9/17(土)
東田さんだけです。
就職試験明けで、完全に腑抜けです。
日本全国の高卒就職状況の壊滅的にして夢も希望もない報道とは裏腹の、今年は
本当に西日本で工業系で良かったという状況ではありますが、まだ結果 が出た
わけではありません。
次回は外周なので自分で学校で投げるということです。そうか来ないのか。寂し
いな。
ちなみに、現時点で私が考える彼女の競技力は、40mを超える可能性は3月末まで
0%、35mは5%未満です。
かなり大甘の高評価。
ベスト記録が出る裏づけはまったくありませんが、最近の動きは力みが抜けてそ
れなりにいいので。
というわけで、話のネタも尽きたので、いつもどおり雑談を入れます。
その1。
「ポジティブシンキング」という言葉がある。
本来、「建設的な、肯定的な考え方」、と訳されるべきこの言葉を自ら口にする者は、実際にはほとんどが、根拠もなく楽観的な考え方をする、現実逃避をする人種である。
「まぁ、どうにかするさ、そのうちに」と問題を先送りにするか、「まぁ、どうにかなるだろう、してくれるだろう」と、自分では何もせず起こりもしない奇跡を待つ。
「したいこと」を、「しなければならないこと」より優先する。
嫌なことから目を背けているから、朗らかで明るく見えるだけだ。だから、問題を直視しないという意味で、彼らは少しもポジティブ(建設的、能動的、肯定的、積極的・・・)ではない。
むしろ真逆のネガティブと言うにふさわしい。実は閉鎖的で、変化を望まない者。自分でアクションを起こす気がさらさらない者。
ポジティブという言葉が持つ、一般社会では好意的なイメージにあぐらをかいて、堂々と怠けている。
じゃあ逆に、「ネガティブシンキング」(そんな言葉あるのか?)とは何か。
杞憂、取り越し苦労。そういうことだろう。たったそれだけのことだろう。
あたふたして「どうしよう、どうしよう」とうろたえる。不満を抱え込み、愚痴る。実行できない計画に自分で縛られる。
確かに周りを陰鬱とさせる。しかし、きちんと現実の困難さが見えてるじゃないか。彼らが必要としているのは道筋。突破口。
前に向かって壁にぶつかってるなら、壁に隙間があることに気づけばいい。彼らには前に進もうという意志がある。
この意志こそ、本来ポジティブと表現されてしかるべきだと思う。ポジティブであろうとするがゆえに、苦しむ。
私は、自分自身がうろたえる人間なので、自分によく似た「ネガティブシンキング」傾向な者には、道筋を示す者、突破口を共に穿つ者でありたいで す。
うろたえることもなく、ぶれずに前だけを見てられる、真にポジティブな者には、障害物を取り除き、露払いをする者でありたいです。
現実逃避する楽観主義者には、困難な現実を乗り越えた先の世界を示す者でありたいです。
様々なかたちで人にものを教えるようになっておよそ20年、いつも3番目で失敗しています。
散々怒り狂った挙句、伝えることに挫折します。しかも、私の敗北感は、楽観主義者たちにはほとんど伝わらないのです。
遠くない未来にこいつらが後悔しますように、と、呪いをかけたくなります。器が小さいですね。小者ですね。
でもその呪い?が通じて、「あの時言われてたことが今になってわかります」などと言われてしまうと、発散しようのない無念さに、ぶっちゃけ死にた くなります。
決して極端な表現ではありません。
私は、日々無念を積み重ねています。これくらいカミングアウトしても罰は当た
らないでしょう。
その2。
「日本人はパワーがないが、スピードがある。」
誰が最初にこんな根拠もないことを言い出したのでしょうか。
これはたちが悪いです。
前半のパワーのくだりは、体格の劣る日本人が筋力もスピードもないさまを嘆いたもので、そこには戦前から戦後50年代あたりまで、満足にものを食 べれなかった社会背景が含まれている。
それらすべてを恨みを込めて「パワーがない」と表現していたのだと思う。
しかし、時代は流れて、思いっきり食べることは克服され、筋力はそこそこ差を縮めつつあると思う。もうパワーがないなどという言い訳はしてはいけない。
本当に、この言い草にはポジティブ(建設的)な側面がまったく感じられない。
問題は後半、スピードがある、だ。
一体、いつ、日本人にスピードがあるという認識が世界に広まった?どの場面でだ?
私が若い頃から、かなり昔から言われている。で、昔から疑問に思っていた。
体が小さいからちょこまか動くのを、スピードがあると表現しているのか?言い方が悪いが、頭が悪いにもほどがないか?
日本人のスピードは、普通だ。何の特色もない。
しかし、最近新たな認識が加わった。女子サッカー日本代表や、ラグビー日本代表を見て思ったことがある。
日本人は、足が遅い。とにかく遅い。
筋力はそこそこ、スピードは普通。そして足がべらぼうに遅い。
野球や男子サッカーは、すべてどれもここ10年でで劇的に改善されている印象があります。特に、男子サッカーのスピードと足の速さは本当に新時代 の到来を感じさせます。
脚の筋のつき方でそのあたりを直感的に感じたライターがいるそうです。ふくらはぎがしゅっとなったと言うか。
我々は、自分で考える自分自身というものをもう一度冷静に見直す必要があるんじゃないでしょうか。
他にも、教育水準が高いとか、勤勉であるとか、災難にあってもパニックに陥らないとか。
とりあえず、この3つは嘘だと思うのです。世界の多くの人々が、自分たちをこうだと思っているのを冷笑していると思うのです。
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