました。
後は問合せにいらした60代の男性。
大人だらけ。

隣の弟子が日本IC前の調整。
う〜ん、心中御察しいたしますよ。しっかし勉強になる。

ものすごくしんどいので今日はこれで終わり。


9/3(土)

私はサッカーがそれほど好きじゃありません。自分でするには下手だし。戦術がハイレベルで難しいし。
でも一つ言えることがあります。日本のスポーツ界で、あの人たちは素人も無責任に批判できないほど努力している。上から下まで。
Jリーグが発足する前、日本で一番観客を動員していたのは冬の高校サッカーだった。トヨタカップはあるにはあったが、そこには日本人はいなかっ た。
よみうりランドの少年サッカーから始まって、気が遠くなるような地道な強化策を積み重ねて、現在の日本サッカーがあるのだと思う。
それでも、彼らは自分たちのレベルが未だ高くないと危機感を持っている。ここがすごい。
見習おう。
伝統に、人気にあぐらをかかず、安っぽい美学に酔わず、体格だの人種だのと最初から理由をつけず、マイナーだと卑屈にならず。

奈良盆地は今回の台風がただの風の強い雨でしかありません(3日午後10時現在)。
今回は、前回腹筋中心の補強が主だった練習に少しだけジャンプを入れました。
きつくない。多分きつくない。
投げもこの状況では上に弾く練習がしにくいので、体側から体幹を使って、腰から上がすべて腕のように投げる、という感じです。
5月には全然できなかったのに。思っていたよりいい感じ。
何か、最近すごくスリムで華奢に見えるし。←これはいいことなのか。
それとも、私の目が悪くなっているのか。

gigabit hubの8ポートをメーカー直販で1980円で買いました。
とてもうれしいです。
わかる人にはわかるはずです。
だって安いんだもの。


9/1(木)

ザックジャパン中村憲剛が、右足親指付け根の骨折。
ん?
代表選んでノーサイドって言って、人選して全員野球って言って、そのコンセプト問われて全員がMFって言って。 多分、ノックオンしまくって、送りバントにことごとく失敗して、ゴール前でボール回して裏にも通せずストライカーが誰もいない、ということに なるだろう。

震災対策は、当たり前のことをしても誰も評価しない。よほどのミラクルが起きない限り、次の選挙で与党じゃなくなる。

補強をメインにした練習。 少ない投げを補うのは腹筋だ。投げで腹筋が疲れる、というレベルになっていれば、この意味がわかる。


8/30(火)

「私、200走れますかねぇ〜」
無理だと思う。
それよりも勉強しなさい。

のんびりした練習である。実にリラックスした練習である。
効果の程は、とりあえず即時性はない。
していることはそれなりに、であるが、このまま終わってしまう危険性がないわけでもない。

自分の求めていることが「万全の準備をして自分を毀す」ことだと再確認してみると、少なからずの人に指摘されてきた自殺願望?破滅願望?のような 言動や、競技の喜びはリリースの瞬間から直後だけで、試合が終わってから喜んだり充実感を味わったりすることに何の共感もできなかったことや、強 くなれば独りになれると思っていることや、思い出作りを100%否定することや、そういった諸々の事柄が、すべて同じベクトルであることがわかる。
目の前の光景にすさんだ荒野のような背景が二重写しになって、体を通り抜ける風通しがすこぶる良くなって、実にすっきりする。寂しいとかを超越し た寒々しさだ。
また周りの社会や人との距離が、遥かかなたになってしまったが、これも仕方ないことなのだろう。
これは教え伝えるべきことではない。共感されず、誰も共に歩まず、おそらく理解もされまい。
だから、競技に関しては、私は最終的にすべての人と決別することになるのだと思う。

19(浪人中)のときに、試合中に右足小指を脱臼したことがあったのを思い出した。
無理やり戻した。自分で病院に行ったら元の位置に戻っていて外れることもな
く、痛み止めだけもらった。
自分で自由に関節をはずしたりできるのでない限り(実際にそんな人に出会ったことがない)、脱臼癖は関節(正確には周辺の靭帯・腱)を弱体化させるので、いいことは特にない。
って言うか、だめだ。その関節を使う動作すべてが弱体化する。
だから周辺を筋力強化してガチガチに固める、という、あまりありがたくない処置をせざるを得なくなる。
千代ノ富士の肩を思い出す。
前回も書いたが、怪我を恐れてはいけないが、同じ怪我を繰り返すのは覚悟のなさ、頭の悪さの証拠だ。


8/28(日)

先週からの流れを書きます。

「みんながみんな競技者じゃないんだから」といろんな人に諭されました。
まぁ、それで毒気を抜かれたと言うか。気が抜けたと言うか。
木、土の練習は一転して気楽なものになりました。

28日は試合です。
結果だけ書きます。
東田31m33(自己3番目)、菅原53m06(多分)。
書かないでと言ってたが、誰か見てるんだろうか。別に悪くないからいいと思う。
菅原さんは、砲丸と400mリレーにも出て、まあそれなりに。
尾上君も出てました。記録は忘れましたが、絶対今年は安定している。

今回ひそかに試したことがありまして。
自分の考える競技者のあり方に関わることを一つ。
今回は、準備がほとんどできなくて、なおかつ右第一中足骨の痛みがひどくなる一方で(疲労骨折に近い痛み方をしている)、なぜか右肩が3日前から 激しく痛み出し、左手は熱を帯び、不眠のせいか頭痛も抜けず、状態は嫌な感じでした。
いつものことか。いや、ちょっと違う。疲労じゃないんだ。
木曜にゴーヤの素揚げに失敗して、海水よりもしょっぱい代物を作ってしまったからかもしれない。関係ないな。
で、記録はおそらく出ないと思ったので、1試合で完全に疲労困憊になってみることにした。
投擲は競技時間が短い。失敗したときほど余力を残す。それを避けたい。
自分の考える競技スポーツとは、万全の準備をして、本番で自分を毀すこと。予選落ちとわかっている状況でも、ありとあらゆる可能性をすべて試すこ と。
ようやく、練習で全助走の感覚が戻ってきたこともあるので、現役の時にはできていたこの追い込み方を試す。
昨晩、なぜかリレーを走らなければならない話になったので、どうしようかとも思ったが、つぶすつもりで準備はした。走っていたらたぶんやりまでは 持たなかったと思うので、走らずにすんでよかった。やり以外でつぶれるのは嫌だ。
記録は、40m97で、がっかりなものでしたが、追い込むことには成功しました。
右肩の激痛から指先5本すべてのしびれ、肘の可動域が90度を割 り込む、背中から体側までガチガチ、右腕は肩より上に上がらない、左手の熱さは気持ち悪いくらい、両膝は力が入らない、中足骨の痛みは言うまでもない。
頭も痛いし、何か考えるのも苦痛だ。
久しぶりだ、この感じ。自分の体がこんな状態になるのを厭わない。必要以上に怪我を恐れない。鍛錬期は、回復可能な範囲にとどめておいて、疲れた ら死ぬ気で飯を食って体を作る。
試合期は、回復可能なレベルのさらに先へ飛び込んでいく。回復させるのは試合が終わってから考える。当然怪我はするだろう。でも繰り返すのは覚悟のなさ、頭の悪さの証拠。
本当に究極まで追い込んだら、取り返しのつかない怪我をするくらいになるはずだ。
だから、まだ頑張れると思いました。毀す余地があり、毀し方を思い出した。
誰にも同意してもらおうとは思いません。


8/18(木)

あぁ、「意外」を「以外」と書いてやがるよ。恥ずかしいよ、俺。

足を百足に刺されましたが平気。虻だか蚋だかがぶんぶんたかってきたが平気。
蚊は問題外。
いつからこんなに虫に強くなったのかは自分でもわからない。

林君と東田さん。
虫にかまれて大騒ぎ。
今日は斜面で例のクッションやりでのイメージ練習がメイン。
上りではフラットに、下りでは穂先から落ちるように。
この練習ですでに肘に来ている林君には、何か大きなヒントがあるような気がします。
東田さんは、リラックスしてます。この練習は逆チューブ引きくらいはまった練習かもしれない。
しかし逆に、正直、補強はどれもきつそうに見えません。きっときつくないに違いない、などと無茶なことを口走ってみる。

外周が750mなんてどうでもいい情報です。我々はその距離ですでに有酸素運動になってしまうからです。乳酸系さえにもならない。
逆に我々がしている無酸素系練習のバリエーションの細かさを、多くの人が不思議に思ってることが容易に想像できます。

高2の頃、故障を治しに、大阪・玉造に半年、ほぼ毎日通ってました。結局その1年は棒に振りましたが。
莫大な治療費を出してもらうために土間で土下座したのもその時。
治療院の先生は女性で、プライベートではチャイナドレスを着るような、正直不気味で恐ろしい人でした、って、ひどい言い草だ。
評判は良くて、やりの旧規格の日本記録保持者とか、十種の元日本記録保持者とか(二人とも後に大学の先輩になるわけだが)、和歌山出身で後に 100m日本記録保持者になる人とその妹とか、そんな人だらけ。IHチャンピオンも何人か来ていた。
まあとにかく自分は場違いだったような気がした。馴染むのに2ヶ月はかかった。
競技に対する心掛けとかはそこで学んだことが多い。とにかく毎日叱られた。
こちらは精一杯治療しているのだから、そっちは治るために最大限努力する義務がある。そういうことだ。
よく指導者は、練習以外の生活のありようが競技力を左右する、と言うが、身をもって、実例を目の前にして、学ばせてもらった。
必死で頭を使う。わがままに思える要求を伝えるために、逃げずごまかさず筋を通す。優先順位を決めて厳密に守る。私的・主観的な感情は置いとい て、客観的に自分を律す。
よくよく思い返せば、自分もこういったことは高2で身についたことになる。

・・・・・てなことを、今日も鍼治療に行くらしい東田さんの話を聞いてて思い出した。
まだ高3、17歳だったな。


8/16(火)

4回限定、外周で弾く練習。
林君、東田さん、ゲストが一人。

通常のメディシンボールのアップを少なめに、逆立ち、ブリッジなどを入れ、壁相手に高くぶつけるのと、土手に高く突き刺すのと、クッションを巻い たやりを上に投げ上げるの3本立て。
最後は補強。

以外と良い感じの練習でしたが、きつくありません。一人でしてたらいろいろひらめきそうな練習ではある。
まぁ、和やかな雰囲気だったので、きつくなかったことは確かだ。それともゲストが一人いたから和やかだったのか。
こういう感じの練習になると無闇に良い動きを連発する東田さんがちょっと、いやちょっと、どう言ったらいいもんかな。
厳しいことを言いたくなるときとの落差がでかい。
林君はこういうときは逆に恐る恐る動くし。

1回目なのでこれ以上は特になし。

やりに巻くクッションは、この時期よく売られている、浮き輪としても使えるスポンジの細長い円柱。
前からこれは使えると思っていたのですが、なぜかこれを買うのが恥ずかしい。
車に乗せてるのも恥ずかしい。
それを切ってやりの穂先と尻尾に巻いて紐でくくるだけ。
試作品が1回目から特に大きな問題もなく使えたのは久しぶりだったので、練習終わってから2本追加で買いました。なぜ2本かと言うと、2本しか 残ってなかったからです。

高校生が郡山イオンが大好きなのは本当によくわかった。


8/13(土)

がっつり休んで遊び倒したみたいです。
ボーリングし放題で6ゲームしましたか。そうかそうか。その日の夜に燈花会に行って歩き疲れたか。
次の日はUSJに行って、並びまくって乗り物に乗って、昼はそこで食べたが夜は帰って疲れて寝てしまって食べずってか。
そいつぁ良かったなぁ。って言うか、何ぼほど金持ってんだ。
・・・休みは体が休まってるものとみなし、そこでの疲労は考慮しない。それがアスリート。
そして使う金の90%が食費。これぞアスリート。もちろん酒は抜きの金額だ。現役中は酒なんか飲むな。
違うのか。家賃・光熱費・交通費・生活雑費を除いた残りの90%が食費じゃないのか。
下手に勉強するのも命がけ、じゃないのか。
アスリートな生活って、そういうことじゃないのか。

吉本親子(久々の次男)、林君、東田さん。
予告通り、弾く投げメインの練習。腰痛を鍼で治した東田さん、今日も痛むかもしれません。
林君と東田さん両方とも上手くできないことをしてもらう。
外周でする1週間を想定したものなので、強度はそんなに高くありません。ただ、考えながらしなければならない。
考える練習は量をこなしにくい。強度も上げにくい。わかりやすい設定にしたつもりでしたが。
2人とも予想以上のぐだぐださです。精進してください。
それでも、自分の持ち味を殺してこなしてはいけません。
林君ならばねを生かした大きな動き、東田さんなら速いピッチからの力強い踏み込み。ここは妥協してはいけない。あくまでも長所をベースに、新しい ことを積み上げていく。
にしても、東田さんの自分の動きがどうなってるのかわかってない度合いが、面白すぎる(無責任)。
こういう練習が苦手なのは承知している。だから今まで量と強度を上げることでカバーしてきたのだ。
それでも林君曰く、「練習不足ですよ」だってよ。精進してください。林君もね。あの逆立ち歩行は駄目すぎる。

300mを41秒でクリアする人間が100mを13秒2はないと思う。
多分12秒5はいけるはず。

今日試してない練習が1つあります。
壁間際で高いところにボールをぶつける練習。片手で。
1時間半ほどしてみましたが、ひたすら頭使う練習です。負荷、本数など、
ちょっと迷います。

気を抜いたら一気に練習がしょぼくなるぞ。


8/11(木

誰かが円盤を投げていたら、利き腕側の前には行かないほうがいいと思うんだよ。
その距離で不意に飛んできた円盤をよけれるなら、陸上なんかやめてボクシングをすれば大成すると思う。

どうも眠いと思ったら、試合が終わった9日の夜にビール飲んだら1時間で目が覚めてそのまま朝になって、10日も特に理由もなく1時間くらい仮眠 して目覚めてそのまま朝になって、その状況があまりに似ているものだから同じ日と思い込んでて、結果40時間くらい眠ってないことになる。
だから練習が異常にしんどかったのだ。

宮井さん、林君、吉本父。
宮井さんは林君に指導をしていることもあるので、今日はややこしくならないように黙ってます。自分の練習します。
・・・全助走のリズムは完璧に元に戻りました。でもそれで投げられれば苦労しない。投げられたら55mは行く。
宮井さんはここ数日集中して投げているので、若干疲労がたまっているように見受けられます。
私が吉本父の立場なら、利き腕側の前に荷物をまとめて置かれた時点でぶち切れ
ます。
林君は、「弾く」ということにテーマを固めていきたいと思います。

と言うわけで、次回からやり陣は「(高いところで)弾く」練習をします。


8/9(火)

400Hをしたがってる後輩がいるらしいのだが、顧問の先生が「まだ早い」と試合に出してくれないのだそうだ。
「とりあえず出てみたらいいのにね」
そうすれば、今の自分に何が足りないかすぐわかる。ただ心が折れるかもしれない。
その先生はそうなるのを避けたいのだろう。
東田さんはまさか自分がハンマーでそれを味わうとは思ってなかったようです。
記録は17m66。

振り切りでハイポイントとローポイントを強調するとターンが半回転+半回転になる。
ターンのスムーズさを強調するとリリース時に両足で踏ん張ることができなくなる。
両足で踏ん張るとハイポイントとローポイントに差がなくなる。
悪循環。
2番目が盲点だった。

原因は、練習不足です。
そんなに甘くないです。初心者の想定内です。25mまでなら基本、同じです。
ハンマーのゲージの予想外の圧迫感、というのもあるかもしれません。

一旦帰宅してから、珍しくへこんだメールが返ってきました。
体もかなり疲れたのだと思います。疲れたらネガティブな気分になりがちです。気分転換の方法はいくらでも持っているようですし、心の拠りどころもいくつもあるようですので、とりあえず土曜の午後までは休めるでしょうし、今 後もまあ元気にできると思っておきます。

私は気分転換ができないので、そのあたりはよくわかりません。
どんなに楽しいことで気を紛らわせようと、友人や恋人と楽しい時間を過ごそう
とも、どこか遠くに出かけてみようとも、気分転換はできません。
常に自分の真ん中にどす黒いものが残る。
それから目をそむけず、独りで静かに正面から向き合う。
とても孤独で寂しく、人恋しい気分になりますが、ここで誰かに会ってコミュニケーションをとることを望むのは、ただ自分が慰められたいだけに過ぎ ない。
何の批判もされず「よく頑張ったよ」と言われたい。家族や友人や恋人なら、そう言ってくれるだろう。
独りなら吸い込まれるように何も返ってこない心の叫びにも、優しく応えてくれるだろう。
そういう人たちに恵まれているなら、特に否定はしない。
でも、真実はそこにはない。敢えて言う。その言葉に、未来を照らす光はない。

↑かつて私の友人や恋人は誰も慰めてくれませんでした。みんな競技関係者だったから。

43m28投げました。年齢を超えました。
多分、今年は50m手前までは確実に行くと思います。
詳しい話は誰も興味を持たないであろうから省略。
一旦帰宅してシャワー浴びてご飯食べて30分仮眠して、練習に戻りました。車内だけで2時間。
宮井さんと吉本父が来ました。
吉本父がチョコレートをくれました。こんなときに限って東田さんがいません。
珍しく全身に疲労があったので、全助走の練習だけにしました。それでも死ぬかと思いました。
来週の県ユースはやりだけ見に行きます。女子やりはどうしようかな。
月末は試合また出ます。これを引退していると言うのはどうかと思う。


8/6(土)

8/6から8/8までの流れ。

試合前なのでハンマーの投げのみ。WTなし。
5投前後で20mに絡むようになる。20mも2回越える。

日曜にも学校で投げるつもり→暑くて挫折。

月曜のハンマーは朝10時30分から。やりは出場するつもりだったがやめる。
アップはターン練習のみ20分。
2回ファールで3回目18m88。練習の1回目は20mかもしれない。
腰の痛みを訴えて5回目までで終了。
明日に備えて大事をとる。

11日(木)は練習を1日休む。

以上。9日(火)は明日。

中・高生の試合を見てて思いますが、自分の種目が終わって戻ってきて、記録・順位しか話題にしないような学校は、練習してる印象がないです。しま せん。
いつも練習してるなら、その人にとっての記録の価値というものが、周りの者にもそこそこ伝わっているはずだから。
そうなると、話題は「お互いいかにして伸びるか」ということになる。仲間のありがたさはそんなことだろうと思います。
指導者目線では取りこぼしがちな、仲間の目線のありがたさ。
しかし、記録・順位さえも話題にせず、ダウンらしきこともせず、ケアもせず、
だらだら今出てる試合と無関係なことをだべってる学校は、おそらく何 をやっても、どれだけ時間をかけても、どれだけ工夫して頭を使っても、まず伸びないでしょう。誰一人として。素養のある者も引きずってみんなして だめになるでしょうね。
私が親だったら、そんな部活行かせたくないです。たちが悪いから。
第三者の目線で見るとよくわかります。学校の休み時間みたいなのりです。授業嫌々受けて早く終われと思ってて、終わってせいせいしている図。授業 が終わったとたんに笑いが絶えない図。
つまり、試合は学校の授業と同じだ。それで記録なんか出るわけないと思う。たぶん努力しているつもりもないだろう。
これは、指導者と、その雰囲気を作り上げてきたOB、OGに責任がある。
指導者は権力者だから、気力さえ持続すれば、いつでも白紙に戻す覚悟で取り組める。先生にインパクトのある学校って、そんな感じだ。
それなりに伝統のある学校は、OB、OGによって、少し緊張感のある雰囲気を保っている。わかりやすく言うと、「いつでも強い者が現れる準備がで きている」。
それは自分かもしれないし、残念ながら自分ではなく、友人、後輩かもしれない。
それでも、伝えていく。次にもっと伝えるべき価値のあるものが現れるまで、伝えていく。
価値がなくなった古いものは、容赦なく壊す。捨てる。
そういう覚悟が必要だ。そんな覚悟をしたことがないOB、OGは、安っぽい思い出だけぶら下げて後輩の前に現れてはいけないと思うし、先輩面して もいけないと思うし、そもそもOB、OGであることを明らかにする、口にする資格がないと思う。
夏だろ?お盆前だろ?そんな連中がうじゃうじゃ帰省してくるだろ?そんなちゃらちゃらした連中が顔を出しやすい雰囲気。
思い出ってそんなに大事か。
「もう少しがんばらないとみんなの前に顔を出せない」。緊張感とはそういうことだろう。

大学を出てから元監督の退官以外でOBの集いに顔を出したことがないのも、関東ICを見に行ったのが1回しかないのも、奈良でIHがあったときも 同級生の集まりに顔を出さなかったのも、現役続行の糸が完全に切れてから高校のOB会にさえ顔を出さなくなったのも、一言で言うと理由は上記のご とくになる。
現役で必死になってる者がいる以上、思い出なんかで茶化してはいけない。
あ、普通の同窓会は一切行かない。行きたくないから。


8/4(木)

ハンマーを貸しているので、今日はやりです。追い込む練習は先週で、今日はそんなに上げません。

肩を入れる。
テーマはそこ。
それに至る経緯など、いろいろ聞きましたが、省略。
踏み込んで肩を入れて上で弾く。
これが理想型。

学校ではメディシンボールの仕方を後輩に教えてるとか。教わったことを伝えていく感じは、いいと思います。

練習が終わって、水を掛け合ってびしょぬれになるとか。
何だその甘酸っぱい光景。男子校ではそんなのはない。大学だともっとない。
青春だねぇ。


8/2(火)

宮井さんと投げてました。
1時間、よどみなく交代で投げてました。声出して投げてました。私が声出して投げてるところを試合でも練習でも見たことがある人は、ここ7年いな いはずです。
宮井さんは隣のS田先生と大学のほぼ同期で、話に花が咲いてました。弟子のS藤さん、次は何に出るんだ。
吉本父も含めたこの人のつながりの輪には、さすがに入れません。

気づいたこともあるし、思ったこと、考えたこともいろいろある。かなりある。
今日は書かない。


7/30(土)

月末のこの時期、祭りが多いようだが、今日は母の命日なのでいろいろ忙しくて、奈良に戻ってから祭りにはどれも一度も行ってない。

東田さんの体力追い込み3日目。
うん、まぁ、いいでしょう。
WTのときのテンションのどん底の低さは、「俺はまた何かやったのか」と思わせるものでした。そうなのかもしれないが。
気を遣う。これでも遣っている。今週は日常での言葉の使い方までいちゃもんつけてまるで小姑だが、なんかなぁ。
いつもなら300mなんて素直に走ってくれそうにもないが、今週は走ってくれました。
意外と走れます。長距離みたいなイーブンペースで。根性あるのかないのかわかりづらい。
体力回復は、まあ想定したくらいまではできました。
火曜は来れないそうなので、ハンマーを貸す。次に来るのは木曜。
本当に、疲れた。もう一度言う。疲れた。もっと違うことで疲れたかった。


7/28(木)

相手が自分のことを信用していないと感じてしまうのは、相手の言っていることが、厄介なことにならないように適当にその場しのぎの嘘をついてるん じゃないかと思える時。
それと、こちらの言っていることに失望しながらも話を合わせているように思える時。
要するに、正面から向き合おうとしてないと思えた時だ。

東田さんと吉本父と宮井さん。
しんどいらしいですが2回目で適応できているように思えます。
しかし2本ライン上を走るイメージでハムストリングスの付け根が痛くなるとは。
土曜はこれをヒントに若干練習内容を変えるかもしれません。

両膝が過伸展しています。スクワットがいつまでたっても回復しないわけです。
膝を固めるにはどうすれば?と思ってレッグカールをしたら、左膝には良かったのですが右膝には地雷でした。


7/26(火)

考えた。正直、IH前より頭を使っている。
わからない要素、不確定要素が多すぎる。
で、7/10〜7/16の週に行うつもりだった練習を、あえて今週行うことにした。
多分、かなりきつい。自分でするならこれに100m/20本が加わるが、それをすると3時間半〜4時間の練習になってしまう。
今回は必ず火・木・土の3日、この練習をこなす。休んだり、急な予定変更があったりで、できなかったら来週に必ず持ち越す。
今週に限っては投げの練習はここに来る以外でしてもらう。量・強度は個人に任せる。自分でしない限り投げはない。
土曜はWTとの絡みで若干変更するかもしれない。ただ、トータルで量の多いきつい練習をする方針は同じ。

見た目の体調、足首の不安定さなど、状態はさらにひどくなっている。ここでリセットしておかないとすべて間に合わない。
今以上に疲れ果てるところまで行くという荒療治である。8/8、9は調整なしで行く。技術を磨く期間が1週を割るが仕方ない。
足首の収まりのいいところを強引に見つけさせるために走りまくる、という、すごく頭の悪い方法を試さねばならない。あぁ、そんなことをしてたの か、昔の自分は。

2週間前にぶちきれなかったら今回の事態は避けられたんだろうか。
いや、体力は明らかにあのときどん底だったはずだ。
自問自答と変な葛藤が渦巻く。
正直、今日の感じなどかなり心配なのだが、心配する資格が私にあるのか。

前回のハンマー練習の映像があります。次回渡すつもりですので、忘れてたら言って下さい。


7/23(土)

今週は結局先週の半分も練習できていない。なのに練習中にすぐ疲れる。妙に大量に汗をかく。足首もすぐ痛くなる。
「なぜだろう?」と問いかけても「わからん」で済まし、なのに自分の状態は悪くないと思い込む。
自分を客観的に見つめる努力をしなさすぎだ。私に言わせれば、自己の客観視ができない者は何をしても「努力した」「頑張った」と言う資格がない。
「疲れた」とか、「しんどい」とか、そういう主観でしかものを考えられず、「疲れたけど頑張った」とか、自己憐憫でしか自分のしたことを評価しな いからだ。
だから、自分の状態が悪くなっても気づかない。むしろ頑張った自分の評価は高いんだろう。
結局それは思い出作りなのだ。失敗した自分を慰める準備もしているのだ。「しなければならない」ことの優先順位には、競技は含まれていないのだ。

冷静に考えよう。練習を再開して2週間、天候コンディションは6月末に比べてすこぶる過ごしやすいぬるい環境の中、練習量に対する疲労のアンバラ ンスさや、暑さに強いはずなのにここまで汗をかくかという事態、慢性の怪我になりかねない足首の状態。
崖っぷちで深刻な状態だと思うが?のっぴきならない事態にすでになっていると思うが?

頼むから真面目に考えてくれ。真剣に考えてくれ。
第三者の目からは、まったくきちんと動けてないんだよ。へろへろなんだよ。冬のように練習量で追い込んだからじゃないんだよ。
走らせりゃ一発でわかるんだよ。誰が見てもわかるんだよ。
頼むから、日常の自分の身体のありようについても、もっと目を向けてくれ。練習をこなしたということなんかに何の価値もないから。
本当に、こうやって言ってることをうざい説教と思わず、真摯に受け止めてくれ。
頼むから、真面目に考えてくれ。


7/21(木)

東田さんと林君。
東田さんはハンマーを21m76投げました。

2人の信用を損ねたようです。2人とも。
疲れてしまいました。対処法がわかりません。


7/19(火)

はいはい、余裕ないですよ。愛想もねえんだよ。

昨日、鞍馬の山中を軽装で雨の中、軽く走りつつ参拝したら、雨が強くなり、山道が川になりそうだったのですぐ戻りました。
左膝がぼろぼろです。左足の甲まで腫れて、よもや疲労骨折かと思いました。
そういうわけで、この2日間で精神のリフレッシュは叶いませんでした。
ちなみに、糞暑いとか雨が降ってるとかの悪コンディションの山中に篭るという
のは時折やります。他にも10km川原を歩いたりとか。40kmほど 自転車をこぎ続けるとか。
独りになるために。独りでしか遊ばないんです、ええ。よく考えたら、遊ぶ以外も独りです。

警報が出てたので練習がないもんだと思っていた東田さんは、そのせいか(そうだと思っておこう)微妙なモードでした。
前半40分は寝起きの動きです(実際はどうか知らない)。
後半は予告通りハンマーの練習 teached by 丹羽君。
利き手ためて、半身で回って、膝曲げて重心落として、肘伸ばして、背中すくめて、直線上で空ターン5回連続を5本くらいしつつ、ハンマーもって連 続ターン5回くらい5本ほどしつつ、投げは1回スウィング1回ターンで投げ、慣れてきたらターン1回増やす。
連続ターンも上手いもんです。初めてにしては。
そういうわけで、今日は大半が遠くから眺めるだけ。
ああ、この距離感。

夜の部は短距離の練習を眺めながらの勉強、という感じです。
今日は気温もほどほどで風も吹いて少し雨もぱらつくので、自分の世界に浸ってイメージ練習するにはいい日です。
精度低いけど。6本に1本ペースでしかジャイロ回転がかかってくれません。

自分が変わり者であるという自覚はないです。
この国では、他人を「普通」と評価することは否定的、ともすれば侮蔑の意味を持つそうな。んなことを抜かす社会人が昔からいる。
それが本当なら、この国は、個性と自己顕示欲をごっちゃにしている、精神年齢の低いガキの国だ。ちゃらちゃらした軽薄な国だ。安っぽいまがい物の 国だ。
いつでも見つけられるレベルを「個性」とは呼ばない。毎年現れるレベルを「優秀」とは呼ばない。
普通をないがしろにしているから、どうでもいい「個性」と天井の低い「優秀」な人間があふれる。
普通のまま、スケールアップすればいいんだ。
真に突出した個性は、歪みとなって現れる。歪んだままスケールアップして、いつのまにか優秀であると評価されればいいんだ。


7/16(土)

何かと忙しい東田さんを4時間かけて苛めてますが、夏のゴーヤのように放っておいてもすくすく伸びてくるんだろうと思います。
調子が悪かろうが今はとりあえず動いておいて、それでも足りないくらいです。

林君は意外とまとまっています。
正直、小細工はしないほうがいいんでしょう。私の考える方法がすべて空振りだ。

私は体調だけはいいです。1種目に10セットも20セットもする甲斐あって、状態だけはいいです。
膝が痛いのは5年前から改善されてません。つまり問題なしということだ。
腰(腰椎)は、こわばりが取れるのにスクワットで12セットくらいかかります。
骨棘がでかくなって椎間板ヘルニアも進行してるんでしょう、多分。 つまり現状維持ということだ。
投げると肘が少し痛くなるのは全然構わんが、中指が一関節分短くなったような感覚の鈍りが出るのがしんどい。今はこれが一番嫌だ。

皮むき冷凍みかん「むかん」というものが、AEONで売ってます。3個入り198円。
楽天ではよく見かけます。私は溶かさず硬いまま食べてます。
まぁ・・・受け悪いんだろうな。上の2人には。

行間からも伝わりますでしょうし、前回の内容からもお分かりでしょうが、出口がまったく見えません。
人がたくさんいるのも、無闇にそこら辺で音が流れているのも、外で口にするものは無駄に味付けが濃いのも(?濃い?ということだけしかわからない んだが)、冷房の冷気が耳から頬に流れるのも、全部嫌です。こうやって書くと、嗅覚には嫌なことがない。それにも嫌なことが出てきたら、たぶん限 界です。
さて、明日からの2日間で私は蘇ることができるのでしょうか。


7/14(木)

酒を飲んだら、多分すごく荒れるでしょう、今は。

東田さんは今は主にハンマーをしてますが、学校ではやりの練習もしてます。土曜に思いついた方法を忠実にしてるみたいで、腹筋の張りがそれを物 語っています。
17の高校生だから、日々成長してるのです。
菅原さんはハンマーとやり。やりは、自分なりの方法というものが見つかってるようです。

一切省略して、今の心境を書く。
生きてて何かいいことでもあるというのか。


7/12(火)

自信をなくしました。
いたるところで、私のやり方や考え方に破綻が出てます。

宮井さん、吉本父、東田さんです。
今日は時間内に自分の練習をしません。

東田さんの練習を増やすことで2週分のブランクを埋めようにも、限界があるので、走るとパタパタ音が鳴る現状から手をつける方針にしました。
股関節の柔軟性に手をつけつつ。
股割りよりも負担の軽いストレッチを3種目教えましたが、座ってする2種目は家で時間を見つけてする程度のレベルな気がする。
それでも10秒ほど伸ばして戻すを10回くらい繰り返しだけで、そこそこ効果はあると思います。
投げはハンマー。今のレベルは何を言っても大法螺。つまり何を言っても許される。

スポーツ実写映画は、『ピンポン』が好きです。って、松本大洋が好きなだけです。一番好きなのは『ゼロ』です。『鉄コン筋クリート』のアニメ化 は、漫画をアニメにすりゃいいってもんではないものの代表作だと思います。
陸上競技は記録がすべて。←この言葉の意味をすべて知りたいなら、自分の周りが男女問わずみんな上の環境で、裏方だけでなく自らの競技も全うする ことを要求される日常を送ることを奨める。弱いからって、裏方に専念しても特に誰も評価されない。「あっそう」で済ませられる。「個人競技なのに 逃げやがって」みたいな雰囲気もある。
ただし、自分の競技で自分なりの成績を残したところで、自分以外には何の価値もない。誰も応援してくれるわけでもなけりゃ、「おめでとう」の言葉 には「おはよう」くらいの重さしかない。労いの言葉は憐みと同じ意味を持つ。
大きな集団にいながら何者にもとらわれない自由と引き換えに、自分の進退は自分でいつでも決めてくれという放任を得る。そして自分よりも遥かに能 力の高い後輩が大挙して入って来る。
なぜ続ける?常に自分に問う。好きだから?一方的な片思いだねぇ。報われない恋だねぇ。純愛と思ってるのはお前だけだ。口に出した時点で、「身の程知らず」とか、「キモい」とか、ストーカー扱いされるだけだよ。自分に向けられていない愛情表現を、無関係な人間は無責任に褒めるのよ。
それでも・・・という者に待っているのは、自分が心血注いでいることが何にもリンクしていない残酷な現実。遠くにぼんやり光り輝く究極の「何か」 に向かって、ただその方向に歩けていることだけが、心が折れない拠り所となる、寒々しい心象風景。
それでも陸上競技は楽?楽な道選んでるだけじゃないの?

・・・塚本君、こんなもんでいいかい?


7/9(土)

マジ切れしてました。

林、菅原、三好、尾上、吉本一家が試合に出てます。敬称略。
肘痛からやりを回避した林君を筆頭に、各々まあまあな好記録を出してます。
なぜ今頃ベストが出るんだ、尾上。
「練習中にアドバイスしてくださった左腕の使い方が・・・」なんて泣けることを言ってくれるじゃないか。
じゃあ、なぜ俺は40m32しか飛ばない?朝から怒りでアドレナリンでまくってたから、50mくらい飛ぶかと思った。
来月投げる。嘘。まず45m投げとく。
吉本兄弟もがんばってください。

東田さんに猛練習をさせました。
左足首が内側に落ちるのは、先天的なものではなく、人為的に身についたものであるようです。過去にめんどくさいことをしてくれた人がいます。

夏の練習は、暑いというだけで体力が消耗しますから、中身のない練習でも「きつく」なります。
ちょっとやそっとでは、実りのある練習にはならない。でも、しんどい思いをすることを免罪符にしてはならない。
シビアに、貪欲に。


7/7(木)

機嫌が悪かったです。すみません。

東田さん復帰です。機嫌が悪いのは彼女に何の責任もありません。むしろその逆
なんだが。
私以外は「いやぁ、色白くなって・・・」と言ってくれてました。よかったね。
林君と菅原さんが時間差で来ました。この二人にも当然何の関係もありません。
一応私も含めて男性3人は、土曜に試合に出ます。

体力回復のメニューです。雨だし。
試作ハンマーの耐久性チェック。結果:不合格。要改善。
ちなみに、晴れてもよく似た練習内容にするつもりでした。

男性3人が少し残って、投げの形についての議論。

で、今も機嫌が悪いことを再確認するわけです。


7/5(火)

地デジ完全移行まで後わずかで、環境は移行しているのに、テレビをすっかり見なくなってます。
窓際に作った緑のカーテンを、気がついたら1時間眺めてたりするからです。

火曜日は宮井さんの日です。
今日の話題は、私が過去12年、誰に教えても誰もわかってくれない「肩と体幹で弾くだけで、地面と平行な姿勢のままふわっと浮いて胴体着陸するよ うな投げ」です。
前回林君と尾上君には見せてます。この半年は「上で弾く投げ」とか「上で押す投げ」と表現してます。
かつて坂口正芳さん(年齢別日本記録を参照してみよう)も月陸だか陸マガでも紹介したことのある、割りとよくある練習法、なはずなんだが。
穏やかに流れるやり投げ談義。

お前たち若い奴らが永遠と思っている時間を、俺はとっくに生きている。


7/2(土)

一生懸命やったとか、自分では努力したとか言うのは自由だが、そんなことを臆面もなく言う連中は100%、間違いなく努力してない。
その言葉の前には「したくないけど嫌々」という部分が省略されてるからだ。
自画自賛は妥協と堕落以外何も生まない。でもそれが許されるのは、ちょっとばかり自画自賛したところで、次から次へと降りかかる現実の厳しさはそ んな甘さを一蹴するから、少しくらい自分を誉めとかないと持ちこたえられなくなるからだ。
泣き言を言う奴は、無意識のうちにそれを聞いてくれる人を想定している。
あぁ、うざい。

林君と尾上君です。
林君は、おそらく来シーズンからは競技の続行が難しいので、この夏は崖っぷちモードの練習になります。
尾上君はマイペースです。
私はとうに引退してます。試合には出てますが。


6/30(木)

今年の夏は、電力事情とか関係なしに、エアコンなしでいけそうな気がする。
ここ3日間で確信した。汗だくで昼寝もしてみたから間違いない。
ただし普通、昼間は家にいないぞ。車はさすがにエアコン入れるぞ。
誰も同意してくれない。

吉本父だけで、つまり自分の練習をしたわけです。
全助走のリズムをようやく思い出す。でも飛距離は伴わない。
私にとっては、スピード≒リズムなので、まだ全助走のリズムを詰め切れてないということでしょう。
ポイントは、やはり右足で蹴らないことです。
クロスからなら、いつでも40mは超えます。今日も最高は42mくらいだ。こんなのだらだら踊ってるのと同じだ。
ただ、何なのかこの初速の遅さは。
そして、汗はかいているが、少しも運動した感じじゃない。

「ここで投げ込んで、どうなるっつうねん」
吉本父と、そんなことを話してました。
若い者はわからなくていい感情です。

21日にも書きましたが、何かが違うのよ。
一見穏やかで、リラックスしている日々。PCのメモリを片っ端から増設して、自転車を久しぶりにいじって、ゴーヤと琉球朝顔で緑のカーテン作っ て、文庫本5冊買って読破に5時間かからず、誰かノートPCかタブレットPCくれってしつこくアピール。
水分たくさんとって、牛蒡うまいなとか急 に言い出したり。そういうことじゃないんだ。
肝心なことから目を背けてるんだ。


6/28(火)

6/27は秋田君の誕生日だったわけです。
Facebookで「40代が楽しみ」とコメントしてたので、「40代には良いことなど何もない」と送ったら、「そのコメント、待ってました!」 と返ってきました。
これはきっと周到に仕組まれた罠だったに違いない。気付くのが遅かった。
ちなみに、彼はまだ36歳です。メッセージを送るなり、プレゼントを贈るなり、祝ってやってください。
最近は自転車にはまっているようです。サドルを大量に贈るなんてどうだろう(嘘)。

あと20年若かったら。
常にそう思ってます。一時も休まず。かきむしるような心境で。

宮井さんと吉本父という、みんな私より年配なラインナップ。
誰も来ないと思ってたので、自分が練習するモードでした。したんですけど。
全助走と、体幹始動と、右足つま先で蹴らない投げ動作。最後が少し厄介。具体的手段は林君にさせているものに似てます。
リズムが悪くて全助走から投げれません。まぁそれでもあっさり42m飛びました。この距離は筋力も技術も要らない。
宮井さんは、これから主に火曜に来られるそうです。濃い技術論が飛び交う曜日になることでしょう。
吉本父は、今日も隣の恩師と談笑。その脇で投げてる今の弟子は、一体いつが今年のピークなんだろう?

珍しく、これだけ書くのに1時間かかりました。


6/25(土)

林君の修正・リハビリメニュー。
・スローイングサイドの一体化。
・非スローイングサイドの動きの起点を内股に変換。体幹のねじりをなくす。
・肘が伸ばされた状態での上腕の回内・回外、肘を伸ばしながらの上腕の回内の
強化。


6/23(木)

東田さんテストでしばらく来ません。
林君と菅原さん。宮井さんはやりには来ず。

思惑がすべて空回りで再考を余儀なくされている。


6/21(火)

そりゃ去年の今頃よりは、断然精神衛生上、健康この上ないけどな。

東田さんの大きな試合が一段落ついたので、いろいろ底上げしてみましょう。
専門はやりですが、今後はハンマーも砲丸も円盤も、最初に少しずつ全部します。
今日はハンマーを導入。メディシンボールも久々に4kg。
やりは、指にしっかり引っ掛けて回転を加えることを試す一日。
暑いのは苦手だが、冷房が効いたところに長いこといるのも苦手。大変です。

菅原さんも来て、蒸し暑い中、集中力が切れて変な間ができることもなく、それなりにまったりとできました。
菅原さんは、体側を使うことも大事ですが、今日は持ち味を活かすことに重点を置いて、少々開き気味で正面を向いても良いから、力強く投げてもらいました。
試合で100%になるイメージ。

前回まで書いたもの読んでますと、いろんな方面に喧嘩売ってます。
今日はやめときます。あたためてたネタはありましたが。
自転車とかAndroid3.1タブレットPCとかノートPCとか、物欲はあるわけよ。去年と違って。誰か頂戴。
食べる量も増えたし、アイスクリームうまいし、生命力は上がっていると思うんだ。
何か違うんだよ。


6/18(土)

体育・スポーツの分野にも民俗学というものがありまして、足元で洗濯するときにしゃがまずに膝を伸ばした前屈姿勢でする部族を紹介したりだとか、 頭に荷物を載せて移動する習慣のある人たちの首の形状を調べたりだとか、祭りのときにするその土地土地の運動つうか試合つうか、そんなのを調べたり、子供の遊び方を調べたり、なかなか興味深かったりします。
正直あまり人気があるとは思えませんが、研究成果にまじめに目を通してたりすると、思わぬ発見があったりします。
ラグビーとかボクシングとかフェンシングとか、体育系の大学時代も含めて、私にはあまり縁のなかったスポーツがやたら行われている高校に通ってい る東田さんの話は、同じ理由で興味深いです(ただ、私はイギリス発祥のスポーツ全般に見られる能書きがどれも大嫌いなので、そこは大目に見てください)。
この文科系学問の研究手段、フィールドワークは、中立な立場でものを見ることが大事、なんて言い草は過去のもので、自分の立ち位置もまた広大な世界の中の特殊な一例、ということを理解しておかないと、痛い目にあいます。
えてして、そこら辺が甘いと、身勝手な推測をしてしまうからです。
ナンバ、についての世間の理解などが、良い例です。
手足が同時に前に出る歩き方、走り方だと信じている人がまだたくさんいます。
あんなの劇作家・武智鉄二が勝手に言ってるだけだろ。
ほとんど根拠のない推測じゃないか。
まあそれは置いといて、様々なスポーツのトレーニング手段を見聞きしていると、「?」と思うことが多々あります。
それは、陸上競技のトレーニングは、「今はきつくても最終的には楽になるように、体力も『技術も』発達させる」という前提が暗黙にあるからで、 「楽な方法を探す」ということが決して悪いこととは捉えられていない、ということが原因だと思います。
つまり、きついことだけが求められ、楽な動き方、方法を探ることがいけないようなトレーニング方法が、存在する。
言い方変えたら、これ以上楽なトレーニングはない。気合しか要らないからだ。
そうやって思い出だけが募る。

東田さんはハンマーへの情熱を漲らせています。

胡蝶の夢、さながらのリアルな夢を、ここ3年ほど続けて見ます。胡蝶の夢の意味は各々調べるように。
精神的にやられてしまったときに、思い出したように見ます。登場人物からロケーションから建物の形から道路の詳細まで、がっつり紙に書き出せるほ どです。
何人かの登場人物や状況がこちらの世界と重複してます。
夢で見た出来事の不条理さ、馬鹿馬鹿しさから考えて、多分その夢は現実ではないと思うのですが、目覚めて10分くらい、真剣にどれが現実なのかよ く迷います。
目覚めの気分を一言で表すと、とても寂しい。


6/16(木)

ああ、誰も来ないや。

近畿IHでした。
30位でした。
調子は悪くなかったです。
2投目のファールがもったいない。
3投目で、右足また捻挫。
あ゛〜、、。

俺は本当にやるべきことをやったのか。


6/14(火)

自分のことを「科学者」だと思い込んでる体育・スポーツ関係者には、以下のよ
うな勘違いをしている輩がいる。

1.時代を超えた永遠不滅な真実がひとつだけ存在すると思っている。
2.世の中の大半の人物はその真実が見えず、自分たちだけが真実を一つ一つ明らかにしていると思い込んでいる。

おめでたいったらありゃしない。
「時代を超えた〜」この部分がそもそもだめだ。「ひとつだけ」これで止めを刺している。
2に関しては、キリスト教的史観を超えられない、歴史観の貧困さむき出しである。薄っぺらい功利主義を「科学」だと盲信している。

例えばだ、古武術的動きが優れている、とする。
優れていると思うのは、功利主義な観点から動きの効率が良いと思えるからで、でも世間の大衆はその良さに気づいておらず、この時代を超えた優れた 動きに、自分たちだけが気づいて、現在白日の下にさらしている、と得意満面になっている、ようなものだ。
じゃあ問う。
そんなに優れたものが、現在まで世間の大衆の生活の中に残っていないのは、功利主義の観点から考えて、なぜなのだ?優れているのになぜ残らないの だ?
それと、この数百年の間、お前たち以外に気づいたものは本当にいなかったのか?そうだとして、なぜ今なのだ?

廃れていった原因に対する考察がない。現在注目されるに至るまでの時間の経過に対する考察がない。
「真実は時代超えてひとつ」などと判断停止しているだけだ。ただの怠慢だ。

ネタは週末からいっぱいありましたが、今日は以上だけにします。

東田さんは好調です。
でも、私は少しも心が休まらないのです。
なぜだろうね。
多分近畿IHが終わってもそのままだ。
東田さんのせいじゃない、と思います、多分。

結果を残せば、頼んでもないのにみんな理解しようとしてくれます。
「昔から注目していた」などと言い出します。


6/11(土)

髪をばっさり切りました。
そして、左右編みこんでみました。多分今日一日で編みこむのはやめるから、写真でも撮っときゃよかったです。

今日も東田さんの調整。
WTも含めて全体を軽めにして(反復回数を減らす)、それも時間をかけて。
投げは体幹の起しを強調することを試す(私自身は今の投げの延長上に体幹の起しがあると思っているから、あまり大きな差があると思ってない)。
・・・思ったより疲れているので、あまり詰めて試さない。飛距離は結構ある。
前回はその前の日走った影響が大腿前面の疲労となって現れ、今回は昨日の助走10段の影響が助走の想像以上の軽さとなって現れる。
練習内容に対する反応が即座に、かつシンプルに現れるのは、調子の良い証拠だと思う。
昨日は投げてない+200mも走ってないので、そのまま落としにかかります。日曜全休、月曜は満遍なく練習量を減らす(特定の部分を強調しない練習内容)。
逆チューブ引きの影響なのか、振り切りが劇的にスムーズになり、自分なりの「型」ができてきました。
これも、練習内容に対する即座でシンプルな反応だと思います。
居残りはやめました。

夜の部は、公式にはフィールド種目は無しになりました(というより、ならスポーツネットワークさんとのコラボレーションはされません。というのはならスポの「ランニングクラブ」に「投擲」がないので、、)。
つまり、今後も居残りというかたちで行います。ただで。曜日限定無しで。

練習中にはいろんなことを言ってあります。
かなり細かいことを実は言ってるのですが、細かすぎるのでここでは書きません。
どういうわけか自分が今テンションを上げるのに苦労している状態で、周りに悪影響を及ぼしてないか少し心配です。
多分及ぼしてるんでしょう。
久々に悪夢の日、月曜日です。

当然のことながら、冒頭の話は私のことじゃないです。
90年代半ば、男性の長髪が流行ったとき、試しに伸ばして見たら日に日に長州力に似てきて、それでも伸ばしていずれ辮髪(筋肉マンの登場人物ラー メンマンの髪型)にしてやろうと思ってたのですが、モヒカンは笑って許してくれた人たちも気持ち悪がりだしたので、志半ばでやめました。
やめといてよかったです。


6/9(木)

高校までの英語の授業の成績を上げたいなら、教科書の丸暗記ができたらそれで十分だが、大学入試あたりから、暗記で英語は対応できなくなる。
行っても偏差値60前後までしか行かない。そもそも、そのレベルだと大学に入ってから苦しむ。大学の外国語は専門分野の外国語だから、逐語訳(単 語を一つ一つ日本語に訳すこと)を丸暗記しても、文章の構造がなっていないと、日本語として成立しない文章になってしまう。
逐語訳は、外国語を日本語のまま理解しようという、無謀な試みに過ぎない。
たとえば英語には、日本語には存在しない文法がある。完了形だ。時間の「幅」を扱うこの表現を理解しない限り、高校英語の肝である仮定法も絶対使 いこなせない。
異なる言語なのだから、全部自分の母国語で、母国語の文法で表現しようというのが図々しいのだ。
じゃあどうやって偏差値60の向こう側に行こうか?答えは簡単だ。自分の母国語で考えないことだ。
英語なら英語で考える。「日本語訳せよ」と問われない限り、頭の中でも日本語にしない。当然逐語訳もしない。大体そんな時間は無駄だ。どうがん ばっても絶対知らない単語は出てくる。どうするんだその時?
takeという動詞がある。手許の辞書だと動詞の意味で約25、名詞で3。熟語、例文あわせて合計2ページを費やしている。そんなものいちいち覚 えてられない。
この動詞は、自分の外側にあるものを自分の側に引き込む、どうにかするというニュアンスで用いられる。このニュアンスを日本語ではなく漠然とした 概念で覚えておけば、見たことない熟語も大体の意味が理解できるようになる。

要は、自分の使い慣れてる基準で他者を理解しようということが、乱暴で無謀で低レベルだ、ということだ。

東田さんの調整はまあまあです。昨日きちんと走った疲労(披露ではない)は残ってますが、技術的には十分です。
明日は跳んで下さい、助走10段。5段って言いましたっけ。でも10段。5本。投げて、最後は200m走ってください。
林君は新たな試みを今日も。東田さんがあっさりできることを、改めて試します。

製図検定、でしたっけ。頑張って下さい。


6/7(火)

最近の一番のトピックスは、ルーニーの植毛。

個人的な意見です。
食事は、体力を使います。栄養が吸収されるまで、内臓は負担がかかり続けます。筋の再生はその後で、そこでもエネルギーを使います。
極端にたくさん食べるとか、消化に時間がかかるものを食べるとか、即座にエネルギーに転換される糖質をたくさん採るとか、逆にエネルギーにならな いのに
場所だけ占める繊維質をたくさん採るとか。
体が驚く。
一時的に、絶対しんどくなる。
少なめの食事をこまめに取るとか、味付けを薄めにするとか、エネルギー摂取が第一の食事は、食事で疲れない工夫がされてる、と思います。

東田さん、お疲れです。
今週前半はきつめに。投げて、残って体力作り的なことして、最後ちょっと跳んで走って。
明日は延べ500m走ってください。できればダッシュ。
明後日は今日と同じような流れにしますが、披露の度合いで内容を変えます。

水田に生命の気配が増大するこの時期、午後11時以降にそのあたりを小一時間走っても、誰もいないので捕まることはありません。
小・中学生のときからしてるから、間違いないです。
それは、住んでるところが田舎だからです。


6/5(日

IH県予選最終日なわけであるが、吉本次男は順位だけ見ると華々しいデビューだが、おそらく試練としか言いようのない結果なのだった。
でも、彼がそんな結果さえも、超大作映画・大河ドラマ並みの風雲急を告げる疾風怒濤などラマの始まり、と思えるくらいの精神のたくましさを持って いる、と私は信じている。

『スラムダンク』からの一節、
「アメリカの空気を吸うだけで、僕は高く跳べると思っていたのかなぁ』

大学在籍時、競技力の低い自分が競技を続けていられるのは、大学の施設、雰囲気、競技レベルの高さ、そういったもので勘違いしているに過ぎないの ではないかと悩んでいた時期がある。
悩むも何も、その通りなのである。
だから、環境・施設に依存しない練習パターンを確立し、競技成績に振り回されない競技者としてのあり方を自分なりに定義できたとき、初めて競技者 としてまっとうになれたと思う。
思っただけかもしれないが。
思い出を積み重ねるためにするのではなく、今現在、自分の足で立つためにする。
これでどこに行ってもできる。大学で働くことを夢見ていたので、全国どこでも行くつもりだったのだ。
スポーツに限らず現代社会では、人間は自己の能力を外部に肩代わりさせることによって、より高度で膨大な恩恵を手にしている。
何も覚えなくても大丈夫だし、自分の足で歩く必要はないし、作らなくても売っているものを買ってくればよいし。
必要なのは意志だけ。
それだけなのに、文献がなくなったりネットがつながらなかったりで思い出す手段が潰えた瞬間に、思い出そうという意志は折れる。
公共交通機関が止まったら、代替手段がないのかと苛立つ。
売ってなかったらもう工夫する気もない。
外部に肩代わりさせる恩恵は、依存と呼ばれる。
依存の対極にあるのは、自由だ。すなわち意志を自分自身に向けること。

インカレを見ても、IH予選を見ても、微妙な苛立ちが消えない。
もっと知恵をふりしぼれ、戦えと、ずっとささやく何者かがいる。


6/4(土)

褒められるのは苦手です。柄じゃない。

吉本兄弟のIHの結果はトップから。
まだまだ。

参加者は、東田さん、西川君、菅原さん、吉本父。
早速2週間後の対策。
試したのは男子やりの突き刺し、逆チューブ引き。
現在ブレイクスルーの突端にいます。
目標は変わらず「40m」です。

「筋力がある」というと、スピードがゆっくりで、動きもそれほど大きくなく、緊張してこわばっている・・・というイメージがありますが、んなこと はありません。
特に前者2つ、先入観以外の何者でもない。
多くの人が東田さんを、30mダッシュみたいな助走が取り柄の、小柄で非力な人だと思っているのではないでしょうか。
違います。
スピードはむしろ普通です。遅くはありませんが、抜群に速いわけではないです。
跳躍力はないです。リズム感は微妙だ。動きの大きさは体格相応。静的柔軟性はあります。
筋力は、かなりあります。
東田さんそのものを見切っていないというよりは、筋力がある者に対するステレオタイプが、判断を見誤らせているのです。

明日は男子円盤を見に行きます。


6/3(金)

奈良県IH予選です。
東田さん33m34で4位です。近畿IHに行けます。

塚本君のために掲示板にも書いてます。
twitterもfacebookも書き込んでますが、反応はあるのでしょうか。

細かいことや、記録云々言い出すといろいろあるのですが、この瞬間の喜びの99%は当事者本人のものです。
どれだけ、どのように、誰と、喜びを共有するか、あるいは独り占めするか、すべて自由です。
他人の出る幕ではありません。
感謝を強要するなどもってのほかです。

私が今の心境を述べるのは、その気がなくても「俺がしてやった」感がどうしても出てしまうので、述べません。
大人しくしてます。

ようやく少し仮眠が取れるし、胃に穴が開く心配もないのですが、既に、波一つなく静まった水面のように冷静になっている自分がいます。
まあ、自分が投げたわけじゃないから。


6/2(木)

本人以上にびびっています。

調整です。18時間前のアップという位置づけ。
東田さんと尾上君。

真価が問われます。


5/31(火)

雨が上がって、雲が風に流されているが、まだ日は出ていない空が好きです。
風が少し強めで、湿度もまだ少し高めで、気温が高くも低くもない。
スイッチが入るのです。
別に他意はないです。

他人の調整がこんなに神経を研ぎ澄まされるものだとは思ってませんでした。
完全に精神が試合モードになってます。ただ、自分では何もできない。

東田さんと菅原さん。
調整モードなのでゆったりした練習。昨日は結果として疲労が抜けたようです。
正直、今日は仕上がりが7割です。でも、今日9割以上だと、この後かなり難しくなる。
焦らない。

夜の部はもしかしたら今後三好さんが来るかもしれない、ということで、練習を少し考える。
今日は短距離に混じって骨盤を意識する練習をしてみた。
難しいが楽しい。

部屋の掃除をしたら、何も捨ててないのに床面積が1割アップしました。
なぜだろう。


5/28(土)

西川君に頼まれた資料が完成しませんでした。自宅の六畳間の10台(9台と思っていたが10台だった)のPCがぐちゃぐちゃなカオス状態になって るからです。
システムの一部を読み取り専用のファイルサーバに変更したのは良いが、どこに何があるのかわからなくなってしまった。
しかもハードディスク1台マウントしやがらねえ。多分windowsでは認識するんだよ。こういうところが不愉快だ。
明日中に頑張って完成させます。ついでに、この部屋の惨状を写真に撮っていろんな人に見せてやろうと思います。

東田さんと林君と西川君。
東田さん元気ないです。疲労がたまっている感じはありますが、それだけでもないような気がします。
指導者はメンタルの調整もできなければいけないんだなと思います。そういうの上手い人っていますよね。
雨が続くようなので、今日から思い切って練習量も強度も大幅に減らします。
ちなみに、今日はハイクリーンを50kg挙げました。
林君と私も交えてのWTで、種目数3、セット数も回数も強度も控えめ。
後半はメディシンボールと補強のみで、大半は西川君も交えたやり投げマニア話。
いやぁ、すごく楽しいぞ。
O田S午ワールドに引き込まれそうな西川君。大学が移った時点で予想はしてたが。
めくるめく広がるやり投げ談話に、東田さんはあまり興味を持ってなさそうに見えました(違ったらごめんなさい)。
今思えば、大学〜大学院のときも、この手の話に盛り上がる女子はほとんどいませんでした。例外はいましたが。
そんな感じで、今日はまったりと休みながらの練習。

練習中にも言いましたが、指導する側も不安になって、こんなとき無闇に練習量を増やしたくなるのです。
我慢します。

雨が降って、窓を閉めて寝るようになったら、体調が戻りました。
だめな人です。
前回の流れで、facebookとmixiに入ってみたら、いきなり同級生を見つけました。でも、そこから何をして良いのかさっぱりわかりませ ん。
このままtwitterと同じように何もしないまま放置する気がします。

台風も来ているので、思い切って練習量は下げても良いです。
私がこの半年で与えてきた練習量は、決して少なくありません。私が頭を悩ませた時間も、あなたが疲れて寝てしまった時間も、いろんなことを思いつ いて試した時間も、どれも他の誰と比べても遜色ない。


5/26(木)

40代男性って。仕事してる以外に生きてる意味あるのかなどと考える毎日です。
おそらく日本の人口構成の中で、最も消費に直接貢献してなく(稼いだ金額が大きくても、消費に至るまでのきっかけは、本人の意思によるところが少ない)、感受性も鈍く、最も学習してない。
今すごく大胆なことを口走った気がする。
私自身、IT関係の各種サービスにまったく興味がなく(ハードウェアにしか興味がない)、自分から情報を発信することの魅力がわからない。
今日はそんな話題から始まった。
しっかし、この精神の下方向の振り幅のでかさは何だろう。家族がいたりしたら、そういうことがなかったりするんだろうか。
こんなことを考えてしまうのは、「体調が悪いからじゃないですか」と言われた。そうかもしれない。お腹痛いし。
すると、「窓開けて扇風機に当たってるからです」と、今日だけで3回以上責められる。気分が萎えてるので叱られているようにしか思えない。
さて、前者、後者の発言は、誰のものでしょうか。両方とも心配してくれていると、好意的に解釈してしまう今の私。

東田さんと林君。
東田さんは疲労のたまり具合から、今日から練習強度を落としていきます。
林君は少しずつではありますが、体力の回復が見られます。
休めばいいってもんじゃない。それが今日の2人に共通するテーマです。
東田さんは今日から調整メニューといっても良いでしょう。本当に胃が痛くなる。近畿も梅雨入りしたので、うまく利用して強度を抑えたい。
林君は逆にこれから上げてけば良いだけです。

明日しなければならないこと。
メディシンボールの修理と重量計測(先日購入した中国製の秤をフル活用する)
西川君に頼まれた資料の作成
だけだったか。
何か忘れてる気がするぞ。

「たんぞう」と聞いて、どんな漢字を書くと思いますか。
「胆臓」と思う人は私と同じです。何だ、何か不満があるのか。
胆嚢(たんのう)と言う方が一般的か。
でも、最近の投擲では「鍛造」で会話が成立します。うちのPCのIMEも最初の変換で「鍛造」と出ます。
頑張ってレポートを今日中に書いてください。


5/24(火)

夜の部に誰も来ないのですぐ帰りました。

直前にサブに変更になって万々歳です。
残念に思っている人もおられるのでしょうけど、何年か前にはあるスタッフが「メインでやるだけで喜んで人が集まる」などと見通しの甘すぎることを 言ってたんですが(本当だよ。投擲なんか存在してないような感じでいつも言ってたのよ。)、今やそこまで我々は会員様を舐めてはいません。
投擲はメインだと少しも嬉しくないです。メインですることに何の益もない会員・コーチがいるということを、声を大に大に大にして主張しておく。
そもそも、練習に適した環境と、試合に適した環境は、同じではない。そこを勘違いしている自治体が、日本中にたくさんある。
どちらにも適しているとは言えない国立競技場という稀有な存在もある(サブトラックがないのが致命的)。

4/19とほぼ同じような理由で、東田さんの機嫌がとても悪かったのでした。今日は早くに始めることができませんでしたし。
加えて、疲労もしっかり溜め込んでいるようです。虫刺されも少し痛々しい。
綿も飛び交い、よくわからん天気で昼間とは打って変わって少し気温も上がって、機嫌が良くなる気配がない。
足取りが重そうかな、と思ったら、こけました。大事無くて安心しました。不機嫌爆発するか、と思いきや、そこは平静に乗り切ってます。
こういうところはすごいなあと思います。
膝の擦り傷が痛々しいです。よくよく思い出してみたら、こけても上半身にまったくダメージがないです。本当にすごいことかもしれません。

ハンマーの4kgが来たので投げてました。20mくらいです。まだまだ伸びるでしょう。

今日は、練習量をきちっと追い込めているということで、少しだけ量を落としました。

今日渡した資料は、Silke Renkが一番参考になると踏んでいます。

言葉にしがたい心境です。あと10日ほど続く。


5/21(土)

今から書くことを実際にしてみよう。
1.気をつけの姿勢(直立不動)から、両足で軽く前に跳ぶ
2.体のラインは真直ぐ一直線に保ったまま、30度くらい後傾してかかとから接地する
3.後傾して接地したまま、右膝を曲げつつ右足は後方に蹴り、左足は前に思いっきり伸ばす
4.後傾を保ちつつ、左足を地面に思いっきり突っ張り、後ろに蹴った右足で後傾した体を起こす
5.起き上がったらそのまま前に両手を広げて体ごと地面にダイブしてみる
・・・やりで言うところの、後傾してためを作って、の流れの部分の腕の動作を省いた感じ。
実は、1〜2で「軽く」ではなく「思いっきり」前に跳ばないと、多分できない。
ついでに、2〜3をまじめにすると、接地した左足で後ろに跳ね返される。
1〜4をまじめにすると、勢いは失われて、右足の力だけでは5はできない。
この動作には、実は矛盾がある。動きの中に方向が相反する部分が常にある。どこかでどちらかを「抜かないと」動きが完了しないのだ。
さらに、この動作は、3〜4の右足の蹴りだけでできるような軟弱な代物ではない。1に至るまでにある程度勢いが要るのである。
それは、簡単に証明できる。大体でもいいからできました、という人は、次のことを試してみよう。
できたときよりも、ゆっくりとしてみる。できるなら、静止状態からしてみる。
2の姿勢は静止してはできない。3の動作をゆっくりするには、後方に蹴る右足だけで立ちつつ、左足を前に出さないといけないことになる。
つまり、1〜3で後傾を抑えて両足を接地したままにしないと、見た目が似たものにはならない。

スピードを抑えて後傾を作ってためを作る、なんて言い草は、ブレーキをかけて動きを止めて常に重心が安定した真下の部分にあるようにする、の言い 間違いと言っても良い。
こんな下らない言い様がなぜまかり通るのか。
おそらく、体が前に起きて突っ立ってしまっても投げが成立するような人種、つまり、地肩が強い連中が下に叩きつけるのを防ぐ目的で、このような指 導が生き残っている。
ブロック、と称されて指導されている動作の9割以上が、ただのブレーキだ。

言いたいことは山ほどある。いい加減、ふざけるなと言いたくなる。
私は怒っている。今に始まったことじゃない。一人にじゃない。
正直、もううんざりだ。今でも短距離の練習で腿上げをしているのと同じくらい不毛だ。
本当のところ、怒りを向けるにも値しないと思っている。レベルが低すぎて。

東田さんの投げは上記の流れとは違う。
通常の、右足接地時に後傾とためができている構えとは異なり、右足が接地してからかかとを踏みしめる動作で後傾とためが作られる。
この時点ではまだ右足は後方に蹴られていない。基本、蹴らない。
今日試したノーリバースの感じで、ほぼ確信している。

東田さんのフルスクワットは70kg、スナッチが先週を更新して32.5kg。
その2種目ベースでWT。林君も一緒。
軽くメディシンボールを林君だけする。クロス走+ジャンプで追い込む。
吉本父と尾上君合流。
東田さん投げる。林君は前後の動きの幅を大きくすることをテーマに補強+クロス走。
東田さんばてる。想定内。ノーリバースでも悪くない動き。この疲労の中、30超えは1本。
最初に書いたようなことを上記の3倍くらいの内容で話す。
他人の動きなど理解しなくて良い。貪欲に自分のことだけ考えてれば良い。
だが、それを許さない状況がある。自分の動きを、相手がまったく理解もしてなければ想定もしてない節がある場合だ。

アイスがおいしかったり、ガーリックのにおいがして元気が出たりと、練習そのものはしんどいなりに楽しかったと思うんですがね。
明日は乙 種第四類にがんばって合格してください。


5/19(木)

夜の部は、試験的運用です。
会員様にも無料で提供しております。その代わり、我々にも手当てが出るわけじゃありません。
よく考えたら、私が個人的に林君などに以前からしてることと同じです。曜日限定もないぞ。もっと言うと時間限定もない。
ただ、誰が来なくても火、木はとりあえずいるようになっただけです。

東田さん、林君、吉本父(時々ここに書き込むのを忘れてます。すみません)。
東田さんは練習前からすごく機嫌が良かったです。テストが明日で終わるから、だそうです。そうですか。
練習は、前回と同じく走ってメディシンボール投げて。林君すぐばてる。途中からなぜか福田コーチ合流。
合流する前に実は保持走+クロス走それぞれ100m(つまり100m曲走路一往復)をしてるのですよ、福田君。
東田さんはそこから投げ20本。林君は体力回復目的のメディシンボール。福田君は10本投げるつもりで5本でリタイア。また来て下さい。
多分、世間のあまり練習してない高校生は、1回の練習で10本も投げてないと確信できました。
東田さんはほぼすべて30mを超える投げ。その後パワフルになってきたハンマー(スイングからの投げ)。
技術的にはOKです。一見止まっているようにも見える、後ろで踏みしめてためを作る投げがそこそこ定着してきたので、このタイミングで走練習を入 れました。
重心が下手に浮かなくてよろしいです。今のところバランスは絶妙です。地面を蹴って重心が浮くようになったら、またリセットします。
久しぶりに「お腹空いた」の連発でした。
私の夕食のネタが尽きていたので、「何食べたらいいだろう」と訊いたら、焼きそばとか焼きうどんとか、なぜ炭水化物の焼いたやつばかりなのか。
絶対そういうのが食べたかったに違いない。希望は叶ったのか。
夜の部に入って林君の居残り練習。これまでその内容を詳しくここで述べたことはないはずです。叩くハンマー振り回してんです。
練習は1時間弱で終わって、その後は国家百年の大計を考えたり、アルカイダとアメリカの対立に心痛めたり、恋話に盛り上がったり(全部嘘)。

微妙な小ネタは今日もたくさんありましたが、微妙すぎてここで書くほどのことはないです。あえてひとつ選ぶなら、「はさみがない」とバッグに手を 入れたら中から3つ出てきた、ということくらいです。私の話じゃないですよ。


5/17(火)

いきなり告知・宣伝。
非公式に一部に伝えていた、夜の部が今日からいきなり始まったのです。
トップページを参照してください。
投擲の活動は、基本正規のものを投げる以外全部です。安全だったら何でもいいです。
補強、技術チェック、メディシンボール、クロス走、ハンマーのスイング、ターン、チューブ引きなどなど。来る前にご一報いただけると準備が楽で す。
5時から来て居残って途中で帰るのも可。7時から来てすぐ帰るのも可。今のところ、テスト運用なのでB会員でもカウントされない(ここが重要 だ)。
何ならもっと遅くまで居残るのも可だ。俺の車を移動させてくれる時間だけくれ。

ここ数日、すこし涼しくて、天気が良くて、ちょっと風が吹いて、今は亡き吉田雅美氏(大学の先輩で面識もありました)なら、「空気の密度が薄くて やりが飛ぶ」と言ったであろうコンディションです。
週末、関西インカレがありました。西川君が一部やりで優勝しました。
優勝が決定しても「西川、もっと喜べ」と応援席側から言われている姿が印象的でした。
他の人の結果は関西学連からたどって見てください。
インカレを通じて考えたことは、向かい風のやり投げについてのことと、やりの長軸回転(スピン)の重要性です。
ここでは書きません(かなり長いから)。

ああいう試合を見に行くと、出ていない連中とかOBとか、そこら辺からにわか解説者がスタンドのあちこちで身振り手振り交えながら、99%中身の ない、50%は明らかに間違ってる話をしだします。
大体、出てなくてここにいるだけでお前は人畜無害な有象無象だ。そして無念にも出れなかった者は、黙って青白い炎のようなオーラで他人を寄せ付け ない雰囲気になってるもんだよ。
何だろうな、この浮かれ具合。昔から好きじゃない。ここら辺は私の経験が多く混じるので、聞きたい人にしか話しません(そんな人いない)。
今回もずっと俺の右前で「アゲンストのときは・・・」と繰り返してる奴がまあうるさくて、そいつの言葉が神の力で花やトランプや万国旗や鳩やうさ ぎになって口からぼろぼろこぼれてくれればいいのに(それでもごみに変わりない)と思いました。
何て言うんですかね、祭りですよね。多くの学生にとってインカレは。最初からテンションあがって、予定調和な感動が待っている。
そんな中に、先ほどの青白いオーラをまとった人や、深く水中に沈む石のように固い意志でただ競技を眺める人が、ぽつんぽつんといる。この人たちに とっては祭りではない。
そんな感じの人たちの方が共感できます。
でも、世間の人たちは、スポーツそのものを祭りと同義に思ってるのかも知れない。私みたいな者は、祭りの次の日から来年の祭りの準備をする人のよ うに思われてるのかも知れない。
そんなことを考えました。

で、今日の練習の話です。
テストが始まってるそうです。すこし早めで助かります。テストそのものは気合で乗り切ってください。
予告通りクロス走(+メディシンボール)を最初に入れて、それから投げ。
距離のコーンをこっそり5mずらしたのですが気づかない。集中できてるのかできてないのかよくわかりませんでしたが、まあまあ良かったです。
とりあえず30mが練習レベルで当たり前になってきました。ようやくです。
右足も完治してるわけではなさそうだし。学校では走るメニューはカット。
またチューブ渡すの忘れた。家にあるのでしてください。希望があれば木曜に渡します。
IHは金曜、参加はまさかの13名です。
陳腐であんまり使いたくない言葉ですが、頑張れ。

できることをひたすら考えます。
窓全開で夜を過ごします。「風邪ひいてるんじゃないですか」そうかもしれません。
「プリンとアイスクリーム食べすぎでは」それは違うと思います。


5/14(土)

体調が極めて悪いです。
具体的に書くのがはばかられるほどです。
そんな中、半分うなされながら考えてたことを書きます。

WTで、体を大きくする、ということを目的に、スクワットやらベンチプレスをする人がいますね。デッドリフトやレッグプレスでもいいけど。
で、体重が75kgから100kgにあがったとする。スクワットは130kgから160kgにあがったとしよう。
これは、体が大きくなっただけで、体力は明らかに低下しているとみなすのが妥当だと思うのである。
根拠は、挙上重量の体重比。体重はただ増えるだけでWTの数値はどれも上がる傾向にある。それは、重たい自分の体を動かす最低限の筋力も上げなけ ればいけなくなるからだ。
体重比が同じだったら、それはただの現状維持。体重比を大きく向上させない限り、怠慢と断言してもいい。
上の例だったら、スクワットは200kg以上が最低条件だと思う。
体が大きくなって「重くなって動けない」というのをよく聞くが、ただの練習不足だ。根性なしだ。
てなことを、力士やレスラーが入門時より格段にでかくなっているのに、スピードが増したり跳躍力が増したりしてるのを思い出しながら、考えた。

WTをしまして、スナッチとハーフスクワットの最大を計測してみました。私じゃないです。東田さんです。
スナッチが30kgで、ハーフスクワットが100kg。
いいんじゃないでしょうか。来週はフルスクワットとかも計測しよう。
背中と脚を追い込んで、腕に余力を残して、後半の投げで押し込む感じを強調してもらいます。
メディシンボールの壁に向けて投げるのを1セット。軽いボールを10投。
ここで、インカレ真っ最中の林君登場。助走チェック。
東田さんはやっぱり全助走しにくかった(右足に違和感が残っていたのもある)ので、短助走20本。
指にかかる感じが出だしているので、振り切りのつながりができだしているのだと思います。
手首を巻き込んだ保持をして、少し開いて接地して、少し左に押し込む投げを試す。今日の状態でははまってます。全助走でできるかは未知数。
そろそろブレイクスルーが来そうな気がします。心配事がひとつ減った感じです。
そしてハンマーを楽しそうに投げる。

毎回驚かされる話を聞くのですが、何がヒントになるかわからないから、どれもまじめに聞いてます。
スパイクの方が走りにくい、というのは、それほど珍しい話ではありません。ピンに頼って走る習慣は、初心者には明らかにマイナスの効果になってる 現状があります。
他にも、底の柔らかい靴の話や、硬い地面の話、練習の雰囲気の話とか。今日はそんなことを話してます。他にもいろいろ。
豆腐屋の豆腐が好きとか(匂い、味が濃い)、おからのダイエットとか。エアコンをまったくつけないとか。
ダイエットの話が一番インパクトがありました。本気なのか。
なら、5週間で12kg痩せた私の大学入学時の練習を再現させてあげよう。

予告。
28日までの2週間は、練習強度をさらに上げます。16日からの第一弾は、クロス走の復活です。
今の投げとの整合性が未知なので遠慮してましたが、それなりに考えて、投げとは別に実施します。
痩せるかも(嘘)。

毎回、これくらいの長さの文章を、約15分で書いてます。最大でも30分。


5/12(木)

最初からテンション低めです。
疲れが少したまっているようなのと、睡眠が少し取れてないのが主な原因のようです。
でも、テンションが下がるようなことがあったとか、○○の時間はよく寝ているとか、そういうことは俺知らない。

テンションが低く見えるのは、実は私にも理由があって、私自身のテンションが上がってないのです。
いろんなもの毀れるし、眠れてないし、多分、いつもなら見えてることが見えてないんでしょう。
だから、実際は、東田さんはただ少し疲れている「だけ」なのかもしれません。

昨日の練習は雨が強くて、あまりしてなかったようなので、昨日できなかったことを最初に少しだけしました。
すごく軽いものを投げる。
右足の深いジャンプ。
結構後に尾を引きました。
私の頭が回ったのはここまで。
後はいつものように20本投げますが、最初の導入でいきなり全助走不可な状態に相成りました。
まあ、今日はいいです。連続で投げてるんですからこんな日もあるでしょう。

今帰宅してすぐ書き込んでるんですが、今日はもうだめです。
帰ってきてわかりました。体調悪いみたいです。頭も回ってないです。


5/10(火)

ゴールデングランプリ川崎見ましたか。
試合だったので録画しました。貧乏&マニアなのでPCで録画してます。
見応えあったね。選手層が厚くなって裾野が広がる感じ。時代は常に動いていることを実感できる感じ。
いいじゃないか。
・・・なぜモノクロで保存されてるんだよ。「は?」
としか言えない。そんな小ネタいらない。

月曜はしっかり投げてるみたいです。今日も20本、全助走で投げました。適度に課題を与えつつ。
欲張って、横方向のメディシンボールをさせてみたいとも思うのですが、今している技術との整合性が微妙なので、そこが納得できてからにします。
ここら辺のやり取りが、私の指導のすべてです。
理想は様々な技術が百花繚乱←でも一人じゃ無理だな。

ハンマーも投げました。そのうち4kgも投げます。
250円の皮手袋を改造してハンマー用にしてみました。これで試合に出れるんだろうか。

怪我をしないように、毎日それなりの達成感、成功経験を少しでも蓄積させて、直観に分析を加えながら、きちんと栄養と睡眠をとりつつ、日々を過ご してください。
今日もだめだったと思ってばかりの、考えても思いつくのは「〜が疲れた」ばかりな練習は、自己満足と言うのです。

以上はすべて練習中に話したことばかりです。
他にもいろいろ話してます。
狙って話すこともありますが、こちらの思惑以上のことが引っかかることも多々ありますので、こちらとしては種をまいてるような気分で話のネタをば ら撒いてます。
私は決して日の当たる道を歩んできてはいないし、その資格・資質があったわけでもない。
私の背中を見ても何も得られるものはないと思う。
あえて言うなら、「そんなことをしても、考えても大丈夫なんだ」と思わせること、縛りを解き放つことが、歳食ってる分、負の経験が若干人より多い 分には、得意だということです。
それだけです。
自由になって、追い抜いて、見えなくなるまで抜き去ってくれればいいんです。
そして忘れたらいいんだ。

・・・ずっと前にも似たようなことを書いてますが、実はそう言いつつも「俺を見てくれ、忘れないでくれ」と、深い闇から手を伸ばして嘆願している 自分に気づいていたりします。
人間そんなにできてないです。割り切れてないです。本当に望んでいることを勇気を持って直視できてないです。
そんな人間の言葉でも、役に立てばいいなと、祈るような気持ちで日々を過ごしてます。

中身が凍ったペットボトルをそこら辺に叩きつけて、中身をシャーベット状にするのは、室内ですることじゃないです。
だってうるさいから。


5/8(日)

はい、12時間経ちましたよ。

朝から絶妙の無風、曇りで、橿原のダウンバーストみたいな風がないと思ったら、少し小雨が降って一気に晴れてきて、ダウンバースト復活して、参加者数が莫大で3投しかなくなって、テンションが下がる者約数名。
暑くなったり、時間がころころ変わったり、コール終了時間が変わったり(これが面倒だった)。
砲丸は菅原さんが今日は10m前後。
女子やり東田さん29m10。
男子やり三好さん42m。尾上君45m(←またも懐かしい名前だ)。菅原さん48m。他にも今年新卒社会人の知り合いが久々に出てました。
ハンマー菅原さん33m・・・だったか。
今日の試合結果は上位は県陸協のHPにpdfで載るでしょう。

菅原さん元気。上腕二等筋の痛みは、多分開いて投げているからでしょう。
三好さんはブランクを感じさせないスムーズな動きです。
日頃まったく体を動かしてないわけではない2人は、自分の動きに対する要求も高いです。とても長年競技から離れていた人の考え方ではないです。

東田さんは、点数をつけるなら80点です。でも同じ条件下で記録を伸ばせた者がいたので、90点はあげません。
正念場です。
筋力的に足りない箇所は2箇所。ハムストリングス〜大殿筋。それと広背筋〜三角筋。
前者は股関節の柔軟性のなさ、足首の柔らかさと無関係ではない。後者はやりを差し込めない原因。
優先順位は前者が上。具体的手段はフルスクワット、両足バウンディング。踏み込む投げをする上で欠かせない。
後者は、これでもクイックリフト等でかなり筋力アップしてるので、あくまでも物を投げることで対処。最近よくするチューブ引きも対処法のひとつ。 WTのとき必ずどこかでしているプルオーバーも同様。今以上に性急にあげていくのはどうかと思う。
「短助走で動き後半のスピードを上げれないか?」とりあえず今すぐできそうな課題。

5月前半にしてすでに3試合消化している、現役を退いて約10年、練習らしい練習はほとんどしてないこの私の3試合の記録は、37m45、 37m57、38m44です。
助走なしの5歩クロスだけです。
骨盤の前回転なし、右膝を落とすのもなし、左脚に軸を作って体重を最初から左に預けるのもなし、肩ラインを60度ひねるのもなし、体幹をあおりな がら額で瓦割りをする要領で前傾するのもなし。
背中に緊張を作って、肩の負担を極限まで減らす。
どこも疲れません。右アキレス腱が痛いだけです。小走りもできない。
いつもはあまり考えたくないので映像には無理に残さないように言ってるのです
が、今日は気を利かせてくれたのかなぜか残してくれてました。ありが とう。
感謝している。
オプションはずして骨組みだけになった、投げの原型が映ってました。これを作り上げるのに10年以上かかった。
頑張ろうと思いました。今年は50mの手前くらいは投げようと。
あと7年以内に60m投げれるだろうか。大きく出たよ。


5/7(土)

家に帰ってきちんと夕食を食べてごちゃごちゃ用事を済ませたら午前2時で、一旦寝て、これを書いてるのは翌朝6時20分である。
もうすぐ橿原に出かける。
日本で社会人をしていたら、夜の時間の使い方は似たようなものになる。午後9時くらいまでは仕事でなんやかんや、通勤時間と雑用、風呂入ったりな んだで日付を超える。
多くの人は運動してないから、絶対に太るとわかっている時間帯に食べたり飲んだりして、確実に太る。春の健康診断で焦る。
なぜ長寿大国といわれているのか理解に苦しむ。
・・・その理由は、上記のような「社会人」は人口比ではそれほどおらず、おそらく日本の平均寿命の高さに貢献していない、ということだと思う。

練習中に佐々木君からメールが来ました。
やりは練習用は割り切って安いのを買うのがいいと思いますよ。試合用を買うなら思い切って高めのを。
私はメディシンボールを買うのが嫌で自作してます。5kgはでかすぎてなかなか作れません。

当初練習時間に少し余裕ができそうだったので、少し走っておこうと思ったら、右のアキレス腱にそんな余裕がありませんでした。
自分の練習は全然できてないです。

午後2時〜3時から東田さん、林君がWTで始めて、通常時間から菅原さん、三好さん、吉本父。
ほぼ全員8日の記録会に出ます。林君は次の日曜に関西インカレやり投げ。
吉本父は、「2年後、日本で世界マスターズがあるんですよ」
私出ませんから。だってやりは下手したら奈良県選手権よりレベル高いから。
いかにも試合前日の練習。誰も調子よさそうじゃありません。
「当日アドレナリン出ますからね」その言葉は大人はみんな知っているんだ。

技術的にはそんなにありません。今すぐできること、試せることと、今試してもおそらくすぐにはできそうにないことの見切りをきちんとつけて、完成像をきちんとイメージして練習する。
疲れるとそこら辺が大雑把になりがちです。

ハンマーは左利きの回り方でいいと思います。
手袋は溶接用のものの指先を切り落としたらいいみたいです。ルール上指先は出てなければいけない・・・らしい。
しかし楽しそうに投げてます。

試合の報告は12時間後あたりにでも。


5/5(木)

県選2日目です。
コンディション万全です。
練習投が一番良かったです。2投目に何かしました。しばらく痛みで止まってました。
今日の敗因は、私にも大きな部分があるように思えます。わからないんですが。
自分自身では、試合中に後ろで指導者が出す指示に意味も効果もさほど感じてないのですが、現役を退いていざ自分がしだすと、することや出す指示に カンフル剤のごとく効果があることを期待してしまいます。
そして、試合後に選手に与えられる評価が、私に対する苦言・箴言に聞こえる。
考えすぎなんでしょうけど。
試合の観戦には、吉本次男、西川君、昨日に引き続き和田君も。前者2人はこの2週間の調子がいい時の投げを知りませんから、練習投の評価は高かっ たです。
以前と比べて明らかに投げのつながりができているはずです。

和田君は東田さんの足首に興味津々。変な意味ではないです。
隙間だらけ。
「なぁ、昨日痛めたんやけど、俺のこの右アキレス腱は?」
「明らかに少し不自然に腫れてるじゃないですか(笑)」

久しぶりに宮井さんにもお会いしました。昨日の無様な投げを見られてました。

何事も建設的に、ということで、練習は1投ごとに映像チェックをしました。
計22投。全助走・短助走・立ち投げすべて含む。
なぜか400mを走りたいと言い出したので、1本走りました。手動80.01。100mの通過が16秒台、200mの通過が35秒。260mで力 尽きる。

明日から、全助走の投げ込みを始めます。


5/4(水)

誤字脱字、記載内容ミスの多さ、申し訳ありません。

県選初日です。GWなんかにするともう、若人の同窓会状態。←この雰囲気、あまり好きじゃない。
とか何とか言いつつ、おっさんもいろんな旧知と出会います。
かつて奈良県立医大に在籍し、今は栃木の自治医科大で働く和田君が来てました。
余震と放射能と風評被害と日夜戦うお医者さんです。
ここで話題にしたのが4/30なので、なんてタイムリーでしょう。
明日も来るそうです。そして車で栃木へ帰る。

試合の結果は、吉本親子が弾けまくってます。
父の記録はトップページのtwitterを参照してください。次男は56m12(今日は誕生日)、西川君2位で、岡本圭さん優勝(何回か来てました)。
良かったね。

明日も楽しみだ。

もう、着地点が見つからないのね。


5/3(火)

5/1だけでなく、5/2もどんよりと過ごした。
日本の国債が10年以内に格付けが急降下する、ということを考えながら。日本は貿易輸出大国ではなく、実は内需大国であるとか、パスタを煮込むと き重曹を入れるとラーメンっぽくなるのは面白いが、別にラーメン好きじゃないなとか、なぜ関西人は肉吸いの魅力を全国に発信しないのかとか、「アフロ田中」が実写映画化されるのはとても嬉しいが、「ドラえもん」を実写映画化す るチャレンジャーはいないのか、とか。
うかつだった。5/2は月曜日だということを忘れていた。そんな熱にうなされてるのと変わらない時間がもう一日続くとは。
右アキレス腱を休ませたいので、気晴らしに外出するのは控えた。
しかし、3時間おきに、右アキレス腱の痛みが少しずつ引いていくのを確認しながら、少し眠っては起き、水を飲み、そのまま朝になるとはよもや思うまい。
やっぱり一言も喋らなかった。今日の3時半まで。

5/1の日曜日は、あまり雨が降りませんでした。よかったですね。
吉本父は去年の自らの記録を越えられなかった・・・・と聞きました。その悔しさに勢いを乗せて、県選ではもしかしたら・・・というところにいます。
今日は吉本父、菅原さん、東田さん。一瞬敬称に悩む。菅原さんは男性。
菅原さん、いろいろ試行錯誤しながら投げてます。今日の初速は凄く速いです。
昔のイメージに戻るということですが、それほどでもないです。
東田さんは、まさかの右足捻挫完全回復。ぴちぴちしてますな。若さ全開。で、精神的にも凄くリフレッシュしてて、いい感じです。
全助走で今のイメージを試してみて、いいものが何投かありました。自分の中で目指す水準が上がっているので、かなり貪欲に「やりを押す」ことを追 求してるようです。
そうなってくると、話が肘から先の使い方になってくるのですが、今はあくまでも「押しやすい高さ」だけに留めておきます。
その後、なぜかハンマーを投げました。ローポイントの重要性に気づくあたりがなかなかです。

動作分析をするとき、一瞬の局面を取り出して静力学(せいりきがく:スタティクス)的な分析をするだけではなく、あくまでも一連の動きとして考え るという、動力学(どうりきがく:ダイナミクス)な分析をすることが大事、ということを昔教わったわけですが、ハンマー投げを例に考えてみます と、ローポイントのハンマーヘッドの速度を最大にする(スタティクスな知見)ためには、その前の力の入れ方、速度の上げ方(ダイナミクスな知見) が重要になってきます。
・・・突っ込みは入れないでください。例えが浅すぎるのはわかってます。

全助走の投げ込みは、2週遅れになりますが、します。

何か違和感あるなと思ったら、何も食べてるとこ見てない。「お腹空いた」も聞いてない。お茶飲んでるとこしか見てない。


4/30(土)

前回の流れで陰気なことを考えてると、体調も当然のように悪くなります。
昨日の朝、両腕がやたら冷えてしびれる感じがあって、たぶん体温が下がっているのだろうと思って、風邪薬を飲みました(この時点で間違ってい る)。
風邪薬は解熱作用があるので、私の場合状態がひどくなったりします(昔、奈良医大の和田君が在籍していた当時もこの話題で盛り上がったことがあ る)。
とりあえず練習してやれと思いました(やっぱり間違ってる)。
競技場のスタンドの下の走路でクロスとかいろいろしてたら、ボーイスカウトだかカブスカウトだかの団体が押し寄せてきて、練習どころではなくなり ました。
帰ったら右アキレス腱が痛い。なぜよりによって右足首なのか。凄く恥ずかしい。
今朝、しびれは両足にも広がって大変です。頭も痛い。目もかすむ。あまり食べれない。
WTしたら治るかな(正常な判断ができていない)。

WTは東田さんだけにしてもらいました。
昨日、今日の午前と、投げを順調にこなしている(全助走以外)ので、足首に負担をかけないメニューです。
スナッチ、ベントロー、ハーフスクワット。どれも強くなってます。
確認として、スロートレーニングは導入しません。筋肥大も特に追及しません。
外に出てからは、メディシンボールを投げて、主に短助走の投げ。
この時点で、参加者が吉本父、東田父、東田娘、西川君。そして特別ゲストに女子やり高校記録保持者です。
今後もたまに来てくれると嬉しいです。入会の相談は、お金のこともあるから熟考の上、ご検討くださいな。
冷静に考えると、なかなか派手な面子です。
東田さんはリラックスして、いい練習ができたようです。着実に、今のイメージを固めることができているように思えます。
確実に前に押せる適切な高さ、全助走で100%スピードを上げたときの腕振りのマッチング。この2点が課題。
腕が疲れた、と思った時点で投げのバランスが崩れることはわかりました。
チューブ引きと家でのボールの投げ込みは、しばらく続けて欲しいと思います。
毎回言ってますが。多分してるでしょう。

今日の雰囲気は私一人では出せない。
人数の問題なのか、私のキャラクターの問題なのか。両者だろう。

明日は一日雨だそうです。せっかくの休みなのに残念ですね。
今の精神状態で、明日の一日をどう突破するか、非常に困ってます。
それよりも、体調は大丈夫なのだろうか。体を動かせなくて、陰々滅滅とした気分で、体を起こせずに過ごすのか。
悪夢だ。


4/28(木)

唐突だが、私が楽しい思いをすることを世界は、神は、運命は望んでないんじゃないか、とよく思う。
息を潜めて、存在感を消して、いっそのこといなくなれば、何もかもがうまく回るんじゃないか、とよく思う。
光の下で笑顔で生きている者どものために、闇の中、黙ってひたすら泥をさらってろと命ずる誰かがいる。
出てくるな、口を開けるな。光の元に出てくれば、闇よりも深い絶望が待っている。
だから。

こうして表現しとかないと、行動に移してしまいそうで怖いのだ。

日本食が好きな外国人は、昆布から出汁をとることに驚き、醤油があまりにもうまくて、白飯に醤油をかけるだけで満足して食べたりする者もいるらし い。
昆布出汁や醤油がそんなにうまいのか?というくらい、饒舌にその魅力を延々と語る。
では、我々は彼らよりも日本食を知らないのか?
おそらく、知らない。でも、わかっている。この違い。
自分自身のことだから多分誰に説明する必要もないので、そこまで詰めてない。
わかっていることは、外部に発信されて、あるいはいつでも発信可能な状態になって、初めて「知っている」ことになる。
沈黙は無と同じ。
「自分がどう動いているのかよくわからない」とは、多分こういうことだ。

これまでも、自分がしていることを人に説明させる機会をそれとなく作って、少しずつ鍛えてきたつもりです。
こちらが把握していたつもりだった、あなた自身がわかっていたことについて、少し読み違いがありましたが。
嬉しい誤算だったので良いです。

海軍に伝統的に伝わる、狭い艦内の階段の駆け下り方、というのがあって、体を捩らず、重力に任せて、かかとで一段一段踏みしめるようにして、スト トトトトンと降りる、というのを聞いたことがある。
個人的には、この感じがターンオーバーの走り方だと思っている。平地を走るときも、こんな感じで走れたらと思う。
おそらく、今立っている場所が山のてっぺんで、走り出すということが山を下るのと同じ感じになるような。
多くの人が、擂鉢の底に立っていて、走る=上り坂を登るという感じなんじゃないかと。

まさか「階段を下りるときは普通つま先から・・・」とまったく同じ事を聞く羽目になるとは思ってなかったでしょう。
私も少し驚きました。
あなたはそれをしてません。むしろ上記に近いです。

雨と、足首の回復状況で、今秋の練習はかなり予定から外れてます。
それでも、自分自身でわかっていることが知っていることに格上げされて、凄く練習中の質問や会話が建設的なものになってます。
最近、2〜3歳大人な感じがするのは、そういう部分もあるのでしょう。それ以外は知りません。
だからこそ、本音を言うならば今週は追い込んでおきたかったです。
追い込んだら、「疲れた」「お腹空いた」みたいな会話に戻るんでしょうか。
技術的な話をすると、右足首の踏み込みで高さが決まり、腕は前後を大きく縦に振ることにのみ専念する。
今日のスピードではあの高さで十分。

自分がどういう感じなのかよくわからない。
多分、何かを伝えたくなっているんだと思う。
そうやって日の下に出て、絶望することもわかっている。


4/26(火)

今思ってることを率直に口に出してしまうと、あちこちに角が立つ。
とりあえず、あの競技場は嫌いだ。

「足ぐねった(泣いてる顔文字)痛かった笑」
昨日、こういうメールが件名なしで来た。
最後の「笑」で、一瞬自分宛のメールなのか、それとも親しい人に宛てた軽い内容のメールなのか、判断に苦しんだ。
でも、本当に痛い目にあったかもしれないのできちんと返事したら、本当に捻挫していた。
普通の人なら結構大惨事なこけ方をしている。
なので、今週はがっつり投げ込みの予定(毎日全助走20本)でしたが、若干内容が変わります。
まあ、それでも投げ込みなんですけど。
立て膝、片膝、立ち投げ、歩きからの投げ、軽く走っての投げで1時間半。残りにメディシンボール。
立ち投げは私には邪道なんですが、かかとで踏み込む投げだったら練習で使える、という判断です。
「かかとで踏み込む」。これだけなんだけどね、強調していることは。
大きく後ろにためを作らせてもなければ、スピードを抑えさせているわけでもない。でも、結果そう見えるようになる。
やっと見つけた手がかり。
意外と得るものが多かった練習だったと思います。ただし、エネルギー消費は少ないから、明日の練習で体力を使ってください。
おそらく雨になるでしょうから、補強とかメディシンボールをすることになるのでしょう。
ボールを投げるとか、チューブを引くとかの家でできることはしてください。
それから、あと一日は足首を冷やしてください。明日の午後あたりに濃い色のあざができるんじゃないかと思います。

『絶対音感』っていうノンフィクションがあったでしょう。
あれは、絶対音感の形成ってのが、聴覚に人間が定めた音階という目盛りを刻む行為であると指摘している。
そして、目盛りを刻むことによる不具合、危険性にも言及している。絶対音感は、音楽の才能を意味するものではない。
・・・そんな内容だったと思う。かなり乱暴だが。
今日、J大出身の夫婦が出してる本(2年前の本)を軽く読みまして、人間の身体のあり方は4パターンに分けられる、と。
結構面白かったんですけどね。参考にもなりましたよ。
自分のしていた、考えていたやりが、東田さんでところどころうまくいかなかったことも説明できるわね。
しかしだな、これも目盛り付けなんじゃないか。
目盛りをつけることの最大の問題点は、境界あたりのあいまいな立場、あるいは意図的にハイブリッド(混合・混血を意味する)を目指すものを、ばっ さり断罪し否定してしまうところにある。
血液型や星座、ありとあらゆる性格判断も、問題の本質は目盛り付け、分類による境界周辺の切捨てだと思う。
自分がしている指導が、単なる目盛りを刻む行為にならないように、と思ってます。

普段一日5食食べてる人が、急いで朝を抜くなんてことをしたら、冗談抜きで天変地異が起こりそうなので、やめて欲しいです。やめてください。


4/23(土)

「朝から天気が良くて吐きそうです。」 by 吉高由里子
このフレーズで心がっつりわしづかみ。最近気に入った一言。
でも今日は雨です。

三好哲夫さんという方が体験です。やりです。35歳です。滋賀出身です。
菅原さんと同じ、体を張ったっ公務員です。
「哲夫さんというのはどんな字ですか?」
「哲学の哲です」
「・・・わかるか?」
「わかんない」
(諦めるんが早すぎるんじゃぁ。←心の叫び)
「素材の鉄?」
工業高校の生徒がそう答えるなんてベタな展開は、小説でも漫画でも編集者からだめ出しが来る。

久しぶりの菅原さん、もっと久しぶりの三好さん、明日朝一番で試合の東田さんで、ゆったり投げ。
明日はきっと天気がいいでしょう。
全体的に楽しそうな投げでした。
今日は欲張らない。

スピード、という言葉は、結構厄介です。
シビアに言ってしまうと、単に所要時間の少なさ、速度の高さを表してるだけなんですが。
部分と全体の関係で考え出すと、単にダッシュのタイムが速いだけの者を、「スピードがある」とは決して言えない。
細かい説明をしだすとわかりづらくなるので、端的に言ってしまいます。
私の考えるスピードとは、絶対的速度の高さでもなく、敏捷性(クイックネス)でもなく、「減速せずに一気に行える動作の長さ」です。
ラダートレーニングを例にとってみます。
あれは一般的には敏捷性(クイックネス)の訓練だと言われてますが、世間で言われてる仕方は個人的には私はあまり好きではありません。
足をパタパタ音を鳴らしながら、必要以上に大きな動きをしつつ、「速く」動かす、という矛盾を感じます。
音を立てず、流れるように、足の運びだけ「速く」する。一気に何サイクルまで動かせるか。そういう仕方が昔好きでした。
だから、高さのないラダーでする意味があると思ってました。
・・・やっぱりわかりづらいので、直接話します。

震災直前に結構目にした某CMのフレーズ。
「男は〜」をいくつも繰り返すというやつ。最後は「男は最高だ。」で締める。
途中、「男は、群れる。」と出る。
大っ嫌いなんだ、ここが。反吐が出るんだ。

22日に43になりました。
誰も気づいてくれません。


4/21(木)

練習の「途中」に座り込んでアイスを食べる光景はシュールだ。

20日は遠出して、気晴らしに当てた。
京都・北山植物園と、大阪・伊丹空港。その他。
私に植物園の魅力を語らせようものなら、4000字のスペースもしくは2時間の一方的に喋る時間を必要とする。もちろん途中退出は厳禁だ。
空港でまったりする魅力を語らせようものなら、4000字の(以下略)でも、基本一人でしか行かないから、魅力を語るという行為そのものに意味がない。
こんな時間の使い方をしてるから、気晴らしのつもりが、毎回毎回心の闇が広がっている感覚に襲われるのだろうと、21日夜、自分の気分をもてあま しながら、そう感じている。
楽しかったことは、人に伝えること、共有することで初めて意味を持つのだろうか。
もしかしたら凄く当たり前のことを、今さら考えているのだろうか。
人として備わっているはずのねじが数本欠けているのか、毀れているのか、そんなことを毎日毎日感じる。多分そうなんだろう。

まあ、そういうことで、自分以外の人は楽しく過ごせるように努力しよう。している・・・つもりだ。

19日に雨が降らなかったらするはずだった流れの練習。
ゆったり時間をかけて投げの本数を増やす。今回はしてみたい動きのイメージが初めから本人にもあるから、体を使うということに加えて、イメージを 絞り込むという意味もある。
かなりいい感じだ。
本人にとっての投げの雛形みたいなものもようやく見えてきた。「まだ完全ではない」と本人が語るくらいだから、イメージを絞り込む目的は果たせて いる。
距離もそこそこ伴っている。滞空時間が明らかに少し長い。

ただ、これを見て「スピードを抑えたから・・・」などと言い出す連中がいるんだろうなと思う。
まったくもって、何もわかっていないんだ。
野球をまったくしたことがないのに。プロ野球を解説・批評する連中と同じで、その言葉には「経験」の匂いがしない。あるいは違った「経験」の匂い がする。
知識は今の時代、欲しがらなくてもそこら辺に転がっている。
理解は、知識を経験にまで高めること。
したことがないことでも、あるいは数学や文学といった座卓の学問でも、自らの身体性を実感させるものにすること。
わかりやすく言うなら、九九を覚える感じに似てる。頭じゃなく、全身にしみこんで覚えている感じ。思い出すのに頭を使わない感じ。

東田さんに関しては、「理解は、知識を経験にまで高めること」、これについては何の心配もしてません。
と言うよりも、経験の引き出しが凄く多いので、何を考えるにしてもまず引き出しをどこか開ける、というところから始めている。
うらやましいです。

今週は私は練習を休んでます。週明けに再開する予定です。
なぜ左腕が血管浮きまくるほどがちがちに緊張しているのか、理由がまったくわからない。


4/19(火)

昨日、気晴らしに遠出したら雨が降った(伊丹か関空で半日ぼぉーっとするか、JR京都の大階段でぶぅぉーっとするつもりだった)。
結局、ジャンクパーツを買ってPCをまた1台完成へと近づけるだけ。後はメモリをどこまで載せるか、OSを何にするかだけだ。
練習してなかったらこれだから。まったく喋ってないわ。

今日も雨です。
練習前半は東田さんが凄く機嫌が悪い(と俺は思った)。
疲れているわけではないし、天候コンディションの関係でそんなにハードなこともしてない。
メディシン投げて、補強とダッシュ、投げの組み合わせ。いろいろ話をしつつの、実質技術練習。
機嫌が悪い理由は、まあいろいろ話してくれました。大層な話でも秘密な話でもないです。
でも、今日はずっと叱られているような気分。

そんなことは置いといて、16日の内容に連なる技術の話。
東田さんの走るイメージと投げるイメージは、まさにスケートに似たものでした。踵を踏み込む。
ターンオーバーじゃないか。そんなこと、天然でしてたのか。
宮本武蔵『五輪書』より「つま先を少し受けて、きびすを強く踏むべし」を、普通に実践してるのか。
「この感覚が伝わって嬉しい」、いや、こちらこそ感謝だ。
後は若さに期待するなんて撤回する。
事実、投げやすいんだろう?
今の自分がどのように動いているのかをきっちり客観的に把握できるようになったら、とてつもないレベルに到達できる。断言する。
足首の柔らかさは、デメリットもないとは言えないが、今のこの動きのイメージの根幹となる武器だ。
支離滅裂になりそうなので、今日はこのあたりで留めておきます。
話すべきことは実は山ほどあります。

練習の後半は怒ってはいませんでしたが、何か2〜3歳いつもより大人な感じです。
おそらく、食べ物の話をしてなかったからでしょう。


4/17(日)

各地で試合がありました。
林君は京都ICで34m19。
東田さんは奈良で5m78、16m前半、30m68でした。一見何の記録かわかりづらい。
西川君も出てましたが、思ったほど記録が出ず、もやもやしてました。
吉本次男は、新たな敵の出現に気を引き締めてる・・・のでしょう。
吉本長男は円盤を投げてましたが、苦手そうに見えます。
吉本父は元気でした。

ご苦労様、お疲れ様でございます。

吉本家の記録は、申し訳ありませんが今回はほとんど把握してません。
なぜならば、自分も出たから。
でも、その話はいい。

いろんな人と話しました。こんな性格でもそれなりに人の輪ができてるのが、長く生きる意味なんでしょうか。
すてたもんでもない・・・のか。
唯一気になるのが、スキンヘッドに一切触れず、いきなり「またやせたか」と訊いてきた先生がいたことですかね。

収穫はたくさんあります。本当にたくさんあります。
それらを自分だけのものとしてしまいこむのではなく、きちんとフィードバックしないと、罰が当たると、今率直に思います。

で、17日の20時に奈良県選手権出場のメールを送ったんだが、受理されてるんだろうか(申込ました! by あきた)。
遅すぎたんなら、別にいいですけど。お金もまだ払ってない。


4/16(土)

昨日寝込みましてですね。
体に力が入らんのですよ。右半身上から下までしびれてるし。
で、今日WTしたら、14日もして散々な状態だったのですが、それを上回るぐだぐださでですね、スクワット130kg落とすし(人生初だ、この低 重量を落とすのは)。
東田さんは元気でしたよ。スナッチは35kg挙がるようになってるし。スクワットもフルで60kgできるようだし。体重余裕で超えてます。
ここからの練習の話には私は出てきません。

吉本一家が長男も含めて来ました。
全員円盤投げてました。

その後壁相手のメディシンボールを1セットだけしまして。
軽く栄養補給して。
軽く保持走とかして、突き刺しとかして、砲丸投げの練習をして(明日出ます)、30mと50mのタイム測って(5.20と7.52)、←このタイ ムは少し甘いです。
50mの2本目は7.84だったと思います。
タイム測った後あたりから急に強気で反抗的になったので、何かすごく気に障ったのかもしれません。
少しだけ全助走もして。
トータルで見るとかなりリラックスした練習だと思うのですが、何かがきつかったようです。WTのときの腰を落とすベンチプレスとプルオーバーが堪 えたのだろうか←最近の私の練習のメインだったりします。10セットして気持ちが悪くなってる。

で、明日円盤も砲丸も出る予定だと。
なぜか私も出る、と。何を血迷って口走ってしまったのか。

一般常識ネタはやっぱり少し嫌だったみたいで、今日は「この話題なら載せても良いです。いや、載せてください。」と本人のテンションが著しく上 がったネタがあります。
生クリームが大好きで、朝から生クリームを食べると元気になる・・・ではなく、足首の柔軟さという話題です。
アキレス腱を伸ばす準備運動の意味がこれまでの人生でまったくわからなかった東田さんは、今日補助者の力を借りながらとは言え、人生で初めてアキ レス腱を伸ばすことができて、解散してからいろんな人の足首の柔軟性を確かめて大はしゃぎです。
具体的にはですね、背屈が60度くらいできること(底屈は確かめてない)、左右も90度が余裕だということ(外に曲がるのはちょっとグロい)、捻 挫もほとんどしないこと、幼い頃アキレス腱付近に血がたまるような捻挫の経験があるだけということ・・・などです。
足首の柔軟性は、腓腹筋やひらめ筋と前脛骨筋の強度・バランスで決まることが多いです。でもそれだけでは説明しにくい。
ただ、以前から思っている、疾走時の見た目の違和感や、逆に完全に横を向いたクロスでの違和感のなさ、垂直方向のジャンプの弱さ・・・等等が、納 得できます。
車でたとえると、タイヤの空気圧の低い車です。最後の最後で力が抜ける。
ただしですね、かかとで接地してつま先で蹴る、というパターンにこだわらなかったら、足首の全方向の柔らかさというのは武器にできます。
条件つきですが。固定も自由にできる、という条件です。

体幹の柔らかさをようやく武器にできそうになって、今度はえらい金脈が出てきました。
ただ、難しいです。時間の問題じゃなく、それによって導き出される動きのイメージが、今していることとかなり変わる可能性があるのです。
確かスケートも普通にできると聞いています。今思いつくことの入り口が「スケート」です。

この話はしばらく引っ張ります。
東田さんは、自分の周りに自分ほど足首が柔らかい人が他にいないか、確かめるみたいです。いないでしょう。多分。

だから、センスはあるんだ。


4/14(木)

スキンヘッドにした。
いろいろネタを考えたが、結局一番受けたのは「寝癖の心配がない」だった。

林君も来ました。

水曜は予想通り、学校でエンドレス形式で100と200をがっちり走って、自分でも追加で50mダッシュをしたということで、まあ大変結構なこと です。
ところで、近いうちにコントロールテストも兼ねて、30m、50m、立ち幅跳び、両足三段跳びあたりの計測をしようと思います。
水曜に走っているので、今日はそれ以外でがっちり追い込みます。
メディシンボールから水平方向(肩前面)を強調した投げ、補強という流れです。
シーズンならではのきつい練習。「後ろから前」をひたすら意識。大きく後ろに残した腕を大きくかつ速い動作で前に振る。
どんなにためを作っても前に出なければ意味がない。この点は絶対に譲れません。
前に出せないためなど、ためとはいえない。動かす習慣ができて初めてためは作れる。
ボールの投げ込みを家でしていると想定して、明日の練習は抑えることができますように。

雑学ネタはしばらく封印します。
なぜって、笑えなくなってきたからだよ。


4/12(火)

つらい。
わたしはちゃんとできているのだろうか。
「うん」と即答してくれるので、不覚にも泣いてしまいそうになった。

吉本次男のやりは見事に想定通りの状態でした。
原因はいまいち特定できないのですが、今思っていることを列挙するのは、個人・特定団体への、ノーガードで打ち合うような批判となりかねません。
書きません。

東田さんサイドからの風当たりも強くなってます。
「スピードを落として、後ろに残させる。」まあそれしたら35m飛ぶんでしょう。初速が低いくせに角度のあるやり。
縦抜きの振り切りの導入でつまづいてから、順次試しているのは、

1.軽いボールをネットに投げ込む。一日100球程度。あ、今日ボールを持って帰ってもらうのを忘れた。
2.壁相手のメディシンボールのドリル。水平方向の力の発揮を重視。実は東田さんにはいまだに導入してなかった。理由は、あまりにも非力だったか ら。
3.やりのライナーの突き刺し。後ろに大きく残した上で・・・というのがポイ
ント。
4.ラストクロス接地からブロックまでのストライドを小さくし、リズムを速くする。
5.立膝、片膝での、骨盤の動作を制限しての突き刺し。左腕でのブロック動作を強調して、大きく後ろに残した体勢から死ぬ気で振り切る。

ためは体幹の後傾で作るのではなく、動作中の体幹のしなりで作る。
しなり戻しの各部の加速が、ぐいっぐいっとした伸びを生む。

早い話が、肩をいじめて強化する、ってことですが。
こういうカンフル剤的なものを、冬場ずっと試すのではなく、怪我のリスクの大きさから、シーズンインのこのタイミングで導入する。
おそらく今しかない。

ちなみに、月曜はクロス走と壁相手のメディシンボールを2時間しています。
壁相手のメディシンボールは、今後火、木に1時間余分に行います。

さすがに本は日曜に読んだそうです。返してもらってないですが。
muscleも書ける。
関ケ原は1600年。覚えてたね。
じゃあ、第二次世界大戦終戦は何年ですか。1945年です。
戦争が終わってまだ100年経ってません。


4/9(土)

予想通り、本はまったく目を通してないそうです。所詮水餃子に負けるのです。

筋肉は英語でmuscleと書きます。何と読むのでしょう。
正解はマッスル。
「あぁ、そうだ」ではなく「マッスルか・・・」という反応が返ってきました。
知らなかったのか?「筋肉=マッスル」ということを。

innnerは、underに取って代わって用いられることが多くなってます。
アンダーシャツはインナーシャツに、下着はアンダーウェアではなくインナーウェアと記されることが多くなってます。
では、innerはどういう意味でしょう。ちなみに、underは「下の」という意味です。アンダースローは下手投げ。
まあ、すぐわかると思う。帰る時点ではわかってなかったが。

今日も試合がありましたが、完全休養させるということと、現状での他の人たち
の仕上がり具合を見る、という目的があったので、記録は度外視だが、 参加者全体的にものすごく悪かったので、参考になりません。
で、移動して少し投げました。時同じくして林君も投げてます。吉本父も来てました。

練習は、少しきつくせざるを得ないか。

吉本父が参加していた全日本マスターズの記録を眺めていて、あることに気づいて、東田さんに「今年中に40m投げてくれ」と言いました。
理由は東田さんにしか言ってません。どうでもいい理由です。そして誰にもわからない。


4/7(木)

今日はプルオーバーで気持ちが悪くなりました。相変わらず10セットしてるからだろうとは思います。
するときは4種目、どれも10セット。これで1時間半から2時間。プラス2種目くらい。
まあ、リハビリだから。大目に、長い目で、見てください。

試合の予定から、いろいろ方針を考えました。
場合によっては、10日、16日、29日、30日のいずれかにWTをするかもしれません。できるならね。
しないかもしれません。1回はすると思います。

今日は落とすという予定だったので、密度の低い練習でした。
立ち投げは、通常の投げでは避けるべき2点が強調されるというのが今日のトピックスです。
右膝が伸びきって前に流れるという点と、左肩が早く開いて右肩を引っ張るという点。
昔、誰かの実験で、日本ランク上位を10人ほど呼んで、立ち投げと通常の投げの違いを記録と動作分析で比較しようとしたことがあったのですが、 まぁ誰も立ち投げで全力を出してくれなかったな。理由は「普段そんな練習してない」「できるかそんなこと」「イメージが悪くなる」と散々だったの を思い出す。

今日の動きはまずまずです。上半身の疲労を抜くのに約48時間要るというのはわかりました。下半身はもう少し短くてもよさそうです。
明日は少しだけ走る刺激を入れてほしいと思います。少しだけです。
今日見て思うのは、決して動きが悪いわけではない、ということです。

突然「辞めます」と言っていなくなるんではないか、と思うことがあります。
女の子だし、体がごつくなるということにも、本当は抵抗があるんじゃないだろうか、と。
これまでもそれが心配で、何人かには実際にそこんとこを訊いてみたりもしました。
そんなことはない、とみんな言ってくれます。優しいです。
本当なのかなぁ。

東田さんには、現時点での就職第一希望もかなってもらって、長く続けてほしいです。
長く来ていただきたいです。
でないと、とても寂しいです。
何か変なこと言いましたか。


4/5(火)

試合は決して芳しくない状況が続くわけである。
その試合があった3日は終了後に須河さんも交えてがっちり走って、4日は一日勉強して休んでもらって、今日は来たときから満面の笑顔だ。
寿司食べてアイス食べてってか。そうかそうか。冗談抜きで一安心だよ。
というわけで、東田さんのマンツーマン状態復活である。

一応吉本親子も来ている。長男以外みんな来ている(母除く)。

今のはなぜ失敗なのか、ということを冷静に確認する。そのことの積み重ねが、試合強さを作る。
自分が感じたことと、実際にどうなったかを付き合わせて、どういうことが起こっているのかを推測する。
他人に教えることで、今の自分がわかっていることを再確認する。

今日はそんな話でした。

ベントローを45kg10回10セットしてたら、気持ちが悪くなりました。
「そんなこといつもです」と、ざまぁみたいな顔で言われました。
そうかそうか。

先日、西川君から紹介された『異形の日本人』上原善広著、その日のうちに買いました。読みました。
やり投げ日本記録保持者溝口さん(我々の世代のやり投げ経験者は彼を呼び捨てにはできない)のドキュメントが載ってます。
こんな小さいスペースで感想は語れません。聞きたい人は素面で立ち話で小一時間、相槌もいらないから語ってあげるよ。途中で帰るのはだめだ。
その本はその夜には読了したので、今は東田さんに貸してます。
しかし今日話してみて思ったことがある。東田さん、次の土曜までに読み終われるのか。

もうね、書かれるネタはすべて東田さんがらみなんだよ。


4/2(土)

本当に40時間考えた。あまり寝ていない。
現状の認識から言うと、こちらができると思っていて実際はできないことがあるということと、野球的な動作には野球にしか役に立たない汎用性に欠けるものが多々あるということの再確認。
その上で、構えの姿勢(主に左腕の使い方)の修正が不可避かという結論。
ただ、ブロック脚の使い方が今さらながら戻しにくい(上から置くようにするのを突っ張るように変えた)ということもあり、自分でもいろいろ工夫し て練習して、それなりに充実しているようなので、修正してすべて根こそぎ変えようというのではなく、

練習手段としての投げ動作(身につけたい動作が強調されている)
と、
実際の投げ動作(今投げやすく、かつ記録を出しやすい)
を、
シーズンが始まった今、今頃、別物として区別することにする。
メディシンボールではなく、やりで、というところが重要だ。

これは大博打である(自分ではしてたけど)。
一部は2日前から導入済みである。

そんなことを誰とも口をきかずに考えていた昨日の移動中を、この練習をさせる当本人にしっかり目撃されていたりする。
「今頃こんなとこうろうろしてんのかな」と、そのとき自分も考えていたのにこちらは発見できなかった。
負けた気分だ。

で、今日の練習は林、西川、東田、吉本父。
東田さんの走る量が足りないのか、それともただ走るだけでは補えないものが出てきたのか。
たぶん後者だと思う。根拠は、自分がかつてそうだったから。
西川君は肉離れの回復も早く、まあいろいろ考えてました。いろいろ訊かれました。詳細は述べません。
林君は就職が決まるかもしれないのかどうなのか。

暇なので練習をしています。意外と動きます。あと20日で43歳なんだが。
でも肩は両方とも回復しそうにないです。
筋量が落ちて初めてわかったことがありまして、私の体幹の2本の軸は、左右の脊柱起立筋から大殿筋までだということです。お尻まで。
ちなみに真ん中の脊柱には、ない。
尻がもっと大きかった頃、2本の軸は左右に大きく離れていたのですが、今はかなり近い。
この2本の軸の重心移動が自分の動きのもと。
で、尻の端っこ(腰骨)から脚周囲をらせん状に巻き、足まで続く力のラインがある。太い軸の末端にばねが付いていると思ってください。
尻の下に足が来たときだけ、軸が足を通る。
この話は興味があれば訊いて下さい。あまりうまく書けません。

練習してるから、この3日間は肉も食べてます。1日1kgくらいは。

明日も試合です。
そろそろ無邪気に喜んでいる顔を見たいです。


3/31(木)

気持ちの整理がつきません。
食欲もなく、浴びるように酒を飲んでます。酔いません。
とりあえず練習中に話題になってたアイスクリームを食べてますが(←何でだ)、酔いません。それは当然か。
競技者は気分を切り替えて、リラックスした気分で、疲労を抜いて、まあそんな感じで今を過ごすのでしょうが、その間に頭をふりしぼって詰めるだけ 詰めるのが指導する側の仕事。
今から約40時間、おそらく私は誰とも一言も口をきくことなく、考え続けます。
帰宅中の車中で、こめかみがぎりぎりぴくぴくしてます。今のこの感情をうまく言葉で表現できません。2月くらいから、ずっとこんな感じです。
自分がまだ競技者で、自分で自分の練習を考えていたときは、この言葉にできない気持ちをそのまま練習の原動力にする感じもあったのですが、今の立場では、あくまでも理詰めに、想定するべきことをできるだけ多く考えなければならない。感情を力にできない。私がどう思っているかなど関係ない。
現在帰宅して間もないですが、今まで書いた文面が見事に現在の心境を表現できてません。する必要などないんでしょうけど。
この40時間で、私は憔悴します。気分転換、そんなものはない。何もない。


3/29(火)

 何となく自分の練習をした。
 正直に言うが、試合に出て60mくらい投げたい。後半の部分に問題があるから、出る気になれないだけだ。
2時間半もした。独りでするのが大好きだ。そして寂しい。
ちょっと複雑な中年の男心。

 寺山さんが今月いっぱいで去ります。ソフトボール復帰です。ちょっと寂しいぞ。

 寺山、東田、吉本次男の3人です。

 試合があるので少し少なめの、チェックポイント確認。
 東田さんは学校でしっかり投げたので、振り切りの確認。背中と腹筋が痛い、と
いうのは良い傾向です。
 吉本次男はまだ少し疲労を残しているようです。

 保持を高くする腕の振りの角度が小さくなります。ライナーで投げても胴体着陸になりやすい。角度をつけても事態は困難になるだけです。
まず要求されるのは、腕の角速度を上げること。腕と肩の筋力が不可欠です。
次に、体幹もしくは身体全体を前に大きく倒すこと。もしくはしならせること。
これが無視されがちです。
むしろ後者が先に要求され、前者の筋力が上がるほど、後者の前倒しの度合いが小さくなるのではないか、と思います。

 保持を目線あたりにするのは、やり全体をリフトして高さを与えるために必要なことだと思います。
特に筋力も低く、体幹も大きく使えないうちは必須だと思うのです。
ダーツのように押し出す投げは、いくら極めても高さが出ないのではないか。
上に抜けてしまいがちな投げで、体幹を起こしつつブロック脚に乗ってい く投げで抑えを効かせて高く前に投げることができるのではないか。
そう考えています。

 構えた時に仰け反りになるくらい胸を張る。
これは論外。
宣銅烈のピッチングフォームを参照してもらいたい。

 ラストクロスの右足接地は、スピード豊かに接地し、その後の重心移動がスムーズにできるならそれでいいと思っている。
後傾と速度という相反する要素を同居させるために、スピード豊かに後傾を小さめにフラットに着いて、ブロック脚接地の衝撃で体幹にしなりを生じさ せ同時に前傾に入る。
体幹が柔らかい人は後傾をスピードと接地の衝撃で作る習慣を作るべきだと思う。

 投げを習得する上で必要なのは、局面のかたちではなく、局面」の流れであるべきだ。


3/26(土)

 中学生の試合が2日間ありまして、吉本次男は今さらながら5kg砲丸と1kg円盤に出場しました。砲丸は2日続けて自己新13m34、13m36を連発し、3投に1投は13m台を出す安定さ。円盤も50m台を2日とも出し、2日目はセカンドベストの51mを出すも、県内の同学年に久々に逆転負けしてお父上ご立腹です。寒かったり風がいろんなところから吹いたり雪が降ったりやっぱり寒かったりで、加えて1日2試合2種目合計4試合連続を2日間、これが隙間なく続 くタイムテーブルで、疲労困憊でしょう。見ているこちらの消耗もかなりでした。今日の帰りの車中で意識が何回か飛びました。暖かいところで寝ましょう。

 須河、林、東田、寺山、吉本親子。

 本当にここはやり投げばかりだ。砲丸も来ていいんだ。教えるのがうまい人が待っているから。円盤もその人は教えられる。吉本父という結構強い人も一緒に練習している。ハンマーも、シーズン中は投げられる。今のところ16ポンド1つしかハンマーはないが、来てくれるなら買うがな。ただし、以上3種目は私が教えるのは無理。無難なことを言うくらい。でもね、こんな環境ほかにはなかなかないと思うのよ。と、新年度を迎えるにあたって宣伝してみる。

 東田さんの良い所は、朗らかでよく笑ってよく食べて・・・とかは今は置いといて、おそらく幼少時からの豊富な運動経験に基づく、ちょっとしたこと にも気づく能力です。投げるときの胸から肩にかけての緊張が、フリーウェイトのベンチプレスの初動に似ていると言うので、WTではそこを中心にしました。ほかには、クイックリフト2種目(クリーン、スナッチ)と、体幹3種目、0ポジションを確認するために片手でぶら下がる、です。後半の投げに備えて負荷は控えめです。

 投げは前回確認した振りきりの修正を突き刺し〜投げに繋げられるかの確認作業。結論から言って、成功です。ただ、動きのすばやさ(クイックネス)を求めて、振り切りがつい以前のものになって、リリース後の肘の返しをコンパクトに済ませてしまう。そこの動きを小さくすると、振り切り全体の動きが小さくなることに注意。焦らなくても周りはみんな気づいています。やりの出方が劇的にスムーズになったことに。

 寺山さんは、今日は突っ込みの切れが良く・・・とかは置いといて、肩の怪我からこういう動きをするようになったのではないかと思われる、後ろにも 大きく引かず、肩を極端に前に出す動きをそのまま生かすべく、体軸を最初から最後まで立てたまま、前に移動し続けながら投げる、という方針がそこ そこ機能し始めています。30mも超え出したし。断言する。あなたの足のサイズは●●●●じゃないっ。今の靴がそうだとしても、こ
れから買う靴はきっとそうじゃないっ。(本人の名誉のために敢え て伏せる)

 林君は劇やせです。急激です。吉本次男は寝ています。そんなところで寝ると死んでしまうと思います。須河さんは中2のころから落ち着いて話ができます。

 今日はとても寒く、ある程度勢いでこなすような練習に向いている日でした。東田さんは途中から意識するポイントがわからなくなってます。右足にためてから投げるときに右足の力が上に逃げる感じは、多くの人が経験し、修正に時間をかけるポイントです。1回の練習中にいろんなことに次から次へと気づいてくれて、正直良い傾向です。しかしこれは優先順位を後に回します(少し時間がかかる)。肩ではじく練習の事を言い出したときは、何か嬉しくなりました。それは次回します。今日しなかったチューブ引きとかとあわせて。

 私は指導で名を売っていこうという野望があるわけじゃないんだ。でも、「日本人はパワーが足りない」みたいな無責任なコメントと同じのりのことを言われるのは、すごく悔しい。本当に悔しい。逆に、週3回しか見ていないのに毎日朝から晩まで指導しているような人たちから目の敵にされるのも心外だ。お前らこそ肝据えてかかれよ、と言いたい。この2つのことは、この程度にとどめておくことにします。ぶっちゃけ、はらわたが煮えくり返っているのです。


3/24(木)

 ふと気になって、競技現役時代にどれだけ食べていたのかを思い出してみた。食費と食材の値段を思い出しながら概算してみると、毎日、

牛乳(低脂肪乳)3〜4リットル(冷蔵庫に常に5リットル以上常備)、
肉(鶏、豚、牛)もしくは魚1〜3kg(一食で1kgのときもある)、
米4合、
ビタミン剤6種類以上(主にビタミンB群とカルシウム)、
プロテイン、アミノ酸、クレアチン常用、
バナナ5本くらい、
100%ジュース1リットルくらい
卵3〜5個

を食していた。肉はシンプルに塩コショウだけで炒めるか、あっさり出汁だけ煮込むかするしかバリエーションがなく、そのときに野菜を大量に投入し ている。それ以外ではパスタとか、ミネラルウォーターとか。パンをあまり食べてなかった気がする(油が意外とたくさん含まれているという理由)。関東という土地柄、今と違ってうどんは滅多に食べてない。スナック菓子、ジャンクフード(意味は調べたらすぐわかる)はほぼまったく食べてない(東京の世界選手権を見に行ったときまで、クレープを食べた ことが
なかった)。夏は自分でかき氷を作るか、ホームパックのアイスを一人でじわじわ食うかしていた。そして酒はビールのみ(月に350ml缶3〜4本)。

 心が貧しくなる食生活である。

 東田さん試合後3日目にして復帰。ほんのわずかでもいないのがすごく寂しかった、と言ってみる。いや、マジで。寺山さんは今日も疲れを見せず。「やることなくて家でだらだらしてるからです」←すごい言われようだ(本人談ではない)。吉本親子によると、次男の砲丸はとても好調らしい。本当なのか。進学後の競技生活にいろいろ思いをめぐらす三橋さん。3時半からWT。未曾有の不景気が今後10年続くであろうこの時期に就職活動をしている林君。プラス小学生一人。今日も大人数です。

 東田さんの修正プログラム第一弾はとりあえず80%くらい成功。ちなみに第二段は未定だ。今日も資料に目を通しておいてください。いい大人の書いたものとは思えない字を必死で読むように。「振り切る右手の甲を、左腿に当てる。」これが今日試したことです。

 林君の修正案は、少し微妙。著名人の言ってることをすべて真に受けてもだめだということが、改めてわかった。左足上のためを作るとき、膝を落とさない状態でためて(身体全体が軽く後傾しているだけの姿勢)、そこから落とすほうがいいかもしれません。

 寺山さんにスパイクを履かせてみようか。

 今日も多分酒の力を借りて、どうにかして眠ります。そして変な夢を見て、すごく疲れて目覚めるでしょう。水木一郎が「もういくつ寝るとおしょうがツ〜ッ」と叫び続けるとか、実生活の5倍以上の登場人物が出てくる忙しい夢とか(女性はみんな宝塚元男役 の天海祐希とか真矢みきみたいなひとばかり)。


3/22(火)

 ちょっとディープな私事。

 私の両親は「勉強しろ」と言いつつ、私が英語を夜中音読してても「隣の息子は夜中まで勉強してるのにお前は」と勘違いする連中でした。すぐ「お前にできるはずない」とも言いました。「大卒は口ばかりだ」とか(二人とも高卒)、「どんなに賢くても、目上が『カラスは白い』といえば白いんだ」とか、そんなことしか言わない。そのくせ高校在学中は高校の成績だけ、大学に進学後はどこに就職するつもりなのかしか訊いてきませんでした。人生賭けて自分の子供に二重拘束を仕掛けているのか。二重拘束の対処法は、何もしないこと。無視すること。

 17以来、自分の専門種目、最高記録、戦績、大学・大学院の詳しい専攻、先輩、友人、恋人、一切話題にしたことはありません。話しても上から目線で茶化し、頭ごなしに否定されるくらいなら誰が話すか。興味ないんだろうが。

 やる気を誘導させるために応援する、誉めるといった嘘はすぐばれます。頑張ってることは素直に応援して、誉めたら良いと思います。人の応援を力にできるようにするには、打算なく応援され、誉められる経験が必要です。絶対に。

 みんな頑張れ。

 今日は寺山さんは基礎体力向上、吉本次男が積極的休養といった趣です。私は昨日からなんか悔しいのかほぼ眠れず、いろいろ考え考え、資料作成して、頭が痛いです。眠いです。でもお腹はそんなに空いてません。寺山さんの方針をなんとなく決めつつ、次男のやりのまだ足りてないところを考えつつ。


3/21(月)

 良いニュースです。

 福島第一原発5号機の電源が回復しました。それと、吉本次男がやりで53m79出しました。想定より2m弱先です。

 良いことだけでもなく。

 私の練習の組み立ての戦略ミスで、その他の結果が伴ってません。まるでフリーバッティングに160km/hを叩き込んでいるような今の指導の仕方を、少し修正する必要性を感じてます。悪いことしたなと思います。

 というわけで、明日は外周です。


3/19(土)

 林、菅原、須河、三橋、東田、寺山、吉本次男+小学生。そこそこきつめの練習です。

 しっくり来ないイメージは、変化の証です。ここにこそ鍵があります。現状と理想をきっちり説明可能なまでに詰めていく。そこから方法を模索する。練習が既存の手段の並べ替えから独創的なものに変化します。

 冬季練習は基本的に土台の強化で、動きを劇的に変えるのは春のこの時期だと思ってます。「変わる」んじゃなく「変える」。毎日どこか変えて行け。悩む暇があったら試せ。助言はうんざりするほど与えてやる。でも変わるのは自分自身だ。

 覚悟、とはどういうことかわかりますか。今の自分のすべてと訣別する勇気、です。今の自分が感じる空気の肌触りも、人と接するときに湧き上がる気持ちも、培ってきたアイデンティティも、磨き上げた身体の感覚も、すべて過去のものとして捨て去る冷徹さ、です。必要ならば、また拾ってくればいい。そう思える精神の自由さです。そして、一瞬であるがゆえに深く慈しみ、愛でる心のありようです。

 覚悟できてますか。今日何かを得られなかった自分が、明日も今日と同じように楽しい朝を迎えられると、本気で思ってるのですか。逃げ道がたくさん用意されている日常に、本当に覚悟があるのですか。

 林君がここに来た頃、上記のようなことを彼に話してます。かなり言葉一つ一つは異なりますが、こんなつもりで話しました。今の状態にいいものだけを上乗せして「変わる」つもりならば、それは期待するな。今を否定し、捨てることで初めて自由になる。変われる。

 やり投げで健康な老後を期待するな、というおまけつきでしたが。覚えてるでしょうか。

 最近の私と泣き言;
 帰宅してからの精神的な振り戻しがすごくきつくてつらいです。原因はわかりません。そのまま眠れなくなります。


3/17(木)

 練習中に「眠たい」ともよく言う。

 ラストクロス後の右足接地は、後傾してためを作るから、上に跳ねたり前にあっさり流れたりしない必要があります。つまり、かかと〜フラット接地でないと、投げに力が入りません。覚えましたね。

 続く左足接地は、ブロックの仕方でも変わりますが、あまりかかと接地にこだわると、ただのブレーキになってしまいます。足首を緩めてフラットに差し込むのは、アキレス腱に来ます。実際のところは、少しだけ足首を緩めてフラット気味に入り、体幹を「起こしながら」上に乗せていく、というのがいい気がします。要は、後傾とはその後起こすから意味があるのであって、ブロック脚は体幹を起こす動作を導きやすいものにしないと、ただのブレーキになるってこと です。個人的な経験を述べると、左足接地(便宜上ブロックとする)のイメージは、

 地面に置いたバケツに足を突っ込む。
 地面に開いた落とし穴に左脚を全部突っ込む。
 左回転で足首から膝、股関節とねじりこみながら落とし込む。

 という変遷をたどりました。最後のはブロックの概念を否定して、左脚を軸足としたイメージです。

 右足接地が東田さんの課題。
 左足接地が吉本次男の課題。

 寺山さんはどちらかというと左足接地に課題があるでしょう。

 練習中にひたすら考えさせるのが私のやり方ですが、以上のことを東田・吉本両名には考えてもらいました。て言うか、主に東田さんです。

 昨日はなぜか4月から大学生の練習に付き合うことになったのですが、まあいろんな練習観がありますね。でもこれだけは言っておきましょう。会費を取っているサービス業だから楽しそうな練習をしている、んじゃない。楽しい雰囲気を作ってるのでもない。媚びる気はない。でも、厳しさを乗り越えるだけの満足感なんか与える気もさらさらない。「私どものサービスが最高ですよ」なんて嘘もつかない。常に今を批判的に見る。だから一緒に考えてもらうのです。

 練習開始までに時間の余裕があるのはわかりますが、腹持ちの長そうなものを直前に食べるのは、気持ち悪くなるからやめましょう。


3/15(火)

 コンビニの節電が全国で行われているのはなぜか。

 知り合いは大体無事です。さて、今後の日本の予想をしていろんな人に話してますが、今年最初に「この春はジャムパンが大流行する」と、万馬券のような予想をしていまだにそ の気配がない昨今、信用するかどうかはあなた次第。

 林君も西川君も来ました。もしかしたらこの春高校を卒業するOGも来るんではないか?と予想してたのですが、これも外れました。練習は、女子高生2人が調子良かったです。一人は直前に「お腹痛い」と言ってたのは何だったんでしょうか。結構心配してるんですよ。

 東田さんは、ここ数日渡したCD、DVD、コピーなどの資料が、目下最大の課題です。よく目を通していただきたいと思います。体側リードでゼロポジションから縦に振り抜く。この動作を容易にするために、肩甲骨周りの柔軟性を高めたい。肩甲骨周りの柔軟性と股関節の柔軟性は連動している。ラストクロスの右足接地にアクセントを置く(これは吉本次男)。ラストクロスの右足接地はそのまま流してブロック脚接地にアクセントを置く(これは東田さん)。このときのかたちは連続写真を参照のこと。まあ、すみからすみまで読んどいてください。映像はしっかり見てください。

ほぼ毎回なされる会話。毎回、練習を始める前から始めて15分までの間に、「お腹空いた」と言います。無視して進めます。「○○やって」と、練習メニューを指示すると、「嫌」と答えます。無視して進めます。途中で「しんどい」と言います。こういう時は「気のせい」と言うようにしています。痛いところがあるか聞いてみると、筋肉痛を片っ端から答えます。練習途中で「治った」とか言い出します。それはアドレナリンが出てるからだろうと言うと、「アドレナリンて何?」「えっ」(←このリアクションは寺山さんです)。

誰が何と言ってるかは、各々の名誉のために述べません。


3/12(土)

 たくさん食べたあとの私はそんなに機嫌が良かったのか。

 今日渡した資料の中に、自分にあった投げがあるかもしれません。次回、感想を聞こうと思います。あくまでも「投げ」の話だけで。今日は前回とは逆に、じっくり時間をかけてしました。以前から違和感を感じていた、東田さんの「実は肩が固い疑惑」を確認することになりました。話を聞いてると、ソフトボールをする過程で身についた部分もかなりある。しかし、野球でも肩甲骨周りが固いといずれ肩の前面に来る。ある程度動かす習慣をつけること(バックプレスとか)と、現在のコンパクトな腕振りのまま動きを大きくする方向を考える。そのヒントが資料の中にある・・・かな、できるのかな。

 21から30歳までの人生をつくばで過ごした。和歌山で生まれ、大阪と奈良で幻滅と打算を積み重ねた日々を、その10年で甦らせた。「故郷」は茨城だと思っている。数少ない身内が横浜にいる。心を許せる友が、かつて付き合った女性や振られた女性が、心から尊敬できる先達が、こんな自分でも慕ってくれた優秀な後輩が、試合だけでしか出会わなかった人たちや塾講師時代の教え子や、日々の生活で関わった忘れられない人たちが、茨城に、山形に、宮城に、福島に、たくさんいる。


3/10(木)

 こんな練習で何が期待できるんだっつう、危機的状況を打破すべく、少し長めにしてみないかって事を言ったわけだが。土壇場で片っ端からキャンセルしてからに。つうわけで、3時間弱の練習計画を1時間ですることにした。後半1時間はそんなに焦らない。

 休憩込みで1時間くらいでする前半のクロス走(各々内容が異なる)を35分、これは休憩がすべてカットになっただけ。メディシンボールはすべてカット。これも休憩込みでゆったり1時間するつもりだった。投げの1時間は15分に短縮。内容を濃くするため、記録課題を設定し、超えなければ400m(女子)のタイムトライアル(設定タイムあり)。達成 できなければ脚系の補強。

 久しぶりに練習中に気合を入れなおす声が聞こえる。でも、これでもまだテンションが上がりっぱなしでいられるのか。お腹が空くのか。しかも明日、学校の練習を休む予定だとは、痛恨のミス。もっときつくすればよかった。


3/8(火)

 無理してうどんを一食で5玉食べなくてもいいです。

 6日の日曜も開放日を使って練習してる割には、練習経過が危機的状況にある。結果がすぐには追いつかないとわかっていても、そうも言ってられない3月。春の練習は難しいな。

 菅原さんが来ました。最近試している立て抜き・側面重視の練習は彼にはぴったりでしょう。菅原さんには長所を強調させる意味があり、吉本次男には投げを修正させる意味があります。東田さんは弱点強化です。だから、練習効果は今述べた順で出てくると思います。

 練習以外の小ネタが満載な日々です。練習中にポテトチップスをからすに奪われたり、どんな食生活をしているのか知らんが片っ端から口内炎にかかってたり(私も舌噛んで3日経っても痛 い)。メディシンボールを修理して重いだの重くないだの。ミネラルウォーターがうまいだの。楽しいですか、皆さん。楽しければいいんです。それでいいんです。ただ、「彼女はいるんですか」という質問は、動揺するのでやめて下さい。


3/5(土)

 西川君が来ました。林君が京大の合宿に行くのか気にしています。答えてやってくれ。高校の合宿(20〜22)に今年も参加しますか?と私に聞いてきます。今のところ保留。21が試合だから。去年も1日そんな感じで抜けたか。

 まあ考えているような流れで練習ができました。僧帽筋のこわばりを取るのが完全にはできてないですが。西川君情報で、奈良の高校やりに今の時期で56m越えができてる者がいるそうな。前途は茨の道だ、次男。

 明日、最近減っている基礎練習をします。

 うまく事が運んでも、テンションが全然上がりません。なぜかな。


3/3(木)

 2/12、17の日記の内容に関連した練習メニューを、昨日考えました。昨日、吉本次男で試しました。はまってます。

 今日もそれをしています。加えて、オーソドックスな練習をしてもらってます。

 新しく試したのは、非スローイングサイドを縦に使って、スローイングサイドを引き出す練習で、左腕の使い方、ブロック、上で押す、このあたり全部 取り。骨盤の横回転面は、同一平面ではなく、ねじのような螺旋を描いている、という前提から始まる。非スローイングサイドは、腰を基点に脇の下を縦に引き込む。次男は奇跡的にうまくいってます。過去に林君に似たようなことをいくつか試してますが、スローイングサイドをかなり前で処理する傾向のある彼にはうまくいかなかった過去があります。東田さんにはまだ試してません。

 オーソドックスな練習とは、後傾して後ろにためるクロス(ジャンプ?)の練習です。よくある練習です。私が過去、ここから何も得られなかった練習群。東田さんにも実は少し試しているのですが、あまりにもばねがなかったのでやる意味がほとんどないよ うに思えて今はしてません。林君は普通にこなせるので、この先の「右膝を落とす」ところまで進んでます。次男ばてばて。この練習をしんどそうにするのはすごく新鮮だ。

 Ya●●●での入試問題漏洩の、K大英作文の答案例がどうもしっくりこないと思ったら、翻訳サービスで出した答えらしい。よかった、あれをおかしいと思う程度には頭は回る。て言うかよ、リスニングとかスピーチとか重視するんだったら、受験英語はもう
少し英作文を重視しろよ。文章も書けない人間にどんな英語を話させたいのか。観光地で円をばら撒かせたいのか。


3/1(火)

 反省しています。先週から一人で空回りしている。いっぺんにいろんなことをしようとしている。誉めるべきことはきちんと伝えなければいけない。ああ、俺は人間の屑。

 今日もいろいろ考えすぎて、プランだけが先走る。まあ練習は、雨も止んだし、投げれたし、いいとしよう。東田、吉本両名の動きはこちらの予想よりも遥かに良かったです。準備はできています。またドカ雪なんか降られたら嫌です。

 3月はよく見ると5週ある。3週目からは2時間投げたいな。できるかな。


2/26(土)

 林君見て思ったんだが、吉本次男、まだやり下手。精進しろ、精進。

 花粉のせいで集中しきれてない気がします。そういうわけで、練習量を落としました。

 やっぱり機嫌悪くなりました。


2/24(木)

 チューブ引きをしようと思って忘れた。

 寺山さんを除いた2名(東田、吉本)の調子が見るからによくありませんでした。何があったのでしょうか。でも、練習はそんなこと関係なくするもので、悪いなら悪いなりに考えてしなけりゃならないのです。動かないときだからこそ試せることもある(動けるときはもったいなくて絶対しないようなこと)。

 どんなに密で長い競技生活を送っても、すべての可能性を試すのは無理。だから、何をしてもやりすぎることはない。そして、人から教わることよりも、実際に自分で体験したことのほうが、圧倒的に情報量が多いことも忘れずに。

 「まず試せ」学生のときずっと言われ続けていた。母校の監督になった同級生は今でも学生に言い続けてるようです。

 試合には出ませんが、次回から少しだけ自分も動きます。理由はないです。いや、何となく。体調は最悪ですよ。多分機嫌悪くなるよ。


2/22(火)

 今日は猫の日。CSのアニマル・プラネットは朝から猫番組だらけです。猫かわいいな。

 今に始まったことではないですが、すこぶる体調が悪いわけです。大体、最近は毎日関わる人間の数が、月9ドラマの登場人物よりも少ないです。柄にもなく人恋しいです。甘酸っぱい想いもしてみたいんだ、この野郎。でも、解雇されて以来、人のたくさんいるところが、いまだに生理的に受け付けません。PCの電源のノイズさえもいらっと来るようになってます。長距離の奥村さんからいただいたM/Bは、電源管理がシビアです。それは電源を中古で350円で買う私が悪いのでしょうか(通常、電源の値段は最 低4桁)。今日もCドライブが不調で起動するなりブルースクリーンだ、どういうことだい、セニョール。とにかく、精神的に不健康な毎日です。酒を飲んでも酔わないし、たくさん食っても満腹感が出ません。

 東田さんや吉本君や林君の練習プランを延々と考えてます。割合では東田さんが一番多いです(すぐ反映できるから)。こうやって自分が考えてるとき、みんな何してるんだろうな。競技のことなんか考えてないだろうな。日々いろんな楽しいことがあるんだろうな。

 ↑んなこと考え出したら、まるで自分が片思いしてるみたいで、自己嫌悪に陥ります。気持ち悪い禿げた中年男性。

 以上、近況報告終わり。

 何か、自分の失敗経験も教え込んでいるんじゃないかという危機感があります。高2の11月からやりを始めて、30m54から半年で50m越えを企み、実際は45m08までしか行かず、IH県予選は、近畿どころか予選3 ファール(すべてラインを踏んで)という偉業を達成してしまった経験を、何も追体験させる必要はない。まあ、おかげで今の自分があるわけだが。

 東田さんには3月後半であと5m、さらにIH県予選で5m伸ばすという、恐ろしいロードマップが用意されています。25年前に私が失敗した計画です。これを強要するのは私のエゴなのでしょうか。いや、彼女なら多分できます。きっと私の予想を遥かに上回ってくれます。

 正直に言いますと、むしろ時間が足りないのは、吉本次男です。本当に、あと最低3ヶ月欲しい。高校60mデビューは難しいかもしれないが、57〜58mデビューは可能でしょう。

 それを言うなら、寺山さんには6ヶ月欲しい。30mは楽勝でしょう。

 林君にも6ヶ月くらい欲しい。65〜66mは確実だ。

 この2人は、誰が指導しても、6ヶ月でここまで持ってこれます。東田、吉本両名が、つぼにはまってかなりいいところまで来ているので、こちらは焦るのです。

 最近来てない菅原さんや関本さんだったら、逆に1ヶ月あればいいです。方向性が見えてますから。

 で、今日教えたリズムアップの話が、見事に伝えきってないわけだよ。くじけずに、次回また試みます。


2/19(土)

「勝ちゃいいんだろ!勝 ちゃ!勝ってやろうじゃねぇか!勝ってやるよ!絶対に勝ってやる!なぁみんな!」

 10年前なら実際に口にしてただろう。出典は各自調べる。

 頭をふりしぼって、考えられるだけのことを考えなければならない。幸い時間はたくさんある。既存のモデルにとらわれず、第三者の言うことにもぶれず、唯一無二という幻想にだまされず。でも頭の働きがここ数年低下していてしんどい。生命活動のすべてが低下していると思う。40代は考えている以上に残り少ない人生なのだと思う。

 とりあえず、2/20、今日は指導する側ができることの80%まで持ってきた。20%は落としすぎた反省だ。自分を追い詰めることにする。ほかにもまだ何人かいるから。


2/17(木)

 今年は3/21に試合はないのか。

 吉本君のやりのツボが明らかになったところで、本人にはできるだけ簡単に伝える。
めんどくさい。

 着々と伸びている寺山さん。イメージが少し固まる。どこまで時間をかけるかによる。

 伸びているのだがふたを開けてみないとわからない東田さん。あまり心配してな
いが。

 自分の考えてる投げの形を練習前に確認するようにしてるのだが、これではサイドスローがまったくできないことに気づいた。円盤にも応用できない。注意しておこう。


2/12(土)

 投げの筋力が結局投げの練習でしか得られないのはなぜか。

1.練習手段が投げの動きと大きくかけ離れている。
2.投げ動作の優劣は筋力よりも感覚に頼る部分が大きいから、単に筋力が上がっても専門的筋力に結びつきにくい。

 1は手段、2は頭の問題だが、動きの問題に直接切り込んでみる。一連の投げ動作は、身体各部がどうなったかの見た目で局面分けされる。腰が入ってから遅れて肩が入って腕が後方に残って・・・・という感じだ。腕の振り切りが遅いです、という問題があるとする。どうするか。腕、もしくは付け根である肩を鍛えるのか。そうではない。肩を動かすための体幹の 下の部分(たぶん腰から肋骨の下あたり)を鍛えないと改善されない。腕や肩で力を生み出すのではなく、腕や肩をいかに力の通り道に変えるか、が正 解だ。実際に動いている箇所から離れたところで操作は行われている。熟練するほど、実際に動いている箇所と操作が遠く離れる傾向にある。内股を閉めると か、足の裏で地面をつかむとか、投げの加減がそのあたりで操作する感じが出るようにする。「投げが大きい」とはそういうことだろう。

 つまり、レベルが上がるほど練習は細分化するのではなく、逆にシンプルになっていかなければならない。ここは盲点だと最近思う。だから、問題がある箇所は切り離して重点的に練習して、解決したらそこはもう切り離してはいけない。目立った問題がないなら切り離してはいけない。

 なんか反論がいっぱい来そうだ。

 ふくらはぎは何に使うのか。そこを痛めるとは何を意味しているのか。

 基本的に足首を固定するための筋である。足首はそりゃまあ120°ほどは動くものだが、おそらくサスペンションの役割を果たすために動くものだと 思う。大きな力を生み出して身体全体を動かすためのものではないだろう、多分。今でもダッシュとは爪先接地をしなければならない、という固定観念は広く存在する。わざわざ爪先で地面を捕らえに行って、地面の衝撃+自分の体重 でふくらはぎはエキセントリックな収縮((発揮している方向と逆の方向に動いてしまう筋収縮)を起こし、んでもって必要以上に肥大するというわけ だ。おそらく疾走時の接地の方法がまずいのだ。

 最近はサッカー関係でも、ふくらはぎがしゅっとしている(子持ちししゃものように膨れてない)ほうがフィジカルが優れている、ということを言い出 している人がいる。

以上2点、これらをさらにまとめると、私の考えている投げの一部に近づく。


1/29(土)

 寺山さんの練習方針をまとめまして、それ用の練習グッズがまた増えました。相変わらずのガラクタです。

 絶対安全なハードルと、投げ矯正の紐&パイプ。後者は、どんな人でも3ヶ月も続ければ練習の意味を成さなくなります。その理由は説明が面倒なので省略。

 最近の練習は、東田さんにはいくつか仕掛けを仕込んでいます。こちらの思うようになってます。これは誉めてるんですが、何をどのように誉めてるのかは、本人が知ると調子に乗りそうなので言いません。まだ楽観できないのです。


1/22(土)

 基本的に全員体育系部活経験者だから細かいことは言わんが、

1.安全には気をつけるように。
2.練習量が多いと損をしたなどと言わない。
3.どこか痛いなら原因を自分でも考える。

 肩が痛むのは、普通に練習を振り返って考えれば、チューブ引きが多かったことに気づかんか、普通。


1/20(木)

 金がなくていらいらする。

 去年一番売れたあのわけのわからない本。私はあれが嫌いで嫌いで(x100)、本当に反吐が出る。嫌いな理由を一言で言ってしまうと、「あんなチーム絶対に応援しない」に尽きる。ぶっちゃけ言ってしまうと、作中に出てくる「顧客の設定」が間違っていると思うのだ。99%言いたいことは省略してしまうが、日本のスポーツの観客って、スポーツの発展を妨げてないか。自覚のない上から目線で、敬意も払わず、勝手な幻想を押し付けてないか。そんな薄汚れた連中に便乗するマスコミや広告代理店やプロモーターが、さらに調子に乗ってないか。以上が、あの本に対する感想だ。

 私の大学時代の後輩は、有名無名問わずそれはそれは優れた人材ぞろいで、その中の一人が、「やり投げは技術が大事」って今更のように言ってたわけですが、学生時代に彼に「下手糞」と一刀両断されてた私は、今日は反省して、少し技術を考える練習をしてみました。反省は嘘です。大して変わってないです。

 今月の狙いは、普段しなれてない練習の組み立てで身体を追い込むことと、(やり限定で)体幹の始動から腕を動かすパターンを作ること、です。手段は古典的です。その代わり私が横からやいのやいの指示を出します。ですが、技術のうまい下手の基準は、上記の彼の言葉を借りるなら、「よく飛んだ技術がいい技術」です。そういう意味で、投げる環境でない今の環境では、やいのやいの口出ししている私の責任が重大で、胃が痛いです。

 本の話題でもうひとつ。『新世界より』貴志佑介 が文庫化しました。すごく面白いです。そして読後感が極めて胸糞悪いです。←なかなか味わえないぞこの感じ。


1/18(火)

 練習量を増やします。少し遠回りな感じがするでしょうが、ベース強化は今しかできません。・・・と思ってやってみたら、余裕ありすぎです。まだ少なかった。


1/13(木)

 寺山なつ美さんという方が新顔です。

 病み上がりがいるので練習は通常の約1/3。火曜に1時間かけて検証したプライオメトリックスは、想定してた量の半分以下。さてどう盛り返していくか。


1/8(土)

 今日は久しぶりに林君一人です。

 今回試していることは、林君の長所を損ないかねない微妙なものです。振りきりの動き出しで腕をセットする箇所をなくす。ここでやり投げでは古典的な指導、「頭の後ろでやりを離す」。動きの機序として、体幹の起こしを腕の振りに先行させるため(後傾はもともとそのた めにすることなのかもしれない)。うまいこと融合できたらいいんでしょうけど。いいとこ取りの融合なんて、まずうまくいった事例を知らない。

 こういったことは、力の流れを色彩化したイメージで思い浮かべることが多いです。理屈は後からついてきます。最近は夢の中で誰かがキーワードを教えてくれたりします(そのとき投げてるのは自分だ)。いずれにせよ、お手本となるモデルが固定してるわけじゃありません。

 先日、某バラエティで「運動神経ない芸人」の悲惨な映像が流れてました。これは得るものが多かった。実に多かった。彼らを見て多くの人は笑うんでしょうが、私は日頃、とりたてて運動してるわけでもない人の投げる動作を見て「・・・」な気持ちを抱いてます。駅で階段を上り下りする人を見て、その遅さを異常だと思っています。スキップできない大人など、九九の言えない大人以上にたちが悪いと思ってます。しかしおそらく、プロ〜選手な人たちは、一般人の身のこなしを、「不細工で醜いもの」と感じているでしょう。さらに、国際レベルな人たちは、ローカルレベルの人たちを見て、「何でこんなこともできないんだろう」と不思議に思っているに違いない。で、稀に見る不世出な人類の秘宝な方々は、凡人を見て「なぜ当たり前のことをしないのか」と純粋に疑問に思っているはずです。

 理屈じゃ超えられない。相対性理論が発表されて半世紀以上経つのに、隠されているわけでもないのに、多くの人はその本質に至れないし、アインシュタインのレベルになれない。それと同じだ。

 違う番組では、学者という肩書きを持った連中が「運動には有酸素運動と無酸素運動があって〜」だの、「50歳くらいまでなら一週間にトータル10 分程度の無酸素運動で事足りる」だの、お前ら自分の身で検証してないだろ何も、な話を展開していた。日本の将来は暗いと思った年の初め。


1/6(木)

 あけましておめでとうございます。

 年末年始は、東大寺で鬼のような練習を3日目だけした。31日は雪が降って、何かを108回なんてものの45分で終わって、ディ○ニーに訴えられるようなものを作ってやれとがんばってなぜか結果うさぎ の雪だるまができた。4日に初練習をした。案外きついことをした。

 今日東田さんがインフルエンザにかかった。林君と吉本次男で、負荷をきつめに専門性は低いが体幹にくる練習。林君の投げの問題点を改めて指摘。三橋さんが砲丸の技術チェックに来る。

 低燃費、略してTNP。「日本語だし短くなってないし。何で?」「ちょっとかっこいいからだよ」「えぇ〜」

 ↑最後の「えぇ〜」が、日本人として正しい感受性である。では、陸上で賞状をもらったことのあるあなた、一番上に書かれてあるアルファベット3文字を見てみよう。がっかりするだろう?情けないと思うだろう?かつては日本陸連もその略号(NRR)だったが、さすがに今は違う(恥かしいもんな)。こういうのを伝統というのはおかしいと思うのだ。