2008年分


12/10(木)

 少し投げただけで腰が痛いのです。

天気が微妙だったので、メインメニューを最初に回して全体の練習量を落として
みました。

で、バランスボールなんぞしてみたりする。私自身はなかったことにしたい。まあこんな日も今後たまには入れます。

 


11/24(火)

 ひっさしぶりでございますが。

 この1ヶ月強、順調なのが西川君、出遅れ気味なのが林君(普段の練習についてはこちらからは如何ともし難い)。そして、想定外なのが吉本次男です。

 最近、練習ねたがどうもしっくり来ない(頭まで老化し始めているのか)のです
が、そのしわ寄せが、吉本君の練習が大雑把になるという悲しい結果につながっ
ています。成長がこちらの予想をはるかに上回っているので、たださせておくような組み方ではだめになってきています。でも林君とか西川君と同じのりではできないのです。なぜか。中2だから。頭の痛いところです。

 今日はそんな感じでかなり楽な日です。どうしようか。


10/31(土)

 1ヶ月、いろんなことを試したり考えたり。

 で、その結果、おのおのの練習パターンを確立できました。吉本次男は砲丸の回転導入の練習の組み立て、方針を大体固めました。ただし基本は円盤で、そこは本人任せです。

 西川君は新フォームの導入。この2週間で新練習パターンはこなせています。手応えもそこそこ。

 林君はパターンはできているものの、練習の実践はまだ少ないです。あと、種目問わずするサーキットは、「走る日」と「走らない日」。こう書けば3人は大体わかると思います。

 「走る日」は「すごく走る日」と「それほど走らない日」に分かれます。前者は最近してませんが。

 やり投げで「スタンスを広げない」というのは、体重移動を敏速にして投げのリズムのテンポを速めることが狙いだと思います。つまり、ポイントは「身体姿勢・位置」ではなく「所要時間経過」。そこを見誤ると、ただ動きが小さくなるだけで、そのデメリットを補うために力(パワーではなくフォース)に頼る羽目になる。・・・なんだが、林君にどこまでそれで引っ張っていいものやら迷います。今よりももう10%速く動けるようになって、そこで一足長スタンスを短くして、ガツンとぶつけて上に力を向けるようにもっていきたいんですが、ちょっと前倒ししてそろそろ上に大きな動きの幅をつくるような流れにしたほうがいいんだろうか。今日試合を見に行ってそう思いました。どうでもいいですが母校(高校)の同窓会みたいな試合でした。頼むからみんな最低55m投げてくれ。

 インフルエンザとか風邪とか、周りにとても多いのですが、普段不健康なせいか特に何も起こりません。馬鹿だから風邪を引かないのでしょうか。


9/23(火)

 練習ネタのインスピレーションをもらいに、記録会を見に来ています。基本的に私は常に「今現在の」自分が大嫌いなので、過去の経験から練習ネタを拾ってくるのが時々すごく嫌になるのです。で、その流れから、たまたま今日気づいたことがありまして。私が投げ込みやら走り込みやら、そういう量で攻める練習が無性に好きなのは、今の自分を完全否定するためだと。今の自分を「完全に壊す」過程だと。人にさせてると、いずれ気づかれるんだろうな。そこら辺、頭の片隅に置いておかねばならんと思いました。

 吉本次男が円盤全重量に挑戦して、結果としては高校1.75kg以外は及第点でしょう。父は1投目のファールが響きました。大学陸上部に入部した林君は、肩の痛みから大事をとって欠場で、練習も休み。

 練習は親子以外に西川君。ここ2週の練習で、走るメニューがあった日が基本形態、今日も含めてなかった日が緩めの練習形態です。細かい部分は常に変えますが、流れは覚えていてください。前半1時間の疲労具合がまったく違うはずです。ただ、WTと鉄棒がないのが痛い。もう少し内容を詰めます。

 しかしだな。自分を実験台にするとか、完全否定して壊し切るとか、まったくの別人に生まれ変わるとか、引退後の快適な健康を期待しないとか、そんなに共感できないものでしょうかね。ルール違反はだめだと思いますけど、スポーツ=健康という固定観念は、確実に柔軟な発想を縛ってると思います。


9/15(火)

 中学も高校も一般も連戦なので、練習強度は抑え気味です。

 ここ2週間の流れは↓。

 吉本次男は腰痛もあるので尻〜ハムにくる地味な補強。

 西川君は新たな投げを習得すべく、ターボジャブ(改)で60%強度の投げ+低い姿勢での体重移動。

 林君は全般的なパワーアップと振り切りの改善。

 吉本父は試合直前もそれ以外も練習はあまり変わりません。

 今日は次男と西川君。ぐっと落としました。補強ばかりです。

 やりの振り切りについて、先日の土曜にある一つの結論に達しました。「真下に振り切る」、この言葉で表される動作にコンセンサスがない。「振り切る」には体幹が突っ込むとか、Cカーブを描くだとか、上腕の回内だとかの要素が含まれている。「真下に」には、投擲物のバックスピンに関わる重要な要素が含まれている。やりを「振り切る」とは何かを明白にしつつ、「真下に」振ることの種目特殊性に気づかねばならない。真下に振らなければならない投擲物とは何か。なぜ真下に振る必要があるのか。何か勘違いしていないか。結論を言ってしまうと、「真下に振る≠振り切り」長くなるので詳しい話は次の機会だ。


8/29(土)

 吉本次男がジャベリックで勝ちました。JOに行けるでしょう、多分(決定ですよ by アキタ)。電話で「(50m飛ばなくて)だめでした」と報告してくるところが泣けてきますが、その昔同じく中2で55mを投げた高3N曰く、

「え、48mで勝ったの?」

と言ったのは秘密だ。

 林君に前腕の使い方について突っ込んだ説明。西川君に今後の投げについてこちらから提案。須河綾乃さんに後傾について思うことをぽつぽつ。

 今日はかなり楽ですがマニアックな日。もう少しわかりやすく説明できないもんかと反省。

 今、かなり広範囲で悩み事があるのですが、こんなお歳ですのでそうたやすく人に相談したり泣き言吐いたりできません。しかし今一番うっとうしいのは、●●●の傷が擦れて痛いという、今日来た人しかわからないネタです。


8/27(木)

 なんかいっぱいいます。

 林君の良い時と悪い時に差がありすぎるので、最近練習をハードにしています。今日はここ数日の調子から悪い時であることが最初からわかっているので、あまり課題は厳しくありません。腕振りに難があるように思えてきたので、Stretch-Shortning-Cycleな
MedicineBallを試みてます。

 西川君の持ち味は、類稀なまでに澱みのない投動作(種目問わず)です。一見最高速度がそんなに出てないように思いますが、一度もとどまらずに加速し続けることができる。加えて、投擲物に力を加え続けられる区間がとても長い。ポイントは、持ち味を殺さずに最高速度をいかに上げるかです。難しいです。

 吉本次男ひろきくんは、まさかこんなに早く円盤投げの動きに適応するとは思ってなかったので、いろんなことが予想外です。大きなスタンスからでも腰の切れを維持できるので、とりあえずほかの種目も全部これで行こうと思います。て言うか、今の持ち味は円盤のときにしか出ないものなので、砲丸もやり投げも円盤の動きのイメージでしてみようか、ってことです。西川君の持ち味が種目を問わない汎用性のあるものであるのに対し、吉本君のそれは円盤ならではのものです。

 吉本父は今日も元気です。私が見たところでは。今の技術は純粋に理想の追求の結果なのか、今の体力に適応させた結果なのか、同世代としてはそこが気になります。

 吉本長男たかなりくんと三橋さんが来ています。疲労困憊で。上半身ががちがちです。吉本長男君は今日教えたストレッチはできるようになったほうがいいです。あれは腰だけではなく体側から脇の下まで伸ばします。三橋さんにした腕の角度の話は、肩甲骨周りの柔軟性と関わります。腕を真横に広げそのまま上まで持っていくとき、肩甲骨を肋骨から離し、横に大きく広げて、肩鎖関節を中心にして僧帽筋で上に引き上げます。
動作の前半は上腕を動かすだけですが、後半は前述したような肩甲骨の動かし方をします。男子はこの方向で肩甲骨を動かせない人が珍しい(胸をすくめるとか胸を張ると
かするときの、肩甲骨を前後に動かすのが苦手な人は多い)ので、少し新鮮に思えました。もしかしたら女子には多いのだろうか。

 そんなに元気ないですか、私は?


8/18(火)

 最近の練習の雰囲気が、みんな結構なまでに競技者モードでうれしい限りです。つまらんことしようものなら遠慮なく怒れるし。茶化したり、笑い事で済ましたりできない感じでこちらも引き締まるし。

 ゆるい雰囲気でありながら、それとは裏腹のハードな練習をするのが理想です。2時間じゃ、ハードっつってもせいぜいメニュー2個分でしかないけど。全然ハードじゃないな。

 林君のメニューをきつくすることにしました。今日は来てません。次回も来ません。

 吉本次男ひろきとゲスト三橋17歳。特別に丹羽コーチ。次男はジャベリックも見据えた練習になります。自分とも林君とも違う、円盤投げならではのやり(ジャベリック)をしてみよう。ついでに砲丸も回転投げだ。今のところどれも順調です。三橋さんは最近時々来ます。今日、すごくやつれているというか、それとも締まったのか、いいほうでありますように。上手くなったし、体力もついたのに、何かとしんどいことがあるんですね。

 林君のとも吉本君のとも違う私のやり投げですが、今日ふとしたことで、欠陥が見えました。わかり易く言ってしまうと、「無駄遣い」です。


8/11(火)

 国体選考の結果知りたいな。

 どうも。精神が枯渇しています。暑くないのにまったく覇気が出ません。皆勤で練習指導はしてるのに更新は滞りがちです。

 吉本親子と林君は木曜の記録会に出ます。コンディションに関係なく練習をこなしている吉本次男ひろきと、モチベーションに全くの衰えを見せない吉本父功氏。自分なりにコンディションを維持できている多忙な大学生林。

 林君の技術のアプローチが、意外とやりをリフトする動きにつながってました。着実に私の投げとかけ離れていっているのですが、思わぬ結果です。

 陶山、盲腸って・・・。


8/4(火)

 IHは同窓会状態でした。だから帰宅して気分がすごく沈むのだということに気づきました。母校はIH開催県で毎年OB会をしますが、言うまでもなく、今回も含めて一度
も参加してません。

 今日の練習もプチ同窓会状態でした。私の同窓会ではないので気分は沈みません。それなりに練習が進んでましたが、突然の雨で見事に今日はもう終わりです。今日試そうと思ったことは次回に持ち越しましょう。

 雨宿りしながらの雑談が楽しい日でした。


7/30(木)

 心が折れていたので放置してました。

 ざらっと近況を述べますと、吉本寛樹君は今日までに円盤で42mを超えるまでになってます。適応能力の高いこと。吉本(父)功氏は一般用の円盤で切れを見せます。西川君じわじわ再始動。大学生林は小休止。須河綾乃虎視眈々。

 エピソードは書ききれないほどあります。

さあ、後半戦気合入れようじゃないか。私自身はもういいですが。


7/2(木)

 吉本親子。今日の投げを疲労で片付けるのを、吉本父は納得してません。


6/30(火)

 吉本親子、林

 結果的にかなりきつい補強となりました。林君の投げの変化に手応え。


6/27(土)

 吉本、林、須河綾乃

 ぐだぐだで練習メニューがぼろぼろ。吉本君の砲丸はまだ中途半端な段階です。


6/25(木)

 土曜は林君の振り切りの遅さに手を加え始めたのでした。

 火曜は吉本君の砲丸の立ち投げのみに進境が見られたのでした。

 木曜は吉本君の円盤にも進境が見られたのでした。


6/18(木)

 誰も来ませんでしたっと。

 近畿IHの女子やりの後半3投を見ることができました。大きな動きを身につける前に、すばやく動かすことを覚えなければいけないんじゃないか、と思いました。


6/16(火)

 事務作業がいつもの10倍時間がかかって、こっぴどく叱られる。体調の悪いところを列挙する気力もない。

 男子フルメンバー+黒田さん。

 申し訳ないが、今日はほとんど各々ほったらかしだ。

 ハンマー振り下ろしは、少しノウハウを考えます。

 投げ動作する身体を釣竿のように見立て、右手と左手の間隔を空けて竿を持つ。少し無理な例えだが、右手と左手はそれぞれ右足と左足(右腰と左腰)と見立て、これぞ「2軸」と言うのなら、

 それは納得できねぇ。


6/13(土)

 大ハンマー(両口)10ポンドを買いました。調べてみると30ポンドまではラインナップがあるようですが、値段が手頃なのは12ポンドまで。10ポンドは自衛隊とか消防署に備品として普及している重量のようです。

 林、西川、吉本、計3氏の定番。林君は合計3時間半の綿密な練習。投げに少しずつ改善が見られます。西川君は今でもとりあえずリフトの効いた砲丸を投げることができます。もしかしたらすごいものを見ているのかもしれない。吉本君は7月には10m50くらい投げるでしょう、多分。

 今日はすごく疲れていたので自分の練習はしてません。こういうときは他人にはかなり無茶なメニューを設定してしまいがちですが、今日はどうだったのでしょうか。


6/11(木)

 仕事で異動してから、奈良も大阪も近畿もIHの女子やりを見に行けません。

 吉本親子が乗り乗りで投げてます。西川君はNO調整。初めて黒田さんと話しました。

 砲丸出身のやり投げは体幹の起こし回転が上手い代わりに、右脚(右利き)を踏ん張る動作が腕の振りとコンフリクトを起こすように思います。なぜやり投げにこんなにノーリバースが少ないのか?立ち投げが案外練習手段として定着していないのはなぜか?


6/9(火)

 林&西川。

 砲丸の芯を突き切れない西川。少し困惑している林。

 少し難しいところに突入。


6/6(土)

 忙しいのとしんどいのとで今年はIHを見に行ってません。今日、練習前に何気に寄って見たら、西川君がやりで優勝して表彰されてました。

 林君相手に、練習セッションを1時間3つに分けて計3時間半のプログラム。それなりにハードな内容。走り方を改善せねばいけないのかも。課題はそこにある。

 蹴上がりを試みるまで肩は回復しましたが、今度は右肩が緩々です。


6/4(木)

 吉本親子は週末また試合なので技術チェックです。

 林君は専門筋力強化の後に投げ。密度の濃い12本。さらに専門筋力強化のための補強。

 隣で伝説の指導者と大阪3冠王が練習してました。似てるなぁとは思っていたの
だが。よせばいいのに昔の自分の投げをチェックしてみる(練習のネタ探し)。下手すぎて頭痛がする。過去は消せない。


6/2(火)

 吉本親子と西川君。

 砲丸の力感が乏しいのでアイソメトリックなことをしてみる。意外と効果があったので今度はPNFもどきにしてみよう。

 西川君はクロスの確認のみ。


5/30(土)

 林君が和歌山県選手権を回避して、じっくり鍛錬しなおします。今日は彼だけです。そういうわけで3時間半、専門練習の色合いの濃い、鍛錬期をやり直す練習。最後はWTで締め。途中豪雨になって、私が少しやる気を無くしかけました。なぜか投げがなかったが、その代わりMBは延べ100投ほど。目指す技術の方向も何となく見えてきているようです。

 練習の7割を一緒にしてみましたところ、MBを投げてる途中に左肩が「しっくり」はまりまして。痛みがほとんど消えました。触ると損傷のありそうなところは少し痛むのですが、鉄棒にぶら下がっても特に問題がない。何なんでしょうか、宿業みたいなものを感じます。

 本日来ていない吉本君は、今日の試合の円盤で少しずつベストを更新しています。弟ゆうだいは相撲の無敗街道を続けているのでしょうか。大阪IHは、以前何度か見えていた方の教え子が男子やりを制しました。女子の投擲は何だかすごいことになってます。土曜の時点で2種目制した円盤高校記録保持者に隠れて、同じ学校から2種目とも3位になっている2年生がいます。そして2人で最終日の砲丸で優勝を争いそうな雰囲気です。少々縁がある人たちなので、書いておきました。おめでとうございます。3位はおめでとうではないのか。


5/28(木)

 要望がありましたので再開します。

 この1ヶ月に私に起こったことは、

・バイト待遇のまま本社に異動になった(波乱万丈な職歴)
・999円でやりスパイクを買った(でも人にあげた)
・左肩の五十肩は、石灰化した烏口肩峰靭帯が肩峰を著しく傷つけたか、烏口鎖骨靭帯が少し切れたっぽい(状況証拠がそろっている)

 県選が終わって、君は技術体系を系統発生の観点から捉え直して、今後予想される「彼にとっての洗練された技術像」から練習メニューを考えています。今関わっているやり投げ選手が何人かいるのですが、自分も含めあまりにも技術の系統が異なるので、練習手段も別々で非常に頭を悩ませます。簡単に言うと、彼の投げは「軽く後傾した、広いスタンスの構えからの投げ」。簡単すぎて誤解が多すぎますが。

 吉本君にはタフな体作りをさせています。技術は思うところあって私からは口出ししないような感じです。でも下半身はもっと強くなってほしいです。

 補強は、ブリッジとか逆立ち歩行とかを多くするようになってます。


4/21(火)

 最初に書いておく。私はこう言いました。「ここで投げてるのはわかってるんだろう。どういうつもりだお前ら。」そんな言い方しなくても・・・と思っているんだったら、補足する。言葉を選んで、そういう言い方をした。君たちがたまたま気づいていないのではなく、「自分たちの学校でもないところで、他人が練習しているのも構わず、周りに注意も払わず、数に恃んで自分たちの練習をする無神経な連中」と判断したからだ。実際、そう言っても、特に反論されるでもなく、謝るでもなく。あれだけいて誰一人何も言わないか。言いたい事はまだあるが、言うだけ無駄な気がするのでもう言わない。正直がっかりだ。

 今日の参加者は西川君と吉本君。

・Med.Ball
・短い往復走3種
・throw

 吉本君の脚の疲労が甚大。WTをしたから。振り切りにまで出る影響。西川君は、下半身がよく動いて腕の振りといまいちマッチしません。今日は全体をまとめるほうを重視して本数を稼ぐ。最近はグラウンド整備でラスト10分。


4/18(土)

 砲丸の足留め made by 丹羽 は、多分まだ砲丸とともに奈良教育大のロッカーの中にある。

 フルメンバー。

・2種類の重量のMed.Ballで、試合のupに使えそうな種目
・throw

 吉本君の投げはリバースが無いから、ファーストターンをゆっくり入っても加速できない。さてさて。

 西川君が良いまとまり方。私のapolloのやりは実質旧やりだから飛び方は気にしなくて良い。林君まあまあ。重心の上下動とクロスに入ってからの減速を抑えられているのが良い。

 12年前、かなり無理して体重を96kgまで増やしてたことがあったのですが、当時の顔がインパルス堤下にそっくりであったことを今日知りました。ちなみに声はケンドーコバヤシ並にこもってました。誰も知りたくない情報。


4/16(木)

 現役復帰無理。最低3ヶ月くれ。

 くん、吉本くん。奈良高校。

・クロスオーバー走
・Med.Ball
・throw(は補習)。

 君の問題点は、一言で言うと「その程度の練習量だから、技術が改善できない」。補習の具体的内容は秘密。目安となる課題も出しました。少しきつめの。

 吉本君は、ターン開始時の右手の向きのばらつきが気になりました。たぶん体幹の余裕の無さから来るものだと思います。

 練習は自己否定。でも「自分はこんなこともできない」と思うのと、「今の自分
はこんなことができない」と思うのは、否定対象が微妙に違うのよ。


4/14(火)

 吉本君一人。

ツイスト系の体幹補強
・腕立て伏せ
・腹筋
・クロスオーバー走
・ショートインターバルダッシュ。

 脈拍を目安にした瞬発系メニューのセット間インターバルの設定。最初に180以上まで上がるような強度、100ほどまでしか回復しない段階で反復回数を下げて畳み掛ける。いずれ回復が早くなったら種目内容そのものを変える。


4/11(土)

 吉本、そして中田周作

・変形ダッシュ
・メディシンボール
・投げ
・ロープ補強
・林は腹筋とクロス走

 君に疲労。中田周作不調(本人談)。吉本君良い感じ。円盤の飛ぶ軌跡がきれいです。カラー舗装みたいな硬いだけのタータン。足の裏に熱がこもるような違和感。今日は練習強度を高めるはずでしたが要領がつかめません。


4/9(木)

 西川吉本と、つまりはこれがフルメンバー、だと思う。

投げて腹筋

 ちょっと強度高めが続いたので少し落とし目。西川君の課題はビビらずに振るきること。そこで初めて体幹の起こしという武器が活きてくる。吉本君は少し休ませよう。林君はこれまでの練習経過をまとめて、行き着く先がオーソドックスなものになろうとしています(間違ってない、俺。多分)。

 鉄棒は格段の進歩を見せていますが、今後するところが近くにはありません。


4/7(火)

 投擲はコーチの棲み分けが発生しています。対象種目なのか、対象年齢なのか、対象性別なのか。奇しくもそれはかつての私の仕事(10年していた塾講師)の顧客層に酷似していたりする。

 吉本親子、君。少し疲労をためた吉本君と少し間隔が開いた林君のために、練習内容は少し緩め。そう思いつつ最初の補強はいつも通りかそれ以上。

・プレート20kgツイスト歩行
・プレート20kg頭上大股歩行2種
・シャフト10kgハードルまたぎ
・シャフト10kg体幹補強2種
・腕立て伏せから低い姿勢のダッシュ
・throw

 君は投げのときのリードする腕のアクションに工夫が必要です。


4/4(土)

 吉本寛希君。

大股歩行を中心としたアップ
・思い付く限りのWT(上半身の種目が多かった)

 下半身のメニューのバリエーションを増やそうと思います。この一週間はいろいろ思いついたことが多かったのですが、まだ黙っておきましょう。


4/2(木)

 吉本寛希君と谷岡美沙さん

・throw
・上半身のWT(主にプルオーバー系)

 谷岡さんは強くなっています。でも投げのリズムが基本的に後半ゆったりしていない。その解決策の一つとしてかつての私の投げを少し教えましたけど、まあ参考にすることは無いでしょう。


3/31(火)

 吉本寛希君と君。吉本君は試合直後に直に移動

・主にthrow

 「腕を高い位置で振る、突き出す動きには1-hand overthrowの動きが含まれるのではないか」という仮定。よくよく考えてみれば、オーバースローだけでなく突き出し動作も動物の?自然の?動きではないわな。


3/28(土)

A.M. 吉本親子と和田

・上半身補強
・急坂ダッシュ
・急ターンダッシュ

P.M.吉本親子と兄弟、和田君、西川君、

・主に投げ
・鉄棒補強

 和田君は那須塩原で2年間、研修医を勤めます。機会があればまた会いましょう。現役続行は絶対関西よりも容易です。


3/26(木)

 吉本親子と君・・・だったと思う。

 主にthrow。最後に鉄棒をみんなでしてみた。吉本君には夏までに蹴上がりを教えこませたい。


3/24(火)

 鼻炎止めと葛根湯の同時服用は、やめたほうがいい。鼻は楽で、頭痛もしないが。

 寛希君が円盤33m投げましたとさ。

 吉本親子揃い踏みと君。

・重めのmed.ball
・体軸を強調した補強:股割り、大股補強、逆立ち、逆立ち腕立て
・負荷走
・ジャンプ
・throw

 君は、今日は技術をじっくり考える日になりました。投擲は、どうしても動きをスタイルとして最初受け入れるため、「なぜそのように動かなければならないのか」ということをつめて考えてないところが多々あります。特に高校生。円盤のターン、やりのクロスなど、最初に教わったときに感じる疑問。そういうの大事よ。忘れてはいけないよ。疑問に思い続けてなきゃいけないよ。で、君のラストクロスの特徴から改善点を考える。キーワード「投げる軸は走っているときはいらない」

 昔から思うのですが、やりの動きを物理的に語るなら、極座標(球座標)で、円盤、ハンマーは円筒座標で表現するべきだ、絶対。

 WBCから何もヒントが得られませんでした。感受性が薄れてきている焦りを感じます
ダルビッシュは本当に100マイルを投げたのか?


3/21(土)

 横になっても目を閉じても、目の奥から頭蓋の中央にかけてずっしりと痛んで眠れないっつうのが、今日の昼まで続いた。

3/19
 吉本
寛希君(弟)が円盤とジャベリックを投げる。円盤はターンの加速感を大事に。ジャベリックは、まぁ良いとしよう。

3/21
 君と吉本親子と
光定さん。光定さんの砲丸は、正直把握してません。吉本寛希くんは明日試合なので軽めの投げ。ジャベリックは、まぁ良いとしよう。君は投げに速く大きな動きを入れていく。あと、西川君がちょっとだけ合流。

 吉本親子と君共通のメニューは、
・Med.Ball:真上、前、後
・Jump:交互10段、2-step10段、スケーティング10段(いずれも助走つき5本)

 投げた後の背中の張りは最高の気分です。気にしないで下さい。


3/17(火)

 5kgの砲丸がどこにも無ぇ、、。

 吉本親子。

ツイスト系の補強
・throw
・股割りの補強

 股関節の硬い、跳ぶターンが気になる。でも今日はアイデアがいまいちで、いい練習メニューが浮かばない。


3/14(土)

3/12
 吉本親子。球場脇の階段で走って跳んで上半身補強。Med.Ball投げて最後も腹筋と股関節補強。

3/14
 吉本兄弟。
ハードルジャンプ。Throw。兄はハンマードリル、弟は円盤。WT:クリーン、ハイプル。

 焦るな弟。攻めていけ兄。


3/10(火)

 吉本兄弟の名前をきちんと覚えられない。名前を覚えられないのは物心ついた頃
からだが。

3/5
 ハンマーを投げる兄弟。

3/7
 投げることができなかったのでMed.BallとWT。
西川君と君、そして兄弟。少しきつめの補強をしました。

3/10
 
吉本親子。弟の名はひろき。末の弟はゆうだい(小学生)。円盤を投げてターンのドリルをして腹筋。兄はたかなり。今日はいません。


3/3(火)

 三日とも吉本兄弟。

 2/26
 投げと補強補強のテーマは「後方に体重を崩す」

 2/28
 投げ、ひたすら投げ。弟は円盤の上に上体がかぶる癖が出ます。兄は少し悪戦苦闘。

 3/3
 補強、
ひたすら補強。追い込み甲斐があるというものです。突き指は冷やしましょう。


2/24(火)

 雨が降ってないので外でします。吉本親子、西川君、君。

・10kgシャフト:伸身スナッチ、肩回し、突き出し
・throw
・少し走る(80m/2〜3)
・補強:腹筋の姿勢からのプレート回し3種、肩甲骨周りを締める3種

 やりのthrowは大股・後傾からの投げをメディシンやら女子やりやら。明らかに投げにくい姿勢からの投げで強調すべきことをする。この場合、(右利き)右足で右腰を押し込まないと右腕は振り出すこともできない。体幹の起こし動作を振り出しの最初の動作にする。動き出したら、積極的に左足に乗っていかないと腕が振れない。肩に頼らない腕振り。


2/21(土)

 木曜は吉本君弟と須河さんが来たようです。私は行ってません。また仕事で胃に穴が空くようなミスをしでかしたからです。左肩も相変わらずの激痛です。率先して見本を見せられないのは教えにくいです。歳をとっていいことなど何もない。

 今日は大盛況でした。吉本兄弟、西川君、陶山君、君、須河さんに三橋さん。元気そうで何よりです。四六時中沈んだ顔をしているのでなければ。まあ、成り行きで来たようですが。吉本兄弟は砲丸投げ。残りの男子はやり。女子はまあ、気分転換でしょうか。それでもいつでも構わないぞ。

・Med.3kg:真上/10、F/10、B/10、砲丸はハンマー振り切り、やりは1kg振り投げ
・Throw
・補強:腕立て伏せ2種
・Jump:リバウンド抱え込み10歩、大股歩行ひねり強調15歩
・砲丸は補強なしでJump:低い姿勢の両足10歩/2、交互10段/2

 陶山君は後傾で接地して投げることを覚えてもらう。腕の振りはまあまあできるから、後は体重を前にシフトしながら腕を振るタイミングがつかめたら。

 西川君もテーマは似ている。今日はかなりいい感じです。まだ腕を大きく振ることができるはず。あせらずに。

 君は今日はきれいに力が前に捌けてました。蹴上がりもできました。

 ブロック脚は、そのまままっすぐ着くとその方向に跳ね返ってきます。かかとから設置してつま先方向に乗っていくと、今度は膝が抜けます。どうするかといいますと、かかとを踏みしめるように、腰の付け根で締める。この力の入れ方は「脚を手前に引く」動作と同じです。でも、第三者から見て「引っかいている」ように見えてはいけない。ここで多くの誤解が生まれるんでしょう。

業務連絡その1
黒のニット帽の忘れ物を預かっています。置いておくと間違いなく捨てられるので私が持ってます。

業務連絡その2
 受付をバーコード入力で済ませられるシステムをexcelのマクロで組んだのですが、バーコードリーダーがないので動作確認ができません。数字とエンターしか入力しないバーコードリーダーなんかいらないという方は私にください。


2/17(火)

 君、吉本君に西川君。

・メディシンボール4種目(ハンマー振り切りを入れてみた)
・階段ダッシュ。
・Throw
・補強(股割と体幹と肩周り

 吉本君は振りきりの強調と少ししゃくることの矯正を兼ねて、1m50くらいの棒を投げの合間に振り切る。君は動かない利き腕を強調するために、スタビー(短棒)投げ。70年代初頭にフィンランドを中心とした北欧で用いられていたのが紹介されたものですが、こいつを使った練習は未だにこつがわからない。たぶんもうしない。西川君は膝が硬く体幹が流れてから振り切っているように見えるので、ブロック脚を台上に乗せて少し後傾した姿勢で、軸足の膝を緩めて投げてもらう。ブロック脚に乗ってからの動きはうまくできるので、ラストクロスから投げ開始までに「ためる」感じをつかめたら。

 君は蹴上がりを忘れてしまいました。

 照明も落ちて、寒く透き通る雲のない空にオリオン座がきれいです。西に広がる奈良の夜景も鮮やかです。そんな風景を見ることができるのも、こんな時間まで君が蹴上がりを失敗し続けたから。てめえ、このやろう。でも、メイン練習の後の補強は、下手すればメイン練習と同じくらい時間をかけてしまいませんか(←俺だけ?)。


2/14(土)

 君。吉本親子with長男。

・短いダッシュ
・メディシンボール3種目。
・Throw
・jump

 君は蹴上がりができるようになりました。


2/12(木)

 吉本親子。投げと連続ターンと補強。連続ターンは最初は1回1回確認しながらでも良いと思います。しかし昔から思うが、円盤の人はなぜこんなことを平気でできるのか(←回転に弱い)。補強は股割りと体幹と肩周り。

 円盤の回転が足りないのは、ボディターンに腕の振りきりが上乗せされていないから。投擲は最終的に腕で投げます。腕、指先が一番速く動いていないと困るのです。


2/10(火)

 二日ほど前からきついです。なぜなら左脇での体温が35.0℃、右脇では34.9℃、舌
下でも36.2℃だからです。アスリートでもない一般人が、ダイエットのために低炭水化物高タンパクな食生活にするとか、体脂肪率一桁にするとかいう今時の傾向を私は肯定しません。勧めもしません。でもこれはやばいです。

 家族で新たに入ってきた吉本一家の父が、名前を知ってる人でした。一つ年上で、当時の円盤高校全国ランク20位だった人です。ちなみに当時高2だった私は、疲労骨折で9月までシーズンを棒に振りました。

 で、中1の息子さんと父が円盤、君がやりで練習が始まります。

・Med:真上、フロント、1歩フロント、バック、1歩バック
・ダッシュ:20m、10m+バック10m+10m、ターン+20m
・Throw
・腹筋

 君だけ蹴上がりの練習

 アクティブな親子でした。息子さん(名前を聞くのを忘れてる)は少ししゃくって投げる傾向がありますが、中1にしては良く鍛えられている印象があります。

 君は走る練習を抑えて、メディシンボールで技術練習のみみっちりと。チェック内容はかなり細かいので載せません。テーマは「上に弾いているつもりが上腕・肘が外に迂回するのを防ぐ」ということです。

 ボクシングジムや格闘技の道場を選ぶ際に、小奇麗なところを避けて殺風景なところを選ぶ人がいます。単なるゴージャスさでは人は呼べません。何のメリットもありませんから。むしろ避ける要因にもなってるかもしれない。投擲にも似たようなところがあって、要は練習環境が第一なのです。投げれて、用具があって、ついでにコンクリートの壁があればもっと良い。鉄棒があればさらに良い。鏡があるとうれしい誤算で、高いところからロープでも下がってたら拾い物で、WTの施設は、これは微妙だ(←WTはほかですれば良いとも思える)。投擲をしに来てる人たちが求めてるサービスとは、昔からそんなことです。


2/7(土)

 鎖骨が浮き上がってくるのを押さえるために、テーピングしてその上に北斗の拳のキャラがしてるような肩のサポーターをしている。効果てきめんだ。でもうっ血する。さらに効果は約3時間。微妙に小銭が飛んでいく。

 君に須河さんがゲスト。須河さんは小学生と戯れてから投げ。

君は、

・Med.1kg:真上+振り投げ真上+スネークモーション真上
・階段登り保持走+軸足片足下り
・中腰大股保持+クロス〜突き刺し
・ラストクロス強調突き刺し
・WT:25kg;(SN+差し上げSQ+JumpSQ)/5/5、(BentRow+BackP+FrenchP)/5/3
・鉄棒:蹴上がりの練習(スウィング3種)

 大転子周辺が張ってるようです。悪い傾向ではないです。鉄棒はエキセントリックな収縮で投げの埋め合わせの目的でしています。こういう話を説明をあまりせずにできる。でも少し急ぎすぎたようで、若干股関節が疲れ気味なので、火曜に来ることができるなら次は体幹〜上腕の動きで2時間かけます。

 須河さんはもう半足長ブロック脚を手前に接地できると投げが間延びしなくなるでしょう。練習の流れとしては、

ラストクロスをもっと強調する

リズムを「ターン、タ、タン」にする→「ターン」のリズムになったラストクロスのストライドも伸ばす

その後の「タ、タン」のリズムを早くする(ストライドはここで半足長縮ませることになる)

全体のスピードを上げてラストクロスの「ターン」のリズムを強調するのを少し遠慮する

 んな感じです。最後の2歩の間延びをなくすために、ラストクロスのリズムを敢
えて間延びさせて、できるようになったらまた戻す。ふた昔前はラストクロスのリズムを間延びさせることが"一流"のクロスのリズムと考えられていたらしいですが、今やその先があります。事前の減速を少しでもなくすために、滞空時間の長い「ターン」さえもなくす。これが今時の投げ。

 循環運動でない動きは、動ききったらそこで止まる、というやり方が一番手抜きできます。ブロック脚が間延びして接地するのは、身体の前進が一段落して減速しだすタイミングで置きに行ってしまうから、必然的に前へ前へだらっと流れてしまいます。そこをまだ前進が止まっていない段階で出会い頭の正面衝突のように止める。

 これは本人には直接言ってないことですが、「ラストクロスの右足が接地した瞬間には(ブロックする)左脚の振り出しが既に終わっている」、これが流れないブロック脚を実現するための必要条件です。この動きは跳躍の踏み切り脚と振り込み脚の動き(踏み切る瞬間に股で宙を急激に挟み込む)に似ています。

 まあ、後方のためがしっかりしている(身体が前に突っ込んでいない)し、重心も浮いていない(より長く地面に力を伝えられている)ので、すぐにわかってできるようになると思います。

・・・これ読むのか。

 ところで、2人とももう中学生じゃない。どちらも中学のときから知っている。ああもう私は若くないんだ。だからこの程度の怪我がなかなか治らないんだ。


2/3(火)

 雨天ではじめて投擲が。君です。

・box昇降+box脚入れ替えジャンプ+box両脚ジャンプ
・ディップス+腕立て伏せ+backpress
・スネークモーション、反り投げ真上、1-hand over
・ミニバスゴールでウィンドミルダンク
・股割+股割りジャンプ3種
・sit up 1-hand throw (1kg)
・軸足ジャンプ+サイドステップ
・保持歩行(中腰大股)

 なんか忘れてそうだ。今日の練習に激しい投げを加えて、WTで締めたら、練習配分としては普通の室内練習。つまり投げが少ない。負荷が低い。工夫が必要です。

 自分の体重を利用するという発想は、重い奴かお年寄りにしかないもんなんだろうか。もう少し彼の特性に合う方法を模索してみたいものです。高いところで弾くやりに合う方法を。まあ、そんな悪い練習ではない・・・と思う。

 今日渡した資料でも見て研究してください。今日もコア過ぎる話はここでは書きません。


1/31(土)

 他愛無いことで左の肩鎖関節脱臼に限りなく近いざまになって、ほとんど動かせ
なくなった。これまでの人生で経験したことがない激しい痛みがある。いくら何でもそんなに簡単に・・・と思っていたら、肩鎖関節の肩甲骨側にまたも骨棘らしきものが発見される。医者曰く、「これが気になるんだよなぁ」「へ?」左だ、左。何の覚えもないぞ。訊いてみた。「こんなもん一日でできますか?」「いや、できない。」要するに、地雷だらけの身体なわけだね。勉強になるね。

 君だけです。

・2体軸を意識したjog
・サイドステップ
・MedicineBall 1kg各種
・throw
・ドリル
・jump 3種

 股関節が硬くて体重移動がギクシャクしている。今日の課題はそいつを自覚すること。あと、蹴上がりをできるようになってください。

 実はもっとコアな話をしてるんですが、ここでは述べません。実に長くなるので。


1/17(土)

 センター試験である。

 私の高校の後輩は99%受けている。多分ほとんど85%以上の得点を挙げるだろう。斯く言う私も、最盛期は偏差値70オーバーまで成績は上がったが、マークシート試験には滅法弱く、実は共通一時(昔はそうだった)を3回も受けて一度も 80%を超えた得点をしていない。しかも筑波に進学した最後の年が一番点が低いのである。マークシート試験の弱さは私立大入試・公務員試験とことごとく露呈されることになる。なぜか?詰めが甘いからだ。ただでさえ暗記能力が標準以下なのに。だから今も仕事で詰めの甘さを発揮して、非常に厳しい状況で家に仕事を持って帰ってるわけだ。

 君と西川君。あぁ本当にやり投げは楽しいぞ。

 君のみのメニュー。
・ハードルくぐり2種(体幹を反らす・股関節を柔らかく使う)

 ここから共通。
・シャトルラン3種
・変形ダッシュ1種
・MedicineBall6種
・補助走50/2
・連続クロス50/2
・throw
・ダッシュ:150+100
・補強:フライ、プルオーバー、フレンチプレス、挙上したままレッグランジ
・なぜか君だけ保持走/50+連続クロス/50

 今日は2人とも穂先が浮きまくり。今は下から力を伝えるように指導してるんですが、そこら辺を強調すると、本当はやり全体が下から押し上げられてほしいところを、穂先だけにしか行かなくて、穂先が浮きやすいんですね。特に林君はやりを平行に押す区間が長いから、ちょっとしたことで穂先が浮きやすいです。西川君は今の状態では投射角が若干大きいので、穂先を押さえ気味にしてちょうどいい感じです。それは腕でコントロールするのではなく、リバースを1歩多くする感じで調節します。ところで、肘以外が疲れてるのは良い傾向です。

 今週は「今年は2度目の成人式だな」と何人に言われたのでしょうか。


1/10(土)

 年が明けてからどうも時間管理が上手くいきません。仕事も雑です。今まで気付いてなかっただけなのかもしれません。

 若干早めに君がスタート。
・10mシャトル:3種目
・MedicineBall:5種目
・100m保持走/2

 続いて西川君合流。
・MedicineBall:5種目

 ここから一緒。

・突き刺し2種目(前回メニューからライナーを除く)
・throw

 西川君が投げを早めに終了して別メニュー。
・コーナーでの保持走60m/3
・コーナーでの右強調クロス走60m/3
・テンポ走300m+100m(インターバル100m歩行)
・鏡の前で1.25kgプレートでイミテーションスローイメージ
・肩回し3種目

 君下半身WT。
・FullSQ
・BackP+SQ JumpSQ
・FrenchP(split leg)

 君の投げは肩の一点のみを前面に突き出す感じがあります。そこを強調しすぎ
て上体が開きます。肩-体幹-腰-膝のライン(人によっては軸と言ったり)のイメージが薄く、下から上に伝えるのに少々難がありそうです。

 西川君はその点は上手いのですが、水平方向に長く力を伝える動きが少し小さい(身体の起こし回転で補っている)。投げは右足接地の瞬間の構えで全て用意しなければならないタイプなので、足裏に感触があった瞬間から投げがスタートするようにしないと流れが止まります。

 どっちもどっちでリスクのある投げではあります。でも今日の投げを見て感じます。さぼらなければ2人とも4月初頭で60mは行く。投げの流れができているから。だから、1月後半から2月で壊れる寸前まで投げ込みたいわけだな。本音を言えば。


1/6(火)

 復活でございます。なんだかんだで、年末もやり投げの指導をしてました。

 西川君と新加入の君でやり投げ。君は私の直接の後輩にあたります。長所も短所も了解済みだ。

・up
・メディシンボール(真上、front、back、2-hand over witn 2-step 旋回、振り投げ)
・20mシャトル(保持+サイドステップ、連続クロス+助走〜クロス)
・突き刺し3種
・throw
・鉄棒(肩入れ、脚上げ)

 突き刺し3種は、
1.やりが地面に平行になるように押し上げる
2.1からやりの尻が自分から見て向こう側に倒れるように
3.5歩クロスからライナー

 1は、やりの構えの姿勢から投げの初期(腕が耳の横に来るまで)にやりに力を
加える練習です。右脚(右利き)に乗り込んで、スネークモーションから真上に投げるときと同じ体幹の使い方で下から上に力を伝えます。腕だけでは上手くできません。

 2は、1の動きに振り切りをつなげるための練習です。やりの軌道は放物線ですが、やりに力が加わる力点とやりの重心、穂先は一直線上にあります。厳密に言うと、「穂先に対して真直ぐに」力を加えるのは投射方向よりも上向きで、迎え角が大きくなって穂先が浮くことにつながります。本来、やりはどんな飛び方でも必ず穂先から落ちるのです。穂先を浮かせる力の加え方をしない限り。そこのちょっとした思い込みをリセットさせます。

 3は、振り切りの力感を刺激する「だけ」の練習です。ここだけ強調する投げは、実際に全助走で身体の各部全てのスピードが上がった投げに対応できず、大概肘、肩を痛めると思います。

 君は少し下半身のばねがゆるくなっている感じ。締めるときに締まってない印象です。西川君は、WTを、特にスナッチとかをよくしておいたら、という伝言(by丹羽)がありました。

 たのしーわ、やり。