2005年分

12/24、日

 わからないことだらけです。

 常に意識のど真ん中に疑問符がバーンと浮かび上がっているような。鏡で自分の顔を見たら、顔の周りに「?」マークがいっぱい漂っていそうだ。

 詳細は述べません。それこそ「ありとあらゆる」ことに至るから。立ち止まっては考え直す。ひたすら考え直す。空を見上げ、足許を凝視し、目を閉じ、何か闇の中からぼんやり浮かんでくるんじゃないのかと期待するが、特に何もない。

 2日前から頭を占める感情が「疑問」。でも、疑問、は感情じゃないよな。ぶっちゃけ、誰かに相談したいです。

 須河さん、西川君、東浦さん、和田君。

 メニューA。細かい指示は丹羽コーチが出しています。

 須河さんは今日は調子がよさそうです。「私、ずっと砲丸投げてたよな?」なんて言ってます。まるで久々に投げたかのような感じがするのだそうです。同じようなことは以前にもあった記憶があります。西川君にもあったような。共通していることは、乾いたスポンジが水を吸うかのように、丹羽コーチの指摘がすっきりはまったときです。今回も多分それでしょう。西川君もそんな感じでした。別に調子がいいわけではないですが、投げの後半にしっくりはまってきた感じがあって、師弟の信頼関係の深さを感じさせます。

 昨日北和記録会がありまして、中高生の砲丸投げを見てましたが、この2人がしていて今到達しつつあるレベルは、かなり高い(というよりは異質)と感じます。

 東浦さん。今月はすっかり調子を落としています。この際明らかにしておきますが、丹羽コーチの目指す砲丸投げと、東浦親子が目指す砲丸投げは全く違います。根本を貫く基本原理からして違います。

 ちなみに私は、自分のしてきたやり投げからしか身体運動を考えない「純粋やり投げバカ蔵」なので、どちらかが正しいか、なんて判断はしません。どちらが正しいと俺の身体が叫ぶか、ていう、無責任なフィーリングでしか判断しません。ただ、西川君も須河さんも丹羽コーチの指導を受けてきている。だから2人にはそちらが正しい。東浦さんも父親の指導を受けてきているわけだから、おそらく父親の指導が正しいのだろう。

 以前にも述べましたが、現場での混乱を避けるため、私のフィーリングはやり投げ以外には持ち込まないようにしています。

 今、東浦さんに考えて欲しいのは、自分のしている投げが丹羽コーチの考える投げと比較して何が優れているのか、自覚できるまで詰めて欲しい、ということです。自分の言葉で。

 その理由は、今、東浦さんが出来ていないことが、丹羽コーチをして「あれはいいと思うんだけどな」と言わしめたことだからです。

 それが何かは私からは述べません。て言うか、私の言葉にもはや意味などないでしょう。

 和田君は大人です。大人は他人の言葉をきちんと対象化して聞きます。だから少し距離を置いて、噛み砕いて、信じるところは信じて、つまり本を読んで得る知識と同じように扱います。

 しかし田中(敬称略)と先日話したように、対象化した言葉は本当にそれ「だけ」しか伝わらない。身体運動の指導言語にはそれ以外にも裏の意味、メタ言語な部分の占める範囲が広い。

 小中学生はそこらへんをダイレクトに飲み込んで急激な進歩をする場合があるが、大人は言語を対象化して、メタな部分を意識的に取り除いてしまう。だから大人は考える、推測する、想像するしかないのです。それはそれで、意義深いことだと私は思います。

 少しずつではありますが、彼には丹羽コーチの投げが伝わってきているように見えます。西川君や須河さんとは違った方向から、でも確実に、投げの技術が変わってきている。見ていて楽しい。

 ほぼ全員が指摘されていたこと。

 脚(大腿)を開くのと腰が開いてしまうのは、違う。(実際は違う言い回しだったが)私は、これが丹羽コーチの指導における顕著な特徴のひとつだと思います。また、私の身体が正しいと叫ぶことのひとつでもあります。

 私には普通の月末。24日だから何だ。ちなみに23日は昔振られた女性の誕生日でした。だから何だ。いつの間にか年の瀬です。だから何だってんだ。まだ日が高いですが、すこぶる体調が悪いので、寝ます。また来年。


12/21、木

 学生時代、同じ大学でやり投げをしていた者は大半が野球部出身でした(甲子園に出るような高校の硬式出身者も結構いた)。中学から陸上競技をしていた者は少なく、中学から投擲だった、なんてのはほとんどいなかったように思います(全くいなかったわけではない)。斯く言う私も高2の秋まで短距離・跳躍。自分が練習量をやたらこなすのがなぜか好きな理由は、案外この辺りにあるのかもしれません。

 須河さん、西川君、君、津村さん。

 メニューはC。ただし須河さんだけ。

 西川君のメニューは、WT Circuitまで一緒。そこで反動つきBPで肩を痛めたらしいので、ジャンプに変更(交互10段、片足10段、両足10段、ミニハードル延べ50台)。ハンマーターン。

 君、津村さんは、WS 100mx2まで一緒。シャフトによる伸身SN、肘を伸ばしたままのオーバーSN、担いでリバウンドジャンプ。70mクロス走(保持、サイドステップからスキップ、クロス)。ピットでのクロスドリル(欧米の文献では”カリオカ”と称されているもの、左足強調、右足強調、両足強調、助走からクロス)。腹筋(延べ200回+クランチで静止30秒、20秒、20秒、15秒、10秒)。

 須河さんの砲丸は、身体右サイドから余分な力が抜けて、たまにいい投げをします。でも疲労の底にあるのも事実。一人なので時間に余裕が出来まして、最後は短距離に合流してました。再び練習の質が上がるのは年明けしばらくしてからでしょう。今年は後1回。

 西川君は、体重の重みを背中で受ける負荷を与えておきたいということで、ジャンプをさせました。WTよりは動的要素が強く、全身に負荷が来るもの。本当ならば少し走っておきたいところですが、腕を振っても痛そうだったので。ハンマーのターンはなかなかいい動きを見せているように思えました。実際にリリースまでしていないからかもしれません。

 やり二人は、走らせてみました。あんまり走っているように感じられないからです。やり投げの助走練習・クロス練習は、安定した足運びよりもむしろ、がっちり固定された上半身の形成が主目的だったりします。こいつの量をこなすと、間違いなく保持でぶれないやりが出来ます。ただし、あくまでも実際の投げよりも速く、長く走る必要はあります。だからトラックでこなす。全部トラックでしても良かったかな、という気はしています。まだ、追い込み足りません。練習で力を振り絞るまでに至らず、恐る恐る動きをたどっている段階に見えます。助走を跳躍種目の助走並みに精度を上げていくのはこの後の段階です。

 何となく投げるのに疲れて練習のネタに困ったとき、私は主に走ってました。ある程度専門性を出しておきたいので、やりを持って保持走やらクロス走やら。そっちに偏る理由は、私の投げがシームレスな重心移動と局面変化を強調しているからです。

 自分で練習を考えるとき(特に自身の練習を考えるとき)、選択される練習手段にはその人の特徴が思いっきり出るように思います。

 以前にも書いたかもしれませんが、ドリルなんかを考えさせたとき、オリジナリティあふれる種目がすぐ浮かぶ人は、自分の身体のスタイルをよくわかっているのではないかと感じます。既存のドリルしか思い浮かばない人は、やっぱり自分がよくわかっていないというか、センスがないというか、まあ要注意だと。西川君の練習メニューを変更したとき、思い浮かぶのが「自分だったらこうする」ばかりでした。いけませんこれでは。私の練習じゃないんだ。

 

 白血球が少なくなったり多くなったりなんかして、抵抗力が下がってしまっている人は、この時期、風邪をひくことが致命傷になってしまったりします。本当に、周りにいる人は何が出来るんだろう。遠くで祈る以外のことは出来ないんでしょうかね。できないんでしょうねやっぱり。でも「万事休す」となってからその人のために涙を流す、しかないのか?誰か、教えてくれませんか。


12/19、火

 例の如く午前4時前からすさまじい気分の悪さで目が醒めて、記憶がはっきりするまで1時間弱時間をかけて、ストーブをつけて、嫌な予感がしたので体温を計ってみた。35度1分。普通。35度を越えてるだけ調子がいいのかもしれない。

 須河さん、三橋さん、西川君、田中(変なあだ名は書かないが敬称も略)、生駒高校君と津村さん。三橋さんが眼鏡をかけて別人のようです。

 メニューはB。でも高校生やり投げ2人にかかりっきりで、様子は知らない。

 高校生のメニュー。

・MedicinBall各種
・10kgのshaftを利用したクロスドリル
・腹筋延べ240回

 津村さんが午前の練習で腰をいわせたらしく、ほとんど見てるだけ(立ってるのも辛そうだ)。ですから実質君一人です。君について気になった点は2つ。

 1.骨盤の縦回転が使えず、前回転から前傾、体幹の起こしという流れが基本的にない。横から見ると腰が引けて見え、身体全体を平行移動させてそれに合わせて腕を振っているように見える。

 2.クロスにおいて右脚(右利きなので投げる側の脚)の送り出しが骨盤の横回転のみで行われているように見える。1歩1歩骨盤を正面に向ける傾向があるので、構えが安定しない。

 1については、腰が引けているから何とかする、という点で指示を出してみました。ここで「右腰を入れる」という指示を出すと、おそらく骨盤の横回転が強調され、左腰を引く、という動作を導きかねないので、「重心を落として膝に余裕を持たせて右腰(右の腹)を少し上に向ける」ように指示してみました。意外とはまりました。良かったです。

 2は、骨盤を横に向けたまま右膝リードで内股を締めるように右脚を送り出す、という指示を出してみました。動きはスムーズになったと思います。気に入るかは微妙です。

 すごく私好みのクロスになってしまってます。いいんだろうか。寒い中腹筋ご苦労さん。

 ここからは聞いた話。

 三橋さんは「うち、成長した」というせりふを残して去っていきました。9mはノーグライドで投げられるようになったそうで。眼鏡のせいでしょうか。

 田中(敬称略)は右肩を上げる(12日参照)ことの困難さを嘆いていました。大人は1つの指示に対して、そいつを対象化してピンポイントでしようとするから、肩を上げるために全身を使うことをも省略しようとしてしまう、てな感じの話になりました。でもなぜ彼は肩から背中にかけて、病院でも驚かれるような痛め方をしているのでしょう。


12/16、土

 須河さん、三橋さん、東浦さん、和田君、雨宮君、溝内さん。

 メニューはA。最後のバウンディングの前にドッジボールもどきをしましたので、バウンディングは途中カットです。

 須河さん、三橋さんは昨日奈良教育大学でやりを投げまして、疲労が残っております。私も投げましたが、ろくでもない見本を見せてしまって後悔しています。あのとんでもない未完成な投げが私の投げの原型です。西川君がすばらしくうまくなっています。褒めてばかりで何かいかんな。谷岡さんも元気です。すみません、自分のことばかり気になって人のことを見てません。

 今日の砲丸に関しては、須河さん、三橋さんとも両肩が動かなさそうで、特に見るべき点がありません。飛距離はまあまあです。怪我だけはしないようにしましょう。

 東浦さん、和田君の砲丸は見る余裕がありませんでした。懲りずに来てください。

 雨宮君にはターンのドリルを何種類か教えてみました。単純にターンを繰り返すだけでなく、ファーストターンの重心移動を素早く、的確に行うための方法。具体的には重量物を持っての連続ターン、坂を利用したターンからダッシュ。はまればどんどん活用していただければと思います。今日は回ってばかりです。さぞかし目が回ったことでしょう。

 溝内さんには腰だけでなく全身でやりを弾くための意識作りをして・・・みたことになるんだろうかあれで。具体的には、上下動をあえて大きくしたクロスドリル、シュロイダーバルを縦に地面にぶつける、アメフトボールをきれいに投げる。あと、ドッジボール。本人が楽しそうだったのでいいんですが。この方への練習導入は、本人が生き生きできる手段を優先したほうがいいのだろうか、と思いました。もう少し技術的な話を深くしてみたかったのですが、いっぱいいたのでまたそのうちに。

 

 前回の文章が反響を呼んでおります。私は友人(と思っていたのは私だけだろう)を失ったようです。今回、それも含めてまじめに書こうと思います。

 「楽しい」ということを行動基準にしている者には例外なくある特徴があります。自分が楽しいと思っていることはすべての人が楽しいと思っている、ということです。

 否定されることを全く想定していない。

 そしてたちの悪い特徴がもうひとつ。楽しいことの範囲が広い。一見とてもすばらしいことのように思えるかもしれない。しかしそれは、異質な者との遭遇を増やすことになる。ここからが本題だ。

 異質な者と遭遇したときどうするか。無視するか、あるいは「受け入れる」。だが、実はぜんぜん受け入れてなどいない。自分たちの楽しい世界に参加することを強要するか、参加しないならその場にいることを「許可」するのだ。常に目線が1歩上にあるのだ。

 異質な者に何の関心も持っていない。彼らが自らの異質さを自己主張すると、改めて驚く。そして不愉快になり、最終的に無視する。最初から、自分たちと同じ価値観の者同士で群れる準備しかしていない。

 そんな者たちが人にものを教える立場になる。異質な者にはそれは悪夢でしかない。上から見下ろす目線で投げかけられる「楽しさ」。それは一体何なのか。異質な者は基本的に少数派で、群れるほど数がいない。彼らが社会と交わるには、自らの異質さを押し隠すか、自己主張して浮いてしまうことをあえてしてしまうか、しかない。

 とても寂しい。しかし、そうせざるを得ない、と思うことがある。

 すべてにおいて対立しているわけじゃない。楽しいことも大部分は共通している。ただ、立場が逆転した状況をもっと想像してもいいんじゃないのか。特に何が不満でもなく、何が悲しいわけでもないのに、自分が異端であることが自覚できてしまう。そして、周りの人間の「そんなお前でもいてもいいよ」という目線に気付いてしまう。

 そこで喜んで溶け込んでいく自分が、餌をもらって尻尾を振っている犬のように思える、というのは被害妄想に過ぎないのか?

 これが、答えです。これまで書きためた話と内容がリンクしているはずです。もう溝は埋まらないでしょうが、ニコニコして影で嫌いになるくらいなら、嫌われた方がましです。


12/14、木

 私はカラオケが大嫌いです。歌うのも、歌っているのを聞くのも、カラオケをしている空間にいるのも、カラオケを愉しんでる奴と話すのも嫌です。そもそもカラオケは日本の恥だと思っています。20世紀の負の遺産だとも思っています。

 普段、「カラオケしてる奴らなど○○カイダに無差別テロ攻撃されればいいんだ」などという不穏当な発言をしていますが、ネタでも何でもありません。本気です。

 普通に社会生活を送る、普通に女性と付き合うなんて状況で、これは困ります。だから20数年、努力はしてきました。無理です。「無理に合わせることないですよ」と言われて、女性に振られたことがあります。

 ほとんどすべての人間がこの深刻さを理解しません。歌うのが下手だと思い込んでるからだろうと無理やり歌わせようとする奴、「うまい」と褒めたら好きになってくれるだろうと安易に思ってる奴、「では歌っていただきましょう!」と普段から茶化す奴。お前らには人の痛みを共感する能力がない。人にものを教える資格などない。屑だ。

 こちらの方が少数派だから、波風立てないようにするために、大嘘をついてでも参加しないようにする。「人付き合いが悪い」とか「社交性がない」とか「そんなんではだめだ」とか、あらゆるデメリットはすべて受け入れよう。それをがまんするくらいなら、過去の女性関係を赤裸々に告白され、どんなこっ恥ずかしいことを口走ったかとか、どんな悲惨な別れ方をしたとかがばれてしまう方が一億倍ましです。

 先日、うかつにも行く羽目になってしまいました。アルコールが一滴も入っていないのに、精神的に気持ち悪くなって、見事に胃液に血が混じるか?の寸前まで吐ききってしまいました。その夜は、○×△(伏せ字by秋田)な夢を見ました。次の日はほとんど人としゃべれませんでした。仕事中に居眠りして店長に叱られました(これは関係ない)。

 多分あと3日ほどこんな状態が続くでしょう。でも居眠りはしません。がんばります。この誰にぶつけたらいいかわからない攻撃性はどうしたらいいのでしょう。それよりも、どうすればこの不愉快さを他人にちゃんと理解してもらえるのだろうか。何度でも言う、ネタじゃない。耳にするのも嫌だ。大体今の日本はどこへ行ってもうるさい。黙れどいつもこいつも。

 ・・・長々と書きましたが、同じように私も他人の痛みを無意識に踏みにじっているのだろうな、と思いました。

 須河さんが雨の中1人。

 最初から疲労が抜けてない話し振りだったので、WT4種目(BP,SQ,HC,斜め突き出し)を重い重量でいつもの倍のセット数。斜め突き出しは10セット。インターバルは長め。これだけ。

 練習のことやらそのほかのことやらくっちゃべってました(30秒以上話したのは1日でこれが最初だった)。コミュニケーションをとっておこうかな、と(コミニュケーション、ではない)。

 彼女は遠方から電車に乗っての参加で、火木土以外にも週1で練習し、月水金は塾に通う生活をしています。きついといえば、きつい。まだ中2だし。過酷な状況を精神的に余裕を持って何気なく過ごせるようにする。できるだけ協力をしてあげよう。何が出来るんだろうな。


12/12、火

 自分の存在が他人にとってかけがえのないものであるなら、少しでも他人を喜ばせたり癒せたり安心させたり出来るものであるなら、あなたが何気なしに生きていることそのものに意味があります。私のことではないですが。

 須河さん、三橋さん、子持ち田中丹羽コーチ谷岡さんは短距離メニューが終わったらなぜか腹筋をしに来ます。

・メニューC(メディシン真上投げがない)

 須河さんについては前回述べた理由でコメントしません。疲労の波が押し寄せてるようですとだけ言っておきましょう。

 三橋さんは最長不倒が1発目の9m。今日は投げ出しまでの体重移動を中心に教わっています。それをすると例の「跳んで」投げることをすべて忘れるのが三橋さんらしいです。

 この方の場合、「腰を入れる」ということがおそらく全くわかっていません。身体操作の判断基準が胸より上の範囲にあって、「腰を入れろ」と言われても、踏み出した足の上に上半身をついてこさせるレベルでしか、上半身と下半身をつなぐ腰のコントロールが出来ない。確かめたわけではないですが、速い動きの中で上半身を前に倒すとか、大きくそらすとかいう動作も苦手なのではないでしょうか。私がそんなタイプだったので。ちなみに、この「腰を入れる」感覚は、前屈がやわらかいとかブリッジが出来るとかいう柔軟性とは無関係です。多分。

 子持ち田中君は投擲に関して言えることは、「非力」です。「投擲は『足』で投げる」とか何とかかんとか言う人がいますが、厳密に事実だけ述べるなら、物は腕と手で投げます。だから、腕が使えないならどんな崇高な理論も無意味。

 彼の場合は、身体操作が投擲物を中心に行われている、ということです。それが顕著に現れるのは、「左肩を下げて右肩を上げろ」という助言を受けたときで、彼は脊柱を大きく左に湾曲させ左肩を右肩よりも相対的に低くする、という方法をとります。丹羽コーチのその助言は、脊柱をまっすぐに保ったまま、左右の方をつなげたラインの右端(右肩)を上げ左端(左肩)を下げる、ということだと思うのです。これも、あくまで右肩の絶対高を上げるのが主目的で、それを容易にするために肩ラインという発想があり、一方を下げることで一方を上げるという方法が生まれる。しかし、砲丸は重いし、重力に身を委ねて身体各部の絶対高を下げるのも楽。だから、細かいことは抜きにして何が何でもリリースする手先を高くスピード豊かに力強く持っていく、という原点を忘れてしまうと、身体動作は楽な方へ逃げてしまう。楽な方とは、身体重心そのものを操るのではなく、身体重心をその場に居つかせて身体の末端だけ動かすような感じ。これに投擲物が加わると、身体重心+投擲物がその場に居座って、足先やら肘やら膝やらといった身体の末端(に近いところも)だけが細かく動く、ってな感じか。見た目は一瞬うまいです、こういう動きの人。でも、大きな力に身を委ねて「誰か俺を止めてぇ」みたいなダイナミック(動的)な要素が全くない。むしろ身体が止まりたがっているのがすごくよくわかるというか。これは、極論ですが、全く動いていないのと同じです。運動エネルギーが身体の中で吸収されて健康に悪そうですね。やっぱり私がそんなタイプだったので。

 2人が直面している問題は、「感覚」に依存する率の高い、かなり厳しいものだと思います。解決するには相当の覚悟が必要です。本人にしかわからない領域のことを、本人の力でだけ解決するということですから。周りの者の助言はあなたたちに対する「思い込み」に近いものになるかもしれません。あなたたちのパーソナリティをも批判するようなものもあるかもしれません。健闘を祈ります。


12/10、日

 腹を立てている。

 

 須河さんと東浦さん。

 開放日特別メニューby丹羽

・w-up
・ドッジボール
・シュロイダーバル投げ
・throw

 須河さんによると、丹羽コーチの指示に意思統一がなされていないことが明らかになったので、しばらくコメントを控えます。

 東浦さんのことはわかりません。私と東浦父の間にも意思統一はもちろんありません。

 

 で、腹を立てている。個人的なことなので誰も関わることはない。もちろんここでのことでもない。黙っているのが唯一の正解だが、誰の顔も見たくないほど腹を立てていることくらいは言いたい。


12/9、土

 好きになってしまった人たちに対して、「何かしてあげたいが何も出来ない」と悩むことがなぜか多い。その人の苦しみやつらさを感じることが出来ない、思いを馳せることも出来ない、気づくことさえ出来ない。

 その人のつらさを癒す役割が自分ではないから、自分が出来ることは、距離を置いて静観することだけでしかないからなのだが、自分かわいさに、その孤独に耐えることが出来ない。

 そういう時は、世界の不幸を一身に集めたような言動をする、あるいはハイテンションに振舞う。他人なんかに目を向ける暇などないような振りをして。こうして、一部で「ネガティブログ」と称される書き込みを頻繁に行う人の出来上がりです。薄っぺらい奴です、私は。

 須河さんと東浦さん。福田コーチがなぜか。練習パターンB。

 2人ともぼろぼろですわ。須河さんは、前日の奈教大でのやり投げで下肢背面全体がどっぷり疲れているようです。突き出しにも何か上から投げ下ろすイメージが混ざってるように見えます。ところで、奈教大に練習しに行った谷岡さんと三橋さん、どんな按配だったんでしょうか。

 東浦さん、眠いのですか。言葉は悪いですが、そんな印象を受けました。

 福田コーチの投げは、投げが専門ではない混成選手っぽい投げです。突き出しの技術構成が、体幹の横回転を軸に形成されている、日本ではトラディショナルな投げ。高さは主に突き出す腕の使い方で稼いでいる。普段、丹羽コーチから教わっている投げとはまた違う投げなんで、中学生には何か考えるきっかけになって・・・いないか。

 ある課題に対して、達成が困難な状況を作って、それを強く意識させて気合で達成させるようにする、という方法は、単なる精神論の押し付けに過ぎないと思います。達成が容易な課題を、単に行うだけでなく洗練させること、それを1つだけでなく複数同時進行させることで、飛躍的な向上が望める、と考えます。

 さあ、何の話をしているかわかりますか?本当にねぇ、考えて欲しいんですよ、もっと真摯に。ひとつの動作の中に相対しコンフリクト(衝突)する要素を同居させてどうするんですか。

 つらいんです、素の自分と向き合うのが。後戻りできないところまで踏み越えてしまってるんです。感情を表に出すのは疲れるから出してないだけです。頭蓋の隅から隅まで、もやのような感情で詰まってしまって、耳やら目やら鼻やらから漏れてしまいそうな気分になるのです。


12/7、木

 世の中には「自分の人生にはザコキャラでもこんな奴登場してもらいたくねぇ」という類の人間が、残念ながら存在します。違和感、というオーラをまとった、存在自体に脈絡のない、トランプのジョーカーのような、まさに異物。私の周囲の大多数の人間にとって、私はそんな存在なのだと思います。

 須河さんただ1人。雨の日メニューです。

・W-up
・WT(BP,HC)
・バウンディング(交互、両足、片足)
・ハンドバウンディング
・室内用砲丸(4kg)

 間違ってBPで52kgを挙げました。すごいですね。

 今から書くことはかなりわかりにくいでしょうが、記録しておきたいのでわかる人にだけわかるように書きとめておきます。

 私の人生における役割は、ある人たちの生涯を最後まで「見届ける」ことだけです。この役割は必ずしも素直に受け入れられるものではありませんでした。これまでの人生は、それに抗い続けるものだったと言っても過言ではないでしょう。しかし残念ながら、その運命からは逃れられそうにありません。特にここ数年、状況が激変しました。おそらく私が唯一最後まで「見届ける」1人になる。

 それはさほど遠い未来ではないかもしれない。だから、「見届ける」役割が終わったとき、私は自身の人生を閉じることになると思います。閉じる、というのがどういう形になるのかわかりませんが、安易に死にはしません。死んでしまうのはいろんな人に迷惑がかかってしまうし。今のところ、これだけのために自分以外の誰をも付き合わせるわけにはいきません。この役割は私だけで、私までで充分です。そして私一代限りで終わらせます。

 もしも違う使命・役割が生まれるようだったら、人並みの幸せを求めて残りの人生を送ることになるのでしょうけど、今の私には自分のために人生を送る資格がありません。これ以上は詳しく書けません。周りの人たちがみんな満ち足りた人生を満喫して、普通に私のことを忘れますように。


12/5、火

 そこそこ忙しく、あちこち痛むもののまあまあ体調も悪くなく、味覚は薄いものの食欲が極端にないわけでもなく、登場人物が極端に少ない対人関係も特に悪化せず、自分の練習も適度にこなせて、大きな波乱も今のところないまま「平穏な」生活を送っている。喜ぶべきことは特にない。毎日確実にだめになっていくような気がするだけ。

 11/7、9、11のメニューがそれぞれA、B、C。今日はA。ずれないかぎり火木土でABC。雨天メニューもあるが実施していない。

 三橋さん、谷岡さん。遅れて須河さん。丹羽コーチ

 寒い日は動きません。だから、遅れてJR奈良駅から走ってきた須河さんだけが短い時間にエンジン全開だったりします。

 その須河さんは今日もノーグライドで10mを越え、グライドも1本だけ11mに届いています。ノーグライドが断然に良くなっています。

 谷岡さんは砲丸は今のところ6mです。この方の場合、一生懸命精一杯動く、ようになるまで少々時間がかかるように見受けられるので(やり投げがそんな感じだった)、砲丸も今は「向いていない」と思っていることでしょう。・・・砲丸投げが最初から向いている人は世の中にいないと思います。でも、最初にしたキャッチドール(ドッジボールで)がすばらしい振り切りで小気味良いです。やり投げを時間かけてした甲斐があるというものです。

 三橋さんは今日は8m30くらい。9m飛んでもおかしくなかったのは2本。まだ日はある。もしも毎回50cm更新できたら、12/23には13m飛んでしまうことになります。30cmでも11m40。それってすごく大変なことです。指導者の目線から言えば、じっくり地力をつけて、2ヵ月後くらいに一気に2〜3m伸びる方が安心っつうたら安心で、納得。だから、今日の調子が上がらなかったからといって、「あぁだめだこいつ」などと思ってるわけじゃないです。本人はそう思って落ち込んでるかもしれませんが。

 私は高2の11月にやり投げに転向して、最初の試合が30m54。なぜそのレベルで続けようと思ったのか謎です。半年後に50mを超える計画を立てて、1週間1m計算で記録を伸ばすことを試みました。年末年始や学校のテストで計画は微妙にずれましたが、3月末には 42mで、県IH予選前には45mはいつでも投げられるまでは来ました。んでもって、本番で一発狙おうと。結果は、予選1組3投ファールでしたが。無理の多い計画だったと思います。

 その後2年間競技から離れた時期があるせいもあってか、そこから5m伸ばすのに5年かかってしまいました。

 性急な土台作りはいけませんね。

 私のやり投げがやり投げらしくなるのは、さらにその2年後くらいからです。レベル低っ。不憫で泣けてくるわ。


12/2、土

 今動いたら間違いなく体調を崩す自信がある。

 練習メニューが実が固定されている(須河さん用)ので、まとめて書いとこう・・と思ったら、メニューを書いたメモを仕事場に忘れて書けません。また今度。で、今日は11/7と同じです。

 須河さんと東浦さんと三橋さん。

 東浦さんは以前の技術の方が確かに飛びます。でも、それでいいのか・・・?という気は正直するのです。筋力がかなり低いのに重量物投げに傾倒するのも、私の理解を超えます。私だけが理解していないということにして、これ以上のコメントは避けます。

 須河さんはノーグライドで10m、グライドで11m到達です。11mはかなりよかった。彼女が自身で行う技術チェックは、右足の蹴りの強さとそれによる身体のドライブ感に置かれています。シンプルです。

 三橋さんがグライドで9m到達です。おめでとう。2本投げているから、まぐれではないです。彼女の場合、ノーグライド時に「跳ぶ」と表現している動作に、低い体勢から高く突き出す、スムーズな体重移動を生み出す、リバースにつながる大きな突き出しを達成する・・・といった要素がすべて含まれています。これらはそのままグライド動作にも引き継がれ、グライド時の投げでも良い結果を生んでいるようです。だから、今は細かいことは言いません。「跳んで」下さい。ただ、どうやって「跳ぶ」のか、そんなことを投げる寸前にサークルの中で悩まれても、そいつは無理な相談です。

 今日の練習で目標が具体的に形になってきた人もいるかと思います。今日という日が競技の原点と言うべき記念日になるのか、苦い思い出の第一歩になるのか。


11/30、木

 仕事が覚えられないの。

 9日と同じメニューを須河さんと西川君が。

 西川君は投げの後にバテました。無理をなさらぬよう。須河さんは最初からバテ気味です。でも、もはや誰の目から見ても一皮むけたことがわかります。

 ようやく須河さんの投げの「次元」が上がった印象を受けます。「競技力」ではなく「次元」。この違いをわかってくれる人はどれくらいいるでしょう。

 空ターンを2回転したら、すさまじく目が回って吐きそうになりました。またしても、肉体的にも精神的にもどん底に陥るうねりが迫っています。


11/28、火

 自分がなぜw-upをしないのか、スクワットで完全に下まで下がりきらないのか、ほぼすべての練習で反動を使うのか、練習の大半が投げなのか、2時間未満で1〜2メニューの練習を1日3〜4回するのが好きなのか、ウィンドブレーカーを着るくらいなら室内で練習するのか・・・・などなど。すべて長年の経験から導き出したスタイルであるんだから、もっと自信を持ってもいいはずなのだが。

 須河さんと東浦さん。丹羽コーチ。7日と同じ。キャッチボールがバレーボールで。

 東浦さんの投げが途中から1つに統一されました。心境の変化でしょうか。このことについて、私からはコメントを避けます。もう少し静観しましょう。ただ、右手で物を投げるときは、上から投げようが突き出そうが振り切ろうが、左足が前に来るものです。後方に振り切るのは別です。

 須河さんは今日は決して好調ではありませんが、これまで素直に教わってきたことを基準に、自分の動きを客観的に観察できるようになってきています。「基本を身につける」とは、こういうことなのかもしれません。

 自分の競技歴を振り返る機会があると、「取り返しのつかないことをしてきた」と思ってしまうのはなぜか。


11/25、土

 期末テスト前です。準備不足でいつもしかられている人もいるでしょう。問題点を見極められない、問題に対処しようとしない、計画性がない、解決を先送りにする・・・そんなことを大の大人になっても直そうとしないとどうなるか。国道24号線みたいな腐った道を作るようになるのです。

 須河さん、東浦親子、西川君、和田君、特別ゲスト子持ち田中福田コーチ

 11日と同じメニュー。MedicineBall真上投げをカット。

 須河さんの次なる課題は「10m50をファールなしで投げる」でしたが、あっさり達成しましたとさ。おめでとう。練習開始時には手首の痛みを訴えていまして、手先だけで加速しようとしているように見えましたが、練習の終盤にきれが出てきました。

 東浦さんがぼろぼろです。上半身が別人みたいな動きです。下半身はいつもと全く変わっていません。

 西川君は東浦父とシュロイダーバル対決です。どうなったんでしょうか。西川君はターンがうまいです。私は本当に180度以上は回れません。

 和田君はノーグライド時にはもっと体幹を起こす前に脚のリフトを強調してもいいのでは・・・と思います。と思っていたら、グライドをつけて自己新連発です。2月に今より1m上回ればいいのでは、と思います。

 福田コーチ子持ち田中は4kg砲丸で勝負をしておりました。あの程度の重量だと、身体をうまく動かせる人ならダイナミックな投げができます。勝負がどうなったかは本人に訊いてください。

 和田くんは奈良県立医科大陸上部のHPの管理者をしています(って言っていいのか)。そこには私の昔の教え子(記憶と写真に大きなずれが)が載っていたり、同い年の知人(向こうは覚えていないだろう)がなぜか再入学していたり。新鮮な驚きです。

 ここ数ヶ月で、なぜか古い知り合いの消息が立て続けにわかったりして、世界の狭さを感じます。


11/23、木

 普通に、11月は28日しかないと思っていた。2月はいつも29日あると思っていた。今日の曜日がわからない。大丈夫だろうか。

参加者:須河さん、東浦さん。9日と同じメニュー。

 須河さんの疲労がピークかもしれません。でも24日の一条高校練習は休みになりました。

 東浦さんの2段モーショングライドは、本来(?)の利き腕と逆で投げることで身についたものだと判明。もはやよくわかりません。丹羽コーチ曰く、「2段モーション自体は悪いことではないです。」そうなのか?

 左右で投動作を同じように練習する重要性は、古く30年以上前から言われていることですが、私はどうもよくわかりません。特にやり投げにおいては、旧ソ連のY.ルーシスまで遡らなければ、実践している人の話を聞きません。むしろ、過剰なまでのシンメトリー信仰が感じられて、胡散臭ささえ感じる。そもそも、投動作は左右対称でもなければ循環運動でもないし。

 この話はあまり自信ないのでやめます。そのうち考えをまとめましょう。


11/21、火

 本当に予想通り、アキレス腱の痛みは2日で消えまして、「では動いてみるか」と思いきや、軽く走った2歩目にして大きな間違いを犯していることを思い知らされた。おかげで朝から約1時間、普通に散歩だ。やっぱり予想通り1週間かかるのか。

 須河さん、東浦さん、三橋さん。メニューは7日と同じ。

 須河さんは元気がありません。なぜでしょう。動きそのものも良いとは言えません。単純に疲れているのでしょうか。

 東浦さんはテンションが上がらないようです。動きはいつもとさほど変わらないので、単に精神的なものに見えます。ところで競技場が暗いのは、夜だからです。ほかに理由などない。

 三橋さんが2人に比べて微妙にハイテンションです。「角度をつけて投げる」と「前にまっすぐ力を伝える」。課題はこの2点だけだ。

 私は、無責任に人を褒めたりしません。けなすのも事実を突きつける以上のことはしないようにしています。褒めるにしろけなすにしろ、言葉に重みをつけたいからです。

 投擲の練習は、勢いでこなすとか、さわやかな爽快感とか、みんなで一生懸命する一体感とかとは明らかに異なる方向性があるように思います。気が遠くなるほどの莫大な徒労感。砂漠から一粒の砂金を見つけようとするような、荒地でひたすら井戸を掘り進めるような。「今日もだめだった・・・」と思いつつも、僅かな希望にすがり自分を追いたて、ひたすら前に進むことだけを考える。

 突破する糸口が見つかれば、手のひらから抜け落ちる前に必死にそれをつかもうとあがく。立ち止まったら、残るのは生かすことの出来なかったそれまでの労力。言い訳できない、慰めにもならない「結局だめだった」という事実。だから立ち止まらない。独りで耐える。将来、だめだった自分を振り返って昔話にする自分の姿を想像して、近親憎悪に近い嫌悪感を催しつつ、再び自分に鞭打つ。

 ・・・投擲に限った話ではないですね。長く続けるってのはどんなことでもこんな感じですよ。中学生にはわかりづらいですかねぇ。

 三橋さんに、「グライドをつけて、グライドなしで投げられる8mを越える」という課題を与えて、調子に乗っていつものようにご褒美を設定してましたら、今日の練習中に越えやがりました。って言うか、この設定おかしくないか?「(三橋さんは)グライドつけると距離が落ちるんすよ〜」と言って、課題を与えたのは丹羽コーチ。グルか、お前ら。・・などと汚い言葉を連発しつつも、悪いことではない(純粋に喜ぶところだ)ので、約束は守ろう。守ってやるとも。ただし、次の課題を与えるから。

 須河さんの新たな課題も今月中にあっさり達成されそうです。東浦さんは父親の掲げたすさまじく高い課題を突破すべく邁進するように。

 谷岡さんはやり投げで少し考えてもいいかなと思ってます。

 高校生以上と西川君には何もあげません。


11/18、土

 堀田さんが肋骨を痛めていたことが確定しましたので、「投げても大丈夫なもの選手権」は実施しません。原因は何だろうな。メディシンボールかな。申し訳ない。というわけで、堀田さんはしばし練習にもみえません。

 今日行われる跳躍の「幅跳び選手権」も私は参加しません。なぜならアキレス腱に激痛が走っているから。ろくに歩けないから。左の古傷が腫れています。痛みが抜けるのにあと2日、普通に動けるまであと1週間。あと5kgくらい減量しようかしら。

 須河さん、和田君、東浦親子。最後にこっそり谷岡さん。11日と同じメニュー。

 須河さんが立ち投げで10mを越えました。さらにグライドをつけて10m50ライン上(ファール)。今週中にクリアすべき課題は、「グライドをつけてファール無しで10m、ファールありで10m50」だったので、立ち投げは含まれていません。でも合わせ技一本ということで、何か知らんが私が奢ることになってます。ついでにやり投げの進境著しい谷岡さんにも。

 和田君は今日は全体の流れをスムーズに途切れず、というのがテーマです。特に突き出しを大きく。スピードを上げようとするとき、動きをショートカットして所要時間を減らしてしまうのを防ぐのが目的です。今まで体に身についていない大きな動きを、ゆっくりなスピードでもいいからとりあえず経験しておく。次のステップに進むための土台作りですね。

 東浦さんの2段モーションなグライドがどうも私は気に入りません。それが顕著なときは低く右に抜ける投げしか出ません。この人の中には相容れない2種類の技術体系が同居しています。さあどうする俺。

 17日の一条高校は、西川君、須河さん、谷岡さん、三橋さんの参加。いつもながら、ここからのコメントは全員やりです。

 西川君は足首と体幹後方の柔軟性の低さを指摘されていました。

 須河さんはただ疲れています。すごく動けているんですけどね。この空回り感は何でしょう。

 谷岡さんは嘘みたいにやり投げらしくなってきました。これは大化けと言ってもいい。

 三橋さんには半年前の谷岡さんと同じ導入をしています。手強いが何とかなります。体力が有り余ってる人と大化けした人と自分を比べることは、今はあまり意味がありません。

 4人とも高校入学時に普通にやり投げの練習が出来るレベルにしたいものです。

 今日の練習のあと、須河さんはクレープを、谷岡さんはたこせんをうまそうに食べておりました。たこせんはクレープよりも100円安い。谷岡さん、あなたはいい人だ。次の課題は何でしょうね。決めるのは丹羽コーチですが。

 こうしてクリアするたびに私が奢るのでしょうか。いや、丹羽コーチ(今日も200円出してくれた。貧乏すぎる俺)もきっと高額な褒美を用意してるはず。それに看板娘こと中山コーチも売り上げを削ってでも奢ってくれるはず。そうだよな、そうだろう?そうと言ってくれ。


11/16、木

 ジャンプの疲労が抜けないので、自分の練習は休みです。最近、WTは全くしてない。寒くなると疲労回復が極端に遅くなるのは私だけなのでしょうか。

 須河さん、東浦さん。

 メニューは9日と同じ。50mを1本減らして120mを1本追加。

 暗いことを利用して、「投げた後に記録がどれくらいか当ててもらう」ということを試してみました。運動をしている者なら多かれ少なかれ経験していることだと思いますが、自分が進歩するとき、進歩した自分の経験は初めてであるにもかかわらず、「うまくいった」と最初からわかることがあります。

 合理的な動きは心地よいものだからとか、すべての動きのモデルは外界からの情報に含まれているからとか、価格的根拠らしきものは雲霞の如く存在しますが、んなことはどうでもよい。そこらへんの感受性がにぶい者は、断言しましょう、絶対伸びません。自分のへたくそさに気づかず、へたくそに磨きをかけるだけです。

 体力はあるがへたくそ。これは運動している者に対する最大の侮辱。

 ですから、自分の体で感じる情報にもっと目を向けてもらう。結果・・・自分がもっとも「うまく」動いているときの正解率が高い。変な方向に飛んだとき、明らかに失敗しているときの正解率が低い(正解は落下距離の±10cmほどにしてみました)。当たり前、ではあります。

 2人の正解率はかなり低かったです。これでは技術練習が生きてこないです。さらに、正解が出るタイミングを見ていると2人の性格が出ています。投げの練習の半ばで正答率、飛距離とも下がる須河さん。自己申告する飛距離が常に低めで、練習終了予定がわかったたとたんに飛距離だけ上がる東浦さん。何を意味してるんでしょうね。自分で考えてくださいね。競技に対して貪欲に、自己に対して厳しく接したら、これらのことからも自分の抱える問題点が見えるはずです。

 今日も須河さんには何も奢らずにすみました。

 120mまで走ったらアキレス腱が両足とも痛い。柔軟性のなくなったささくれたロープみたいな感じがする。ハムストリングスの嫌な張りもあって、スパイクを履いて80%以上のスピードで走るのはとても怖くてできない。やり用のスパイクしか持ってないけれど。


11/14、火

 昨日「立ち5段ってどれくらい跳べるよ?」ってな話になって、しばしそういう談義になりましたので、今朝仕事前にじっくり跳んでみました。

 立ち5段から歩行からの連続、立ち7段くらいまで思いつくもの各種、トータル25本。わかったのは、昔も今も私はジャンプが弱くて下手で、かつ専門種目につなげる能力も低い、ということです。

 跳躍能力が上がれば投げる感じがどんな風に変わるか、何も見えてこない。肩甲骨周りが柔らかくなるとか、骨盤の前傾が自由自在になるとかだと、そうなる前から投げの変化がイメージできたんですけど。

 多分、接地時に地面からの力を受け取る感じが劇的に変わるだろう、という予感はあります。でもそこまでです。

 後に残ったのは、肩甲骨の真下辺りの背筋に残るどっぷりとしたしこり。ジャンプ練習をするとここが疲れます。この重みが足先までストーンと抜けて、地面から跳ね返って脳天から抜けるようになれば・・・って思うんだがそううまくはいくまい。

 須河さん、東浦さん。

・w-up
・壁にボールをぶつける
・WeightCircuit
・throw
・jump(立ち10段、両足10段)
・腹筋

 投擲は一回の試技に要する時間が他の種目に比べて圧倒的に短かく、20人くらいの決勝なら30分未満で終わってしまうこともあります。ですから、周りの空気がどうであろうとも、肉体的にも精神的にも瞬間湯沸かし器の如く一気に高める能力が必要だと思ってます。舞台俳優みたいに、一瞬で別キャラになるように。だから練習中にも、メンタルを先行させて盛り上げる必要があると思うのです。

 わかりやすく言うと「気合」ですね。そいつを高める設定として、ここから3投は試合を想定する(予選での3投、記録更新が求められる3投、ベスト8に残るのがかなり厳しい状況での3投など・・・)とか、罰ゲームを設定するとか、何か賭けるとか。法律に触れることはやめてね。ただ楽しいから何か賭けたりしてるわけじゃない。そこに目的があることを忘れないで欲しいですね。

 そういうわけで綾乃さん、タイムリミットは今週末だ。まあ頑張れや(と挑発してみる)。


11/12、日

 ただいま午後9時半、皆さんよくご存知の仕事先から戻ってまいりました。とても寒いです。扇風機を片付けたのは3日前です。明日も朝から仕事なので、今から洗濯をしなければなりません。なぜならば取り込むのは明日の夜だから。夜露で湿気るのは仕方ないとして、この寒さだと12時間くらい干さないと乾かないだろうから。そして日中は誰も取り込む者がいないから。

 西川君、須河さん、東浦親子、和田君。須河さんが4日連続なので、丹羽コーチは練習メニューをお気楽モードに変えました。

・w-up
・ラグビーボールをパスしながら100mx4
・シュロイダーバル投げ(スウィング、スウィングから投げ、1回ターン投げ、2回ターン投げ)
・throw
・野球して遊ぶ

 何もしゃべってねぇや。というわけで、今日は黙っておきましょう。空も雲もきれいだったことだし。下手に語ると空気が穢れる。


11/11、土

 「1」のぞろ目の日です。何の日でしょうね。何の関心もありませんけど。どうでもいいです。

 須河さん、東浦親子、和田君。雨が降って禿げる心配をするくらいなら、日頃の食生活と睡眠時間の心配をするべきです。だから、雨の日もぬれる想定で練習しましょう。何が「だから」だ。

・w-up
・WS:100mx2
・Weight Circuit(7日と同じ)
・throw
・補強[ハンドバウンディング:(深く×10+V字腹筋x20)/2、(浅く×10)/2]
・MedicineBall真上投げ:5/3

 シーズンが終わって投げの精度云々とこだわる必要もないので、事前疲労法な練習形態になってます。考えたのは丹羽コーチです。にもかかわらず、須河さんが立ち投げ、グライドとも自己新を連発。立ち投げは9mを超え、グライドも何本か10mを越えています。「しんどい」とか言いながら、わけのわからない人です。さすが何でも壊すパワフルな人。でも大半は確かに「しんどい」動きではあります。

 その須河さんの記録を常に10cm上回るところに落としている(しかも重量は3kg)東浦さんが不気味です。何だこの緊張感。いいねぇ。

 和田君は、競技レベルが自分の学生時代を思い出させるものがあるので、望まれなくても私は彼の尻を叩くことにしました。大丈夫、練習中に倒れても骨は拾ってあげるから。で、WeightCircuitで追い込んで投げはへろへろです。

 ちなみに、昨日はやりと円盤を投げるためだけに市立一条高校へ練習しに行きました。参加者は西川君、須河さん、谷岡さん。話をつけた丹羽コーチ。そして呼ばれてもないのに投げに行った私。やり投げに関しては、谷岡さんの投げ方をそろそろ一般的なものに移行すべきなのかどうか、迷っています。西川君は普通にうまかったりします。須河さんは未知数です。私は死にそうです。以前を下回ること15mくらい飛ばなくなってるというのは・・・めっさ下手だし。帰ってから眠れなくなってしまいました。

 今日、「(他人に対して)悔しいとか思うのは、(その人に対して)対抗意識がまだあるからじゃないの。」てなことを須河さんから言われました。当たり前のことですが、ダイレクトに心臓鷲掴みにされたような気がしました。中2の発言に鈍器で後頭部を殴られたような心境になる私。

 ところで三橋さん、見てますか。

 国道24号線がある限り、奈良で生活するストレスは消えません。今後も消えません。


11/9、木

 寒いので扇風機を片付けました。

 須河さん、東浦さん。

・w-up
・WT:(BP,HC)/4
・jump(コーンを置いて)
・throw
・MedicineBall3種目/3
・30m/3,50m/2,100m/1(スパイク履いて)

 時間経過を試しながらになりました。もう少し投げの時間を増やしても大丈夫でしょう。時間の限られた中高生はこんなのりで練習をしていることを思い出しました。


11/7、火

 暑いとか寒いとか雨が降ってるとか雪が積もってるとかいうのは平気だ。だが風が強い日は練習にならない。練習しないなら風が強い日は好きだが、練習時間に風が強いのはとても嫌。

 子持ち田中福井君、須河さん、東浦さん、丹羽コーチ

・w-up
・遠投
・Weight Circuit(BP+J_SQ+St_FroP+SN)
・throw
・jump

 福井君の腰痛が抜けないのでやり投げメニュー。

・MedicineBall1.7kg[脚伸展を強調した真上投げ、高い保持からの2-hands overhead(正対+真横+クロス)、高い保持からの1-hand over(長座+長座斜め45度)]
・side bent 負荷は3kg
・MedicineBall3kg(仰向けに寝て反動をつけた2-hands overhead)
・股関節伸展と股割りを目的とした負荷無しSQ
・棒で肩抜き

 イベント事はどれも嫌い。宴会も例外なく嫌い。多人数で酒を飲むのも言うまでもなく嫌い。カラオケなど言語道断で嫌い。そういうのを好む奴らが「もっと心を開け」だの「空気読め」だの抜かすのが、殺意が生じるほど嫌い。


11/4、土

 珍しく何もない1日。苦しくも悲しくもない1日。もちろん楽しくも嬉しくもない1日。

 須河さんと東浦親子。

・w-up
・100m坂下り&上りx3
・階段をひたすら走る跳ぶ

 須河さんは無闇に元気です。私は途中で胃液を吐きました。ほんっとに今日はそれだけだな。


11/2、木

 携帯を替えました。新しい機械はどんなものでも好きです(ただの機械好き)。メールアドレスが変わったのにまだそれを誰にも連絡してません。

 和田君だけ。明日は京大・阪大・神大対抗戦のオープンに出るそうです。ちなみに東日本では神大は神奈川大学の略です。

・w-up
・throw
・体側補強

 「うまく前足大腿が回外しているか」という話になりまして、それなりに意識できているようだし重心の平行移動もまあまあなのに、「なぜ起こし回転が出ないのか?」という話題で投げの時間が過ぎました。

 今日は調整練習なので、練習の量・強度もそこそこに、ちょっとした体側補強をしてみました。いわゆるサイドベントなんですが、要は、腋の下から踝に至るまで硬い板バネでつながっているかのような身体イメージを持ってもらうのが狙いです。意外と新鮮な練習だったのでは・・・と思います。

 陸上競技を長年している者は、腰を輪切りして捻る、回す身体イメージはいやってほどあります。何をするにもまず腰を回す。骨盤を正面に向けたがる。ここに大きな誤りがあるように思えます。がむしゃらに何も考えずに練習して、何か新しい動きが自然に習得できると期待するのは、自分の体を過信した思考停止です。そんなことが許されるのは、勝手に背が伸びている間だけです。体は過去に動いたことのあるようにしか動かないし、頭が認識している範囲でしか動かない。だから、新しい動きを身に付けるには、過去に経験したことのない身体イメージを身体感覚・頭の中の認識の両面で「想像」するというリスクを負わなければなりません。

 器用に何でもこなす人にはわかりづらいでしょうが。私は、スポーツの価値や本質は、できないことをできるようにするために体と頭をフル動員するこの段階にこそあると思っています。ここで始めてスポーツが子供だけのものでなくなると。


10/31、火

 10月も終わりです。

 20年前から、朝目覚めた時に、自分がどこの誰で、ここがどこで、今は何年何月何日何曜日なのか、一瞬思い出せない、という状態が続いています。10分ほどして、それらを「理屈では」思い出す。さらにそれらを受け入れるのにまた10分かかる。自分のことは自分が一番知っているはずなのになぜか知らない。毎朝毎朝自分に与えられた役割を確認している、といった具合です。景色とか季節とか対人関係とか、どれもみんなすごく「遠い」。巧妙な舞台装置、にしか感じられない。「未視感(ジャメ・ヴュ)」というらしいんですけどね。単なる忘却ではなく、記憶では確かにあるんだが絶対俺そんなこと知らんぞ、という不思議な感じ。体が極端に疲れているときや、休む暇もないほど忙しいとき、こいつをあまり感じずにすむ。でもたまに、働いている最中に電話に出たときにスパッと記憶が飛ぶときがあって、困る(今日そうなった)。率直にカミングアウトしてしまうが、つらいんだ。要するに、この感覚が私の人生そのものなわけだから。20年は長いな。

 ちなみに日曜は強化記録会でした。福井君はやり投げで自己新、井前君もベスト8に残りました。西川君は砲丸の回転投げで6kgを12m手前、、円盤は 50mを越えて、和田君は東浦父との熾烈な争いに勝って自己2番目の記録です。女子やり投げでは津村さんがまずまずの内容。溝内さんは残念ながら腰が痛そうです。高校男子円盤では雨宮君が自己新。東浦さんは砲丸で自己新、円盤も及第点。皆さん元気で何よりだ。

 月曜は西川君と須河さんと三橋さんと谷岡さんが一条高校にやりを投げに行きました。楽しかったみたいです。

 今日は子持ち田中君、福井君、須河さん、三橋さん、東浦さん、国道24号線の渋滞に巻き込まれた和田君。今日も元気な丹羽コーチ

・w-up
・流し100mx2
・throw
・メディシンボール(2-hands overhead throw)
・補強

 私は自分の練習がしたくなったので、クロス走をスパイク履いてしてました。

 今日は何と言っても、リバースを教わっただけで投げ全体が見違えるほどに良くなった三橋さんに尽きます。動きを教わるとき、最後の末端のきめを教わることで全体が良くなる事例があるとは聞いていましたが、正直驚きです。で、三橋さん、健康にはくれぐれも気を遣ってください。偽らざる気持ちですから。

 練習で出来ないことがあると、本当に嫌な気分になります。そりゃ他人と一緒に楽しく練習できないわけです。


10/28、土

 無意識のうちに特定の他人をなめてかかって格下に見ていることを、不意に自覚するときの何とも言えない恥ずかしさ。しかし「無意識に」なめてかかってるくらいだから、それに気づいたところで謙虚になれるはずもない。むしろ、明らかになった感情はそのまま嫌悪へと変わる。なぜそいつが嫌なのか、一旦気付けば理由も実に簡単にわかる。もう引き返せないこの不快感。「俺はこいつが嫌いだ」。むしろはっきりして清々しい。でも他人が嫌いだ、と声を大にしても大丈夫なのは子供だけで、大の大人が円満な社会生活を送るにはそうはいかない。ではどうするか?自分を殺して我慢する、か、顔を見なくてもいいくらい距離を置く。いずれにせよ、嫌だと思ってる事実を他人に悟られなければ無問題だ。どんなことでも、負の感情を持ってる奴が自身の存在をなくしてしまえば、人の気も知らない連中が能天気に楽しく過ごして世の中平和になるんだよ。・・・って、大抵の場合、他人をなめているという感情は、本人よりも先になめられている当事者が敏感に気付いている。気付いていて黙ってくれている。あぁ、どうしよう。

 西川君、須河さん、東浦さん、堀田さん。

・w-up
・ハードルジャンプ
・throw
・補強(シュロイダーバルで遊ぶ)

 西川君は明日の試合のチェックです。

 須河さんはまだ膝の痛みが取れません。

 東浦さんは明日の試合に出るのでしょうか。

 堀田さんは軽いメディシンボールとクロス走がメイン。脇腹が痛いのは風邪のせいでしょうか。ところで堀田さんは来月から月1回しか来る機会がなさそうです。11月5日のマスターズ記録会は申し込みが遅れた臭いので、次回(おそらく18日)は「投げても大丈夫そうなもの記録会」を実施します。詳細は未定。投げられそうなものといえば、砲丸、ジャベリック、シュロイダーバル、そして私の自作メディシンボール。ついでにクロス走のタイムトライアルでもしようかしら。

 亡き母が、「お前は柄が悪いので、おかまみたいな言葉遣いをしているくらいがちょうどいい」てなことを申しておりました。結構実践しています。

 知人が、「腹が立って心の中で悪態をつくときは語尾に『〜ぴょん』だとか『〜ぷー』をつけたら気が抜けて怒りがおさまるぞ(用例:てめえを見てるとむかつくんだぴょん)。」とアドバイスしてくれたこともあります。

 しかし毎日国道24号線を走るたびに、「(略)で鬱陶しいんだぴょんって言ってんだろうがどいつもこいつも、ほんとによぉ(この後延々とつづく悪態)」

 何の効果もありません。


10/26、木

 車で事故りました。

 和田君、西川君、須河さん、東浦さん、三橋さん。

・w-up
・30mx5
・throw
・補強(プレートを持ってしゃがんだ姿勢からの坂上りバックジャンプ)

 体重移動を余裕を持ってスムーズに行わないと、他のどの動作もうまく出来ないことがわかります。

 和田君は、局面毎に動作が区切れているので、素早く動いているように見えて実は余裕がありません。次の動作につながる動きという発想が欲しい。とりあえずの第一歩として、投げのときの前脚の回外だと思います。

 西川君は、グライドにしろ回転にしろ、時々動きをショートカットしてしまうことがあります。そこは急がずに余裕を持って・・・と、見ていてよく思います。結局のところは身体重心と投擲物さえ投擲方向と同じ方向に動けばいいのです。

 須河さんはグライドを踵から行えるようになったら、全体の動きがスムーズになるはずです。完成度はかなり高くなっています。後は身体の横移動と腰を入れる動作を別々のイメージで行わないと、すぐに体が立ってしまうことを忘れないで欲しいです。

 東浦さんは今のところ突き出しの前半「だけ」です。そろそろ次の一手が欲しいところです。突き出しの後半をもっと強調するためには、今はほとんどない横方向の体重移動をいじる必要があるでしょう。

 三橋さんは見るからに腰が痛そうです。最初の2本はまあまあ良かったのですが。背が伸びているようですし、低い構えから開始して目一杯高いところで突き出す、という投げが向いているように思えます。

 時々西川君とする会話。

私「○○teacherは改造人間だし。」

西川「いや、それは××先生でしょう。」

 ○○teacherは丹羽コーチの恩師。××先生は私の恩師。偏差値の低そうな失礼極まりない会話。


10/24、火

 備忘録として書いておこう。

 同じ理想を戴かない者が同じ光景、同じ未来を見ることなどできないのだった。最近それをすっかり忘れていた。

 このところ精神的に追い込まれてはいたが、実は心地よかったのかもしれない。いい年をして青臭い夢を見ていたようだ。さほど遠くない未来、私を取り巻く人々は立ち去っていなくなる。今私がここにいるのも周りのすべての人々から忘れられるためで、最初からいないのと同じになるためだ。私にも戴く理想はあるが、そこには最初から共に歩む者などいない。私が見るものを見る他者はどこにもいないし、逆に私は誰の光景も見ることは出来ない。どうして忘れていたんだろう。何を期待していたんだろう。救われるとでも思っていたのだろうか。充実した楽しい日々が送れると本気で信じていたのか。

 丹羽スクール。子持ち田中和田君、西川君、須河さん、三橋さん。

・w-up
・30mx5
・throw
・補強

 みんな同じ投げを習得中。

 子持ち君(みんなそう呼んでいるので)、早く立ちすぎです。下半身が使えてません。上半身の筋力がないと自覚しているのに。

 和田君はかなり修正が進んでいます。飲み込みが早いです(と私は思う)。結果は案外早く出るかもしれません。

 西川君、動ききれません。突ききれません。くれぐれも故障しないように。

 須河さん、ようやくさまになってきました。グライドをつけるとまだまだですが。

 三橋さん、上手くなってます、間違いなく。突き出せるようになってます。本当ですよ。

 ・・・暗くてよく見えないので、これくらいしか言えません。


10/22、日

 少しでも趣味がかぶってる人に最近全く遭いません。昔から陸上関係の知り合いには趣味がかぶる者が少ないです。奇跡的に、食べ物やら読む本やら暇つぶしの方法やらその他諸々、趣味がかなり一致した人がかつて1人だけいます。その人との絆をもっと大切にしておけばよかったと、今となっては後悔しています。

 市民開放日です。12時半開始だと思ったら13時半開始でした。

 東浦親子と西川君。

・w-up
・ハードルジャンプ
・throw
・補強

 東浦さんは思うに投げの課題が複数与えられていて、それを練習で「すべて」達成しようとしているように思えます。一見完璧主義に見えますが、雑なだけだと思います。そう思った根拠は、2パターンある失敗投擲を見事なまでに定期的に3投おきに繰り出すからです。課題の達成は1つずつピンポイントに進めていくほうがよいと思います。

 西川君は突き出すスピードを上げない限りは、少々グライドのリズムが滞ってもまずまずの投げが出来ます。だが突き出すスピードを上げようとすると、体の開きが一気に早くなります。今、速い突き出しが出来ないので、開いた体を追い越す勢いの突き出しができるはずもなく、投げは失敗します。・・・突き出しのスピードを抑えてもそこそこの記録は出るでしょうが。

 その後西川君は東浦父とハイジャンプの勝負をしに行きました。すみません、結果にあまり興味が涌きません。

 三橋さんがハイジャンプをしています。久しく投擲には来てませんが、がんばってください。

 たくさんの周りの人たちにかなり気を遣われている。今はまだ「ありがとう」くらいしか言えません。気遣いに応えることは出来ないかもしれません。顔から火が出るほど恥ずかしい。


10/21、土

 この1週間、自分の練習をしていない。まるで他人事のようだが、どうも私は風邪を引いているらしい。聞いたこともない声がでる。

 東浦親子、西川君、生駒高校2年君と津村さん(二人ともやり投げで、奈良県の同学年では2番手グループの筆頭に位置する。男女とも1番手グループは地区大会以上のレベル)。悪いが砲丸はほったらかしだ。

・w-up
・throw
・補強

 東浦さんの補強は腹筋とベンチプレス。

 西川君の補強はシャフトを用いた円盤ターンとクイックリフト系ウェイト。

 生駒高校2人のメインメニューは、メディシンボール(肩ではじくことを重視した種目8種目)+400gボール1ハンドx20。補強は腹筋3種目。

 やり投げの技術指導が出来ない分、練習内容をかなり専門種目に特化してみました。説明も理論武装ばっちりで。ご満足いただけたかしら。

 生駒高校の二人は強くて上手いですが、敢えて言うなら下半身が弱いです。動員されている筋群が少ない印象を受けます。でもこの技術水準だと、何が弱いのか、そこが強くなればどんな感じになるのか、既に自分でわかっている部分が多いのではないかと思います。投げに変な癖がないのがいいです。羨ましい限りだ。また来てくれることを願います。

 パンがおいしいと思いました。こういうのを「楽しい」というのか?


10/19、木

 唐突に、朝起きて「結婚したいなぁ」と、数年ぶりに思いました。でも相手はいません。皆無です。かすりもしません。気配もありません。

 結婚した友人(複数・男性)が異口同音に、「そう思ったときに付き合ってた相手と結婚したって感じだ」と言ってたのを思い出す。

 思い出して0コンマ数秒後に、怒涛の如く過去の思い出と後悔の念が押し寄せてきた。ダメージが朝からでかい、でかすぎる。

 その後悔の詳細はたとえ生爪をはがされても明かせない。おかげで日の出前4時半から鮮やかな目覚め。

 にしても、なんで今結婚したいなんて思ったんだろうな。大体誰とだ。

 今日も丹羽スクールで、受講者は和田君、東浦さん、西川君。

・w-up
・throw
・補強:(両足5段+ランジ10歩+バウンディング10歩+ホッピング5段左右+突き放し腕立て伏せ10回+V字腹筋10回)×2
・wt

 1人でクロスのイメージをしていたら、右足ふくらはぎをつりました。おかげで補強がこなせません。

 丹羽コーチの砲丸は(右利き)、

・後傾したまま右大腿を回外しつつ股関節を開き、
・右膝を若干崩しつつ下半身を投擲方向に平行移動させて右腰を入れ、
・肩ラインの左を上げ、右を下げ、そこから肩ラインを縦に回して右を上げ、左を下げ、さらにリバースして右をひたすら前に持っていく。

 奇妙な説明をしてしまいました。私の言葉で表現するとこんな感じです。最初のポイントと2番目のポイントの前半は丹羽コーチの動きに顕著に見られるもので、膝の向いている方向に常に骨盤が向いている者には新鮮に映ることでしょう。

 右腰が入って体がアーチを描く姿勢を作ることの重要性は誰しも口にしますが、そこに至るまでのプロセスが若干違うということです。

 3番目のポイントは、こうすると体幹の起こし回転が生じるので、目からうろこが落ちるような思いです。リバースまで完了させることで、完成度は上がります。このポイントはもっと広く世間に広まってもいいと思いますね。

 やり投げとの共通点は、あります。そして、相容れない要素もあります。

 ただ、私の考えるやり投げは「持たざる者の投げ」なので、万人には受け入れられない。て言うか、どう考えても私だけに特化した投げです。

 でも今日、少し思うところがありましたので、新たな技術を試してみることにします。上手くいってなおかつ考えがまとまったら、そのうちじわじわと公開しましょう。

 しかし本物のやりで試す日は来るのでしょうか。そんな時間が私に残っているのでしょうか。

 西川君が私のことを「孫正義に似ている」と言いました。わかりました。docomoを買収して、黒人俳優に日本人名を名乗らせるCMを作りましょう。そして巨人を買収して、私の魂の故郷つくば市にホームグラウンドを移転させます。2軍グラウンドは生まれ故郷の和歌山南紀白浜にします。Googleを凌ぐサーチエンジンも開発して見せましょう。

 奈良には高さ100mの銅像でも建てます。


10/17、火

 今さらながら秋です。秋といえば読書の秋。年間100冊くらい読んでます(全盛期の3分の1ですね)。分野は専門書や論文から小説に至るまで、乱読です。コンビニや古本屋の漫画立ち読みはここに入れてません。時間の余裕があれば、PCのジャンク部品を漁りに行くか、植物園に行きます。どれをとっても周りに人の声が全くしないので、とても平穏な気分になれます。こんな趣味に共感する人は限りなく0(ゼロ)に近いです。で、周りの人たちのリアクションを見るたびに考えてしまうことがあります。「楽しい」って、何でしょう?そもそも「楽しい」とは、どういう感情なのでしょう?物心ついて以来、とてつもなく大きなものが人生から欠落しているような気がしている。

 参加者は和田君、須河さん、谷岡さん。

・w-up
・throw
・ジャベリック(須河谷岡のみ)
・補強(ジャンプ:助走付き両足10段×5、助走付き交互20段×2)

 須河さん、谷岡さんには、片付けてある円盤ゲージの上を通過するように投げ合ってもらいました。

 ここのところ感じるのですが、体幹の起こし回転をうまく使う投げを身につけるためには、導入時に、ふわっと円弧を描いて投げる動作(いわゆるロングトス)をまず身に付けなければならないのではないかと。ライナーな力の加え方を強調するのはその後でもいいのではないか。

 で、遅ればせながら、しています。谷岡さんがここでうまく投げられるようになったら、投げそのものが劇的に変わるはずです。須河さんも、角度をつけると腕が肩に乗らず右側に逃げてしまう欠点を修正できるのではないか、と思っています。

 和田君の砲丸は、体重が前足に乗り切ってから突き出しをはじめる傾向があるため、リバース=投げの勢いを殺す、ということになりがちです。

 パワーポジション時の後ろ足に体重が乗っているときに突き出しを開始し、前足に体重が乗り切ったときにリリースする、という風に、投げ局面を若干今よりも後方にずらせば、力がもっと有効に伝わるんじゃないでしょうか。ああ、微妙だこの説明。合っているのか。

 たまたま体幹の起こし回転の話が続きましたが、身長の低い競技者はこれを軽視した動作を最初に覚えてしまう傾向があるように思います。地面を平行移動しながら横回転ばかり強調した投げ。失敗すると横にふらつくが、うまくいっても前に流れやすい投げ。ダーツみたいな投げ。

 最近私が試みていること。ワンハンドオーバースローにおいて、投げの後半(リリース直前〜フォロスルー)を大きく、スムーズにしてみたい。このあたりの動きのセンスがないもんで。

 ある女性の投げを観察していたら、オーバースローなのにフォロスルーで腕が横に捌かれる。「不思議だわ」と思ってたら、自分もよく似た動きをしていることに気づいた。自分が頭で描いている軌跡で腕が通過していない。

 肩甲骨周りをやわらかくすることで投げの前半はかなり納得がいく動きに改善することは出来たと思う。しかしその後、肩甲骨が肋骨の外側面を大きく迂回する感じが抜けない。

 そこで、肩甲骨と肋骨は身体前面で鎖骨でつながっているわけだが、その接合部である胸鎖関節(のど仏のすぐ下だ)を起点に、肩甲骨-上腕をそれ一体のユニットごと、鎖骨を前に押し出すように、ズイッと前に運べないかな・・・などということをたくらんでいる。感じとしてはクロールの腕の使い方に似ている。で、うまくいきません。何かが足りません。間違っているのかもしれません。

 誰か、拍手を下さい、ではなく、助言を下さい。

 顔から表情が消えて、目線も合わせず、人の話にもリアクションを見せず、黙っている時が「素の私」です。信じられないかもしれませんが、そのときが一番リラックスしています。機嫌が悪いのではありませんよ。


10/14、土

 右肩がルーズショルダーになったのは、奈良に帰ってから日課だったインナーマッスル補強をやめてしまった(競技に対するやる気が減った)からですが、その補強をすることになったきっかけは重度のインピンジメント症候群で「手術も視野に入れておくように」と言われたことだったことを思い出した。当時右肘がすでに要手術状態で、投げ方なり競技の取り組み方なり何かを変えない限り、肘と肩の両方の可動域制限が進み、「右手では食事が出来なくなるよ(口元まで右手を持ってこれないから)」と言われたのだった。今日練習していて、見事に事態は進行中であることが判明しましたとさ。休んでいるだけでは治らない。それはなぜか?ワンハンドオーバースローという動作そのものが「自然」な動作ではないからです。

 今日も丹羽dayで、須河さん、東浦親子、和田君が砲丸を教わります。

・w-up
・30mx5
・throw
・wt

 堀田さんにはやり投げですので、30mx5より後は別メニュー。

・専門性の高いメディシンボール4種目10x3
・やりを持ってのイメージ

 堀田さんは11月に出場予定の試合の準備をしなければ。

 何も食べずにウェイトをするのもいけませんが、徹夜明けに2時間ウェイトをしてもいけません。


10/12、木

 今日はこの1年で一番機嫌が悪かった日です。朝からずーーーーーっと不愉快でした。20年前なら行動や態度に隠さず出しています。隠し仰せたつもりなので、仮に不機嫌そうに見えたとしても「それほどとは・・・」くらいにしか思われていないはずだ。そう信じる。それともバレバレなのか。気づいていないのは私だけか。

 参加者がいっぱい。須河さん、東浦さん、和田君、西川君、奈良教育大田中君(なぜこれまで彼のことに全く言及してこなかったのだろう?)。ちなみに田中君は「子持ち田中」と呼ばれています。学生時代に本当に子持ちの同級生が何人かいた私には、このあだ名が冗談なのかマジなのかわかりません。

 今日は皆さん待望の丹羽コーチの日。

・w-up
・30m×5 和田君はハードルジャンプ
・throw 田中君は途中から円盤のイメージ
・バウンディング(助走20歩〜折り返しダッシュ×2×3)
・メディシンボール

 全員砲丸投げです。一体どんなことを教わっていたんでしょうか。

 田中君の円盤のイメージには私が付き合ってます。彼にはこれまでも円盤、やりと幾度と私なりのアドバイスをしてきてますが、さて、どれだけ有益だったのでしょう。

 バウンディングは私もやりました。とりあえず最後まで付き合えた自分の体力の回復具合(強度・持久力とも40%くらい)を冷静に受け止めておこう。

 丹羽コーチが来ると練習が鴻ノ池っぽくなるんだよな。とりあえず楽しそうだわな。

 私は自分の練習でも試合前でもw-up的なことをほとんどしません。めんどくさいから、ではなく、それなりに紆余曲折を経て得たスタイルです。ジョッグは間違いなくしません。するならばやりをもって突き刺しをしながらします。それでも練習前に気分を切り替える儀式くらいの意味しかない。試しにジョッグを1時間していた時期もあるんですが、「だから何だ」という気分にしかならなかったのでやめました。

 流しをするくらいならどんな距離でもそのまま最低10本は走るので、普通に走練習になってしまいます。走練習に限らずどんな練習でも本数の単位が 10〜20本で、セット数が5〜7セット(合計で)。その間に自分なりの工夫をするのが好きです。200m以上はさすがに本数を減らします。300mは5 本以上すると乳酸漬けになってしまいます(その後練習にならない)。

 最初は初動負荷のウェイト(自己流のアレンジ。これを改悪・劣化という)を5種目30分、それから専門性の高いメディシンボールなどを利用したドリルや、跳躍系の補強をします。それから投げて、最後にWTとジャンプで力尽きる。

 初動負荷のウェイトは施設依存度が高いので、「改善の余地があるなぁ・・」と思いつつ競技をやめて今に到ります。

 学生のとき、各ブロック集合をしてその30分後にまとまってする練習メニューをする、という流れになってまして、アップは各自にまかされてました。だからこんな感じになってます。アップに30分以上かかるならば早く来てする、ということで。

 試合のときは1時間前あたりから歩き出す、くらいしか決めてません。野球の中継ぎピッチャーのように「いつでも行けるでぇ」な状態を24時間前に作って、当日は朝からテンションを微妙に上げておく。いろんなところの記録会や競技会に出るのが好きだったので、どんな状況でも対処できるように、変に自分にルールを作らないようにしてました。

 ですから、合同合宿や鴻ノ池でウォーミングアップを任されている人を見ると、競技とは違う別の何かを見ているような気分になります。みんなで、ってのが一番不思議。ダウンなんか絶対1人でしかしたくなかったし。


10/10、火

 かつての体育の日です。運動会・体育祭真っ盛りです。私の母校では中・高通じて体育祭はありませんでした。この話終わり。

 参加者は東浦さん、西川君。

 競技場が使えないので体を振り絞りましょう。

・w-up
・流し100m×3
・変形ダッシュ20m×10
・メディシンボール各種×3
・階段上り下り3種×2
・スロープ上りでハンドバウンディング15回×4

 予想より早く終わりました。メディシンボールの種目をもっと増やしてもいいかな。階段の練習もあと2種目多くしたいところです。

 西川君は明日体育祭だそうです。そんなこと知ったこっちゃありません。力尽きて校庭の土と同化してください。

 東浦さんも明日は筋肉痛になることでしょう。

 専門性の低い練習内容になるときは、ひたすら量的に追い込む。これは私の趣味。こんな練習大好きです。量をこなした上で、自分の体と対話して、何か自分だけの発見をしてくれればいいんですけどね。

 夜3時くらいに目が覚めることがほぼ毎日続くのですが、ボーっと夜の闇を眺めたり、時にはちんたら車や自転車や自分の足で走り回ってみたりなんかして、つくづく「このまま夜が明けなければいいのに」と思います。夜明け前、東の稜線が燃えるような色合いを帯びてくると、闇夜の神々しさが日の光に蝕まれていくように思えます。時の流れの残酷さを感じます。

 ・・・ここ2ヶ月の自分の言動を振り返ってみて思うに、私は深刻な鬱なのかもしれません。


10/7、土

 今に始まったことではないが、人相がとてつもなく悪い。毎朝鏡を見てそう思う。笑顔を無理に作ると、これがまた気持ち悪い。

 参加者は須河さん、和田君。

・w-up
・ハードルジャンプ
・throw
・補強
・WT

 須河さんは9日の試合を想定した投げですが、時折降る雨でサークルがすべるのか、これまで覚えたことを上手く出来ません。でも9日は晴れるでしょう。今回は自分の課題が具体的にはっきりわかっているので、多分上手くいきます。

 和田君は、東浦父によると構えのときの右肩(利き腕側)を下げることによって突き出す長さを長く出来た、とのことでした。なるほどわからなくもない。本人の意識が突き出しの開始からリリースまでに集中しているようなので、本当のところ、どれくらい自分ではしているつもりなのかわかりません。訊くのを忘れました。和田君にはWTのあとフィールド内で長めのジャンプをしてもらいました。スクワットの代用にもなる、それでいてアクティブな度合いの高いメニューです。途中まで一緒にしてみたら、腰が痛くなりました。そろそろ膝の痛みが出てくる季節です。

 ちなみに、やり投げでは体幹そのものの後傾以外で右肩を下げるのはタブーです。そもそも肩ラインを投げる方向に上げる、という発想がすでにタブー。詳しい説明は省略しますが、「重力に逆らってやりを投げ上げる」という発想がやり投げにはありません。空気抵抗などの要素を取り除いても、やり投げの至的投擲角度は30数°にしかなりませんしね。

 東浦父によると、東浦さんは県記録会で10m30は無事に越えました。最近重量の重い砲丸を投げていたので、11mにかかる投擲をしていたにもかかわらず、飛んでいないものと勘違いしてファールを繰り返したそうな。

 和田君と私には共通の知り合いがいることがわかりました。かつての教え子です。無事に目指す職業に就けて何よりです。その人は4年前の今よりもぐだぐだな私を知っています。そして今でもぐだぐだです。


10/5、木

 昔ならプライドが許さなかったレベルでの練習を徐々に再開している。おかげで古傷が全部痛い。オーバースローで物を投げている一瞬だけ、至福を味わうことが出来る。そんな一瞬は一日の他の一分一秒たりともない。全くない。しかし、右肩がルーズショルダーだったことをすっかり忘れていた。危険な香りが。それと、一日何も食べずにウェイトトレーニングをしてはいけない。

 今日は須河さんだけです。

・w-up
・いろんなボールと戯れる
・メディシンボール3kgでグライド練習
・補強(ハンドバウンディング+腹筋)
・WT

 2番目は丹羽コーチらしいメニューです。私には真似できません。上手くなりました、グライドが。具体的には、右足の真上に乗ることが出来ます。本人曰く、「グライド練習をするようになってから、バウンディングが上手くいく」(逆だったかな・・・)。「乗る」という感覚をつかんだということだと思います。そういう類の気付きをこれからも積み重ねていって欲しいものだと切に願う。しかし何だな、丹羽コーチに限らず、自分の専門種目を教える時は、その人の空気が変わりますね。

 9/30、10/1の県記録会では、男子やり投げでは大和広陵國久君、奈良学園福井君、奈良井前君3人ともまずまずでした。それなりに、自分の力を出せているように見えました。記録はそのうちついてきます。出来るならここ一番の試合で記録は出したいじゃないか。女子やり投げは見ていませんが、先日来ていた生駒高校津村さん(1位だったので名前を出してしまおう)が、雨の中ほぼベスト記録に近い(?)記録を出しています。彼女は投げの力があるように思いました。大きな目標を持ってもらいたいと思います。天理高校溝内さん・・・頑張って下さい。私が見たあなたはここでとどまるレベルの人ではないです。


10/3、火

 高校・大学・・・と進路が変わるたびに消息不明になって、いつも「死んだのか?」と本気で噂されているらしい私でありますが、学生時代の知り合いでここを突き止めて私が死んでいないことを確認しだした者がいるようなので、軽く近況報告をしたいと思います。

 4年前に女性に振られてからどんどん自暴自棄になっていた私は、ようやくこの秋に今の職場に慈悲の心で拾われるというかたちで、久々に社会復帰しました。今の職場とは、Tシャツなどにプリントして売る店で、隣にはたこ焼き屋が併設されています。店長はいつも穏やかな笑顔を絶やさない男です。主任は向日葵のように朗らかな男です。たこ焼き屋には妙齢にして可憐な美人看板娘がいます。3人はいつも楽しそうで、かつバリバリ仕事をこなします。「大きな蜘蛛が出た」と言ってはわいわい騒ぎます。

 その中に、見事なまでに仕事の出来ないおっさんが、負のオーラをばら撒きながら、肉体的にも精神的にも健康を損ないつつ、この1ヶ月で体重を6kg落としつつ、かろうじて仕事に食らいついている状況です。皆さんのご想像通り、私はこの3人に悲しいくらいなじんでいません。笑顔の絶えない店長もたまに私にキレているのがとてもよく伝わってきます。

 そして、とうとうやってしまいました。何も朝から食べていないのに、昼過ぎから下痢が止まらなくなった私は、自分に与えられた仕事に見事穴を開けてしまいました。やることなすこと裏目に出まくりで、半ギレでもう何も考えられません。また期待を裏切って信頼を失うようなことをしてしまった。悔しくて仕方ありません。もう私には仕事が与えられることはないでしょう。

 冗談抜きで、へこんでいます。しかし、この気持ちを発散する相手も手段もありません。

 近い将来、私はまた路頭に迷うのかもしれません。

 今日の参加者は東浦さんただ1人。

・w-up
・30mx6(2本ごとにバリエーションを変える)
・throw(途中で連続グライド)
・WT

 じっくり投げの本数を稼いでみました。投げの最初の数本で今の自分の体の動き具合を判断すること、試合の状況をシミュレーションすることでテンションのあげ方にメリハリをつけること、が今日の課題でした。今日の投げの精度はかなり高かったと思います。


9/30、土

 クラブニュースに丹羽コーチのHPのBBSから西川君のコメントを転載したら、西川君に叱られました。すまん。

 大学院時代(専攻は体育のコーチ学)、研究よりも現場志向が強いものの競技成績は日本百傑にも入らない悩める私に、今では実業団の監督や陸マガ・月陸のトレーニング講座執筆陣に名を連ねる諸先輩・後輩がかけてくれた言葉をまとめると、次のような冷水を頭から浴びせれられたようなものになりました。「お前が一流ではない、一流になれないことを、自らの実践で証明すればいいじゃないか」これがその後の私の競技生活の方向性を決定することになります。例えるなら、中古のボロ車に大金をつぎ込んで改造するようなもので、どんなに最先端技術を投入してもボロはボロ。競技から得られる喜びや楽しみは、私だけの自己満足に過ぎず、決して他人と共有できるものではない。それを自覚して以来、自分より競技力の高い者に対してざらついた気分が拭えません。それを隠す気も起こりません。でも半ば憎しみにも似たこの気分が、逆に競技に対するモチベーションになっている。このざらついた気分、率直に言うと、私は他のコーチ全員に抱いています。しかし彼ら以上に私をざらつかせる存在、それが今日の参加者にして高校の後輩であるやり投げ奈良県記録保持者、中村航です。4〜5年前は母校でよく一緒に練習する機会がありました。

 参加者は他には西川君、東浦さん、和田君、堀田さん、生駒高校2年女子やり投げ1人(明日の記録会でもいい結果が出るといいですね)。砲丸投げの3人は丹羽コーチにおまかせです。何をしたのか全く知りません。

・w-up
・メディシンボール2kg未満(真上、フロント、バック、オーバーヘッド、旋回)
・鉄パイプで保持走、サイドステップ、連続ラストクロス
・鉄パイプで投げ
・300gボールで投げ
・流し(フィールド100mx2)
・補強(シャフトで肩抜き、肩入れ、ツイスト)
・WT(スクワット、スクワットからジャーク、シャフトを担いでボックスからのプライオメトリックスジャンプ)

 自作メディシンボールはすぐ破れるし、ホームセンターで買った鉄パイプはすぐ曲がります。

 堀田さんには実際のやりを投げて練習量を重ねていきたいところです。このような練習ではイメージがどんどんかけ離れてもったいないです。そのうち何とかします。

 高校生は逆にむしろ投擲物が何であれとりあえず投げてしまえ、といった感じの体を作ってもらいたいものです。少々飛び方が悪くても投げられる体力があって初めてできることもあります。今は技術はとりあえずシンプルに。穂先に向かってまっすぐ。もう少し技術的なことを言っても良かったのですが、いかんせん実際のやりを投げていないので、今回は控えました。また機会があれば、精一杯対処したいと思います。

 中村航は、いつまでも私より10歳若い。一緒になってメニューの8割をこなしてしまいました。何とも言えない、このぴりぴりとした充実感。それはそれで気持ちいい。相変わらず体調は悪いが。


9/28、木

 珍しく1日3食いけそうです。朝は味付けを全くしてない野菜ばかり(蒸して冷ましたじゃがいもが美味かった)、昼は冷凍ピラフと目玉焼き(この目玉焼きがマジで美味かった)。普通に空腹なので今から何とか気持ち悪くならない程度に食してみましょう。ああささやかな幸せ。でも多分指の隙間からこぼれるように幸せは去っていくに違いない。

 さて今日の参加者は、須河さん、東浦さん、1ヶ月ぶりの御無沙汰です奈良医大和田君。

・w-up
・ハードルジャンプ
・throw
・補強(ハンドバウンディング+腹筋)
・wt

 今日の須河さんの課題は「かかとで蹴りだすグライド」と「リバースの完成」なわけですが、体育祭で200mと400mを走った疲労が残っているようではあまり期待できません。そういう時は1回の練習の中でもここまではグライド重視、ここからはリバースの練習・・・と分けてするほうがいいです。

 東浦さんの課題は体幹の前傾を保ったままグライドをすることですが、体幹を起こしきれずに低い投げをしてしまうこともあります。かと思えば体幹がすぐに立って開いて腕だけの突き出しになってしまったりもする。今日は1投ごとにいい投げと悪い投げを繰り返すという、いまいち精度の悪い練習になっていました。こればかりは練習する個人の問題です。

 和田君は実にトルクの効いた投げをしますが、リリースのインパクトの一瞬にのみ力を集中させる投げです。一般的に、砲丸のような重量の重い投げは、投げの瞬間にスピードを上げることでパワーを生み出すのではなく、パワーポジションからリリースまでの力積を増やすほうがパワーをより多く生み出すことが出来ます。今の持ち味を活かしつつより力積を稼ぐためには、突き出し動作を今よりより直線的にすること(目線を出来るだけリリースの瞬間までそらさない)、重心を落としリリースの瞬間に重心が最も高くなるようにすること(膝に余裕を持たせる)、ではないかと思います。wtも地面の高さからのクイックリフトを重視するとか。現場ではかなり抽象的な指摘をしましたけど伝わっているだろうか。それより、間違ってないかな。

 

 これでも努めて明るく振舞っているつもりなのだよ。誰も信じないようだが。


9/26、火

 自作メディシンボールが壊れたので、分別して捨てるなんてことはせず、修理&第2号を作ってみた。第2号は1号の反省を込めて、原価が498円のサッカーボールになって、多分丈夫だ。重量は1.4kg。第1号は重量を1.5kgから1.7kgに増やして、紐でぐるぐる巻きにして、さらに肌色の布テープでしっかり梱包。・・・人間の頭大の肌色の塊が出来上がった。とても気持ち悪い。あからさまに怖い。今、車の後部座席の床に転がっている。

 参加者は東浦さん、須河さん。

・w-up
・30mx5
・throw
・補強(ジャンプ+腹筋)
・wt
・ボールを使っていろいろと

 須河さんはタメを作って突き出す感覚が出来てきたようで、投げにメリハリがあります。なかなか良いです。たまに流れすぎる投げの局面は、リバースを完成させることで解決するはずです。今日アドバイスを与えた丹羽コーチが偉大なのでしょう。

 東浦さんは逆に体重移動が滞りすぎる傾向にあります。投げで体を開かないと突き出せないのはそのせいでしょう。それと、低い姿勢でのグライドが出来ないのは、脚筋力が弱いのではなく、前傾姿勢を保てない体幹の弱さが原因だと思われます。課題がはっきりしていて何よりです。で、今日の2人、今日来ていないほかの人たちも、高い理想と志を持って来年を見据えてくれることを、我々コーチ陣は切に願います。

 

 自分の周りの人たちが笑顔に満ち溢れているのはとても眩しくて、いい気分です。私の人生には今後も喜びとか楽しみとかは希薄であろうから、下手に一緒に笑おうとせず、距離を置いて心を閉ざせば、多分すべてうまくいく。切り詰めた充足と、限界ぎりぎりの緊張感があれば、何とか生きていけるはずだ。


9/23、土

 指導者は、教える内容の分野を問わず、いつの間にか忘れられてしまう存在であることが理想だと思うのです。指導者の個性が独り歩きして、いつまでも教わる者の記憶にとどまるというのは、人間関係としては刺激的かもしれないが、指導という観点からは率直に言ってしまうと「間違っている」気がします。詳細は述べません。

参加者:東浦親子、堀田さん、遅れて西川君。

・w-up
・コーンジャンプ(バリエーション6種類)
・throw
・補強

 東浦親子にはみっちり技術論とトレーニング論を親子で戦わせてもらいます。私は見てるだけです。

 堀田さんはやりをフィールド内で投げられないため、鉄球&300gボールでの投げとなります。今日は練習方法を試行錯誤しながらの進行になったのが申し訳ありません。補強でも、前回東浦さんにさせた上体の補強を試してみました。

 西川君は、本来今日は跳躍の練習をするはずでしたのでノープランです。準備もそこそこに投げていましたが、変な気負いがない分、動きのバランスが取れてなかなか良かったと思います。ただ、ここで体が動くと勘違いして試合に出ると怪我をします。

 黙っているのは何も考えていないのと同じで、忘れられるのは最初から存在していないのと同じ。


9/21、木

 やりを、投げたい。

 参加者は福井君と東浦さん。少し遅れて西川君。

・w-up
・コーンジャンプ(内容はハードルジャンプ+α)
・throw
・補強
・WT

 いつも決まっているメニューや補強に、できるだけ毎回違うものを加えていこうと思います。

 福井君は丹羽コーチからみっちりマット運動を教わっていました。今後体幹を中心に体を大きく出来るかどうかが彼の課題です。

 東浦さんは独自メニューの補強で腹筋・背筋をいじめました。とりあえずの目標は手押し車が出来るようになることです。

 西川君は今日もwt中心。学校行事の多忙さで練習量が落ちているのはわかるが、それを「おっさん化した」と嘆くのはいただけません。君は真の老化を知らない。病院に行ってレントゲンを撮るたび、「・・・なんか60代みたいにぼろぼろだね」と、20代後半から言われる虚しさなど知るまい。で、30代にして「もう無理はいけないよ」といつも言われる口惜しさなど知る由もあるまい。

 

 涼しくなったのでもう畳の上で直接眠るのはやめて、布団の上で眠ることにします。


9/19、火

 ネタに事欠かないほど毎日がささくれ朽ち果てている私ではありますが、そのすべてを率直に公表するつもりなど毛頭ございませぬ。誰にも明かすことの出来ない、このまま墓場まで持っていくしかない思いもあります。正直、切羽詰っている。何かしでかさないうちに言っておこう。限界かもしれない。だが、「腰痛がひどいから精神的に追い詰められている」のでもなければ、「食べ物の味がわからないから不愉快な気分になっている」わけでもないんだ。そこんとこ、わかってくれるか三橋

 参加者は、福井君、須河さん、東浦さん、三橋さん。外周で体力を追い詰める練習です。以下の練習に2時間かけました。

・w-up
・30mx5
・急坂10m駆け上り&下りx5
・腹筋2種目
・急坂5m両足ジャンプ上り下りx(10+5)
・ロープ登りorぶら下がり+腕立て伏せ
・メディシンボール3セット
・20m往復走をインターバルにしたサーキット2種目x3x3
・200mダウン歩行

 中学生には久々に地味で素朴な練習になったのではないでしょうか。福井君は量的にもっと攻めてもいいです。モデルはかつて私がしていた練習ですが、このような荒い練習はもっと見直されてもいいと思うのです。

 ところで、中学生は私の子供といってもおかしくない年齢です。自分が中学生をあたかも「親が子供を見守る」ようなスタンスで眺めているように感じることがしばしばあります。別に人の親になったことはないのだけれども。15年前、人の親になる機会があったのかというと、1人の女性に果敢に挑戦し続けて玉砕する日々をすごしていました。そんな機会はなかったということで。


9/16、土

 味が感じられないだけではなく、どうも味が濃いものも体が受け付けなくなっているようです。飲み物は基本的に水。カフェインのない麦茶あたりが限界。牛乳はうっすい低脂肪乳でかろうじて可。なぜかインスタントコーヒーを薄くして飲むのは平気です。でもミルクが多いと大変なことになってしまう。だから入れない。気を遣って100%オレンジジュースをくれた方、その後本当に気持ち悪くなってしまって本当に申し訳ございません。私は人の善意を仇で返す奴です。食べ物は、試すのが怖いので野菜を中心に、限りなく薄味にして食べてます。たんぱく質も欲しいので、肉は3日で100gくらいを摂取するようにはしてますが、根拠はありません。いずれにせよ、人生の喜びから「食」が消えたのは確かです。いつまで続くことでしょう。というよりも、何が起こっているのでしょう。

参加者:西川君、須河さん、三橋さん

・w-up
・山の斜面を駆け上がったり、ロープ登りをしたり(本当は鉄棒がしたかった)
・throw
・補強

 2番目の練習は、丹羽コーチがのりのりでした。何かいいことがあったのでしょうか。おいしいものでも食べたのでしょうか。

 西川君は今後WTの量を増やします。高校モードに体を変えていってもらいましょう。

 須河さんはいつでも9mを越えられます。ようやく一皮むけました。今年中に後5回くらいむけてもらいます。まずは下半身の筋力をうまく使うことでしょう。

 三橋さんは、今が試練の時かもしれません。真上に投げさせたときの角度がなぜか良かったりするので(つまり真上に飛んでないわけだが)、すごく根源的な時点でクリアできていない課題があるような気がします。見つけましょう。実は私にもまだはっきりとわかっていません。

 

 ある人に言わせてみれば、私の性格は「サードを守っていて、スタンドに飛び込むファールフライをダイブして取りに行ったり、ファーストゴロを果敢に取りに行く」ようなものだそうです。守備範囲が広いということだろうか。「でも取れない。さらに正面のイージーゴロはエラーしまくる」。どういう意味なんだろう。何を例えているんだろう。褒められていないことは確かだ。


9/12、火

 舌先で味覚を感じられなくなりました。

 谷岡さん一人で、

・メディシンボール7種目&補強
・短距離合流

 そろそろ身体前面だけでなく、側面も動員した投げに触れてもらおう。投げるものさえあれば何とでもなります。やり投げでやりのみで投げ数を稼ぐのは不可能なことだから。

 

 体の奥に心を封じ込めさえすれば、痛みも悲しみも何も感じなくて済むだろう。


9/9、土

参加者:西川君、須河さん、三橋さん、谷岡さん、東浦親子、天理高校天宮君と溝内さん、奈良高校井前君、大和広陵高校やり投げ4人。

 砲丸投げの様子は丹羽コーチしか知りません。天宮君の円盤も同様。

 西川君のやり投げは確かに若干下を向いて投げる傾向にありますが、それは投げ前半の体幹の起こし回転の利用が極端に少ない投げ方も起因していると思われます。

 井前君は大和広陵の國久君(だと思う)の投げに影響されすぎです。投擲は試合でも練習でも、精神的な部分で外界からの影響を受けやすいといわれています。今は下半身の力を確実に上半身に伝える努力が必要です。

 溝内さんは腰痛が大分楽になって、これまでの上半身を前方へあおる投げから、助走〜クロスのスピードを投げに活かす投げへの移行に入っているようです。ポイントは、投げの構えのときにやりをぶらさない、リリースの瞬間まで穂先方向に力を加え続ける、の2点のみ。後はやりの飛び方を見れば、今の投げが正解か不正解かは自ずから見えてくることでしょう。


9/7、木

 できることなら24時間、誰ともしゃべらず、表情を全く変えず、感情を押し殺して生活したい。そんないい大人にはあるまじき思いを抱く38歳の秋。

 参加者は須河さん、奈良高校井前君。そしてやり投げ70mスローワー中田周作君です。体から現役選手のオーラが漂ってます。西川君は今頃速水君と共に文化祭でやるブレイクダンス(?)に苦悩していることでしょう。

 須河さんがリバースの方法を見つけ出せそうです(って言うか、私の助言で本当にいいのか)。これで公認9m50を下回るようでは嘘だ。

 井前君はかなり上手くなっています。どうやら私の貢献は0.5%さえもなかったようです。で、中田君に練習&出来たら指導をお願いしました。

 中田君はシーズン中ということもあって、鴻ノ池で見かけるときにしては珍しく動きが切れています。砲丸の試合にも出るようで。

 しかしやり投げってのはどうしてこうも一人一人目指す方向性が異なるんだろうか。


9/5、火

 涼しくなりました。こういう日は100mを50本走ってみるとか、ハードルジャンプ10台×10セットを3種目してみるとか、スナッチをトータル2トン挙上してみるとか、2kgメディシンボールを200本壁にぶつけ続けるとか、そういう練習をしたくなるよな?

参加者:西川君、須河さん、三橋さん。

・W-UP
・30mx5
・投げ
・補強

 3人の創意工夫が見ていて面白いです。

 西川君は円盤のターンにおいて左脚の回外を強調しています(本人は多分違うイメージだろうが)。ここらへんは丹羽コーチが抜群に上手いです。

 須河さんはグライドと投げ動作で右足を連続して蹴る(踏む、力を込める・・・)ことが出来ない欠点を自覚しました。リバースが上手く出来ないのもそこに関係がありそうです。

 三橋さんは砲丸を突き出す腕と目線を一致させようと奮闘しています。通常、砲丸のリリース角度は突き出す腕の角度より下がるので「高すぎるか?」位の角度で突き出せばいいんではないか。グライドが身につくのは時間がかかりそうです。

 そろそろ中2女子砲丸にブレイクしてもらいましょうか。


9/2、土

 冗談抜きで、今年の夏は暑かったというのが信じられません。誰かが私に大掛かりなどっきりを仕掛けているのではないか。

 参加者:西川君、須河さん、三橋さん、東浦親子、堀田さん。

・W-UP
・ハードルジャンプ
・投げ
・補強

 西川君がアップシューズでやりをほぼ全助走で投げました。40mは楽勝で越えています。普通に上手いです。しかし、アップシューズなのですべらないように投げの力を若干下向きに加えています。地面からの反動もそんなに得られていないのでやりに高さが出ません。でもいいです。課題は大きく、「高1で60mデビュー」。夏を越えたあたりにはできそうです。でもその前に、第一志望の高校に合格してくれ。

 須河さんは今日も淡々と練習。体力有り余ってます。この人は本当にタフです。学校のハンドボール部が活動停止になっているのはちょっと痛い。ハンドボールプレイヤーとしてそこそこのレベルになって欲しかった。ハンドボールに求められる体力・運動能力は投擲には絶妙なものが多いのですよ。とりあえずは毎日何らかの運動をしてもらいたいです。


8/31、木

 ジュニアオリンピック予選会で、須河さん、谷岡さん、三橋さん3人ともジャベリックスローのベスト8に残りました。おやおや良い方に予想外。でも須河さんは惜しくも2位です。しかし上位3人の中では最も下手です。ですから今後の可能性はダントツに高いと思うのは贔屓の引き倒しなのか。東浦さんが迷宮に陥ったような試合運びだったと人から聞きました。

 参加者:西川君、須河さん、三橋さん。最近では珍しく少ない。

・W-UP
・30mダッシュ
・投げ
・メディシンボール真上投げ
・補強、WT

 丹羽コーチは自費で床運動用マットを買いました。彼は全速疾走で私の知らないどこかに向かっています。

 どういうわけだか西川君の円盤を私が見て、須河さん、三橋さんのやりを丹羽コーチが見ています。丹羽コーチはシンプルに動きを教え込むのに対し、私は動きをじっくり観察して伝え、助言を与えることが多いです。世間では前者を指導者と呼びます。

 今日の西川君の円盤は上体の前傾が浅く、ラストの左足接地位置がかなり開く傾向にあります。砲丸の回転投法との混乱が感じられます。体力は少しずつ回復しているんですが。

 須河さんのやり投げがなぜかうまくなっています。しかし練習が進むにつれてじわじわと元に戻っていくのはなぜだ。彼女は今日の試合で下半身の弱さを露呈したかたちになりました。仮に野球をしていても、あれでは肩の強い野手になれてもピッチャーにはなれません。

 三橋さんは、円盤、やりと立て続けに投げていたせいか、頸反射連発で首から僧帽筋に負荷がかかったようで、気持ち悪くなっています。いきなりひどい肩こりになったようなものだと思います。それ以外の厄介なものでありませんように。

 自分ではよくわからないのですが、私は疲れているのかもしれません。「あなたを見ているとこちらまで元気になります」とは間違っても誰も言ってくれるまい。いつからなのでしょう。


8/29、火

 週末から今日まで、公私共々いろんなことがありました。それらを目の当たりにしても目をそらさないのが、生き延びている者の義務と言えます。ただ望むなら、現実の渦中に翻弄されるのではなく、高い塔のてっぺんで強風に吹き晒されながら下界を眺めるような距離感で現実と向かい合いたい。今、自分の感情の起伏に疲れています。

参加者:西川君、須河さん、三橋さん、谷岡さん、生駒高校やり投げ男女1名ずつ。

・W-UP
・ハードルジャンプ
・メディシンボールorキャッチボール
・投げ

今日は投げを時間いっぱいまで。

 西川君は最近回っています(砲丸投げのことです)。まだ突き出しが合わせに行っている程度なので、加速・力感ともに乏しいですが、バランスは徐々に整ってきています。

 中学女子3名は明後日のジャベリックスローの準備です。自分たちなりに創意工夫を凝らしています。それなりに悔いの残らない結果を残してもらいたいものです。

 生駒高校および後に合流した西川君は山田先生の指導を受けます。山田先生は私の恩師の恩師に当たるせいか、指導内容がしっくりきます。西川君も得たものが大きかったようで何よりです。

 「貧乏人は麦を食え」という言葉が好きです。今回は特に含んだ意味はありません。誰がいつどんな状況で発した言葉なのかは皆さん自分で調べてください。


8/22、火

 近畿高校選手権県予選も全日中も終わってしまいました。結果は皆さん自分で調べてください。

 参加者は須河さん、東浦さん、三橋さん、谷岡さん、初参加奈良医大4年和田君。西川君も来ています。試合の次の日には主に有酸素系の軽い運動をすると疲労回復が早くなります。

・W-UP
・30mダッシュ
・メディシンボール真上投げ
・投げ

 今日はたっぷり丹羽dayです。しっかり学んで帰りましょう。

 次の土曜日の練習で、短距離の最初の30分を私がみることになりそうです。することは今日とほぼ同じ。誰かこれを見てたら気付いてくれ。

 記憶を頼りに書きます。かなり昔、奈良県のローカル新聞に「勝つことでしか得られないものがある。だから若い競技者たちよ、強くなりなさい。」という旨のコラムが載りました。執筆者は奈良県出身の女子円盤投げ前日本記録保持者です。誰にも了承は得ていないので新聞も執筆者も実名は明かせませんが、まあ大体わかるでしょう。「参加することに意義がある」とか何とか言って、シビアに勝利を追及することを批判する風潮に対する見事なカウンターパンチ。痛快です。すばらしいです。負けて得られるものなど、勝って得られるものの数万分の一にも届きません。負けて何も思わない奴にいたっては、一切何も得ていません。お前の経験など人生の垢に過ぎない。ああ、全部自分に跳ね返ってくる。これでまた夜中に目が覚める。・・・って誰に対するメッセージなんだろう、これは。


8/19、土

 近畿高校選手権県予選がありまして、1年男子やりの上位3人は、1位が高校の後輩で(年末に少し指導みたいなことをさせてもらいました)、2位が会員の奈良学園の福井君で、3位が2度練習しに来た奈良高校の井前くんではありませんか。なんかすごいぞ。私は少しは、0.5%ほどは役に立ったのか?

 参加者は須河さん、谷岡さん、三橋さん、東浦親子、堀田さん。ほとんど女性だ。

・W-UP
・ハードルジャンプ
・メディシンボール
・投げ
・補強、WT

 いつものごとく中学生4人は自分たちだけで練習をさせてみました。ただ、今日はいつも練習を引っ張る男子がいません。興味深い行動が見られます。まず、ハードルジャンプの取り組みがいつもより積極的です。失敗しても果敢に挑戦します。投げのときもお互いにアドバイスなんぞしております。楽しそうだが練習をサボっているわけではない。女子の指導は、男子のそれとは全く違うとはよく耳にしますが、正直よくわかりません。

 堀田さんは、投げをビデオにとって見てもらいました。何かと新鮮な驚きがあるようです。初心者のときだけしか重要視されない技術があり、競技力向上に伴いその技術は逆に否定されることもある、ということが投擲ではしばしばあります。あと、肩の可動域を広げるメニューをいくつかしてもらいました。堀田さん本人は筋骨隆々としたマッチョになりたいそうですが、体が硬く、可動域も小さいまま筋力トレーニングをしたところで、筋肥大もしない、筋力もさほどない、「使えない」身体ができるだけです。って言うか、筋力が上がると可動域も広がる、というのが正しい。

 明日は1年女子やり決勝があります。天理高校溝内さんは3位以内に喰い込めるでしょうか。


8/17、木

 朝から頭がとても痛いのです。気温35℃程度だと「今日は涼しい・・・」と思う時点で何かがおかしい。

 参加者は2日前とほぼ同じ、西川君、福井君、須河さん、東浦さん、岡本氏。

・W-UP
・男子ハードルジャンプ、女子30mx5+メディシンボール真上投げ
・投げ
・男子メディシンボール4種目、女子ジャベリックスロー
・補強、WT

 西川君の動きが切れまくっています。スクワットの再開がはまったようです。まさかこんなに上手くいくとは。これで彼が20m以上投げようものなら、1%くらいは「私の功績」ってことにしてくれてもいいと思います。後4日続くことを祈ろう。

 須河さんも好調です。ただしエンジンのかかりが遅い。遅すぎる。夏なのに。トレーニング強度が低すぎるのか?

 福井君は今日もみっちりやりの指導を受けています。

 東浦さんは秋にもう一化けするかもしれません。

 競技をやめたことの後ろめたさはいつになったら消えるのでしょうか。


8/15、火

 いくら暑くても、夜が涼しければ平気です。でも、その一番快適な時間の大半を睡眠に費やすことになってしまう。日の出とともに不快感で目が覚めます。

 参加者は西川君、福井君、須河さん、東浦親子。ゲストに今年の奈良県選手権男子やりなげ覇者岡本圭さん。

・W-UP
・30mダッシュorハードルジャンプ+メディシンボール真上投げ
・投げ
・補強
・WT

 西川君の微調整はまだまだ続きます。腰の張りがなくなったのでジャンプスクワットを再開しましたが、もしかしたら体の切れが戻るかもしれません。

 福井君は岡本氏の好意でやりの基本をチェックしてもらいました。ちなみに、私は岡本氏がまだ高校生だったとき、同じ試合に出たことがあります。なぜ覚えているかというと、私が負けたからです。

 女子2人は相変わらず楽しそうです。でも、須河さんは疲労をためすぎです。よく考えると、東浦さんだけが故障もせずに練習量をこなしていることになります。

 1.5kgのメディシンボールを作りました。費用はボール代298円。その他廃品利用で無料。切れ目を入れて、中にはぼろきれを詰めます。調子に乗って砂や石なんか詰めると、漏れ出したときが悪夢です。出来るだけ中身を詰めた後、くつ紐で切れ目を縫います。くつ紐の先端は固めてあるので、穴を通すのが楽です。念のため、縫った切れ目をホットボンドで固めます。中に水がしみこむのを防ぐのが主な目的です(ほとんど気休めですが)。別にしなくてもいいです。バレーボールほどの大きさなら1.5kgくらい、ハンドボールなら1kgのものが作れます。簡単に出来る反面、耐久性はありません。また、基本的に弾まないので、1〜2m離れて壁にぶつけまくるには最適です。30分で100投はできます。心を無にしてα波を出しながら投げるも良し、あらゆ怒りと怨念を込めて叩きつけるも良し、大破する頃には、一皮剥けた自分に気づくことでしょう。大破したら、燃えるごみと燃えないごみに分別して捨てましょう。


8/13、日

 犬でも日陰でぐったりしてるほど暑いのに、率先して日なたのフィールドで楽しそうに体を動かしている人たちがいます。会員の皆様よりも元気です。冷房いらずの地球に優しい人たちです。

 参加者は、西川君、須河さん、東浦親子、そして丹羽君。

・W-UP
・ドッジボール(死ぬかと思った)
・投げ
・補強

 暑さに配慮したメニューとなりました。

 棒状のものを見ると、とりあえず手にとって重心位置を確かめる習慣があります。100gよりも重い球状の物体と棒はとりあえず集めてしまう癖もあります。西川君曰く、「オタクなんです、それは」。まあ、そうだろうよ。


8/12、土

 別に今に始まったことではないのですが、日常生活全般で気分が乗りません。それでも鬱ではないです。ないと思います、多分。密かに「40歳で60m投げる計画」など立てたから、天罰が下っているのでしょうか。

 参加者は福井君、西川君、須河さん、三橋さん、堀田さん、東浦父

・W-UP
・ハードルジャンプ
・メディシンボール真上投げ
・投げ
・補強
・WT

 福井君が手首の怪我から完全復活です。東浦父からアドバイスをもらっていましたが、私はあまり聞いてなかったのでその内容は知りません。

 西川君は、疲労を回復させるために、練習量を落とさず強度を下げるように指示を出しています。腰の疲労を抜きたいので、クイックリフト、スクワット系種目は少し軽めです。

 須河さんと三橋さんは楽しそうに練習しています。少しくらいつるんでわいわい練習する方が女子はいいのでは、と思っているのですが、どうなんでしょう。

 堀田さんは、肩の柔軟性が足りないために、肩の前面に負担がかかりすぎています。肩甲骨周りの柔軟性と筋力を向上させるメニューを考えます。

 自分の投げの映像を10年分、改めて見てみました。すべてを捨てて旅に出たくなりました。


8/10、木

 もう名乗りません。丹羽コーチが書き込むときは名乗ってもらいましょう。

 参加者は西川君、須河さん、東浦さん、三橋さん、谷岡さん。あと、どこかの高校の合宿。

・W-UP
・30mx5
・メディシンボール真上投げ
・投げ
・補強

 西川君はノーグライドでの投げがスムーズになっています。工夫はじわじわ生きてきてます。でもまだ途中だ。須河さんはけがの回復が少し遅い。谷岡さんも同様です。焦りは禁物。三橋さんは正直、うまいです。東浦さんは利き腕の使い方が抜群に良くなっています。若いってすばらしい。

 最近改めて気付いたことをひとつ。同じ環境で練習していると、いいところも悪いところも含めて、同じ動きをするようになりますね。「悪いところも」ってのが気になります。

 昨日から、自分でもうまく処理できない感情をもてあましています。暑くて鬱陶しい、腰が痺れて感覚がない、競技会の審判で疲れてイライラする、などと今朝から言ってましたが、すみません、全部方便です。このもやもやとした感情の理由は、別にあります。私事も少し含まれるので、その理由は述べません。でもこれくらいは言ってもいいだろう。どんな人間にも普通に明日という日が来ると思っていますか?それは大間違いだ。


8/5、土

 小瀬です、って、多分これからもずっと私が書くでしょう。

 西川君が大阪でインターハイに感激している今日も、須河さん、三橋さん、堀田さん、天理高校天宮君、溝内さん。学校で来るのは今回が最後なので名前を入れましたが、字はあっているのだろうか)、大和広陵高校やり2人(独自練習)で練習は行われたのでした。インターハイのやり、見たかった。

・W-UP
・30mx5
・シャフトでスナッチ(メディシンボール真上投げの代わり) 10回x3
・砲丸orメディシンボール両手投げor砲丸(2.7kg)片手オーバースロー
・ジャベリックorやり
・補強 WT

 やり投げ陣は前半が負荷の高いメニューとなったので、後半は保持走、サイドステップから始めました。今日のような負荷の高いメニューを、今後は増やします。天理高校天宮君が右肩に痛みを訴えました。砲丸の片手投げがきつかったようです。

 溝内さんは腰の痛みがなかなか抜けません。2人とも、うまく休んでください。天宮君は出来るだけ早く病院で診てもらったほうがいいでしょう。しまった、明日は日曜だ。病院は開いているのか。


8/3、木

 小瀬です。冷房が効いた環境下で腰に違和感を感じるまでの時間は平均20分。もはや現代人ではない。参加者は西川君、須河さん、東浦さん、天理高校2人。

・W-UP
・流し100mx2
・ハードルジャンプ
・投げ
・補強

 丹羽コーチが来ているので、砲丸3人は技術チェック。天理高校男子は円盤の手ほどき。天理高校女子はやりの投げ出しがスムーズになっています。わずかな期間でこの変化。若さが眩しい。投げ動作中に腰が痛む人は、体のしなりを腰だけで作っているように見えます。例えるなら、竹ざおを大きくしならせるのではなく、一箇所で折れ曲がらせているような感じです。骨盤を前傾・後傾させる、肩甲骨の間を後ろから押されるように胸を開く、といった動作のイメージが出来ない人は要注意です。


8/1、火

 どうも、小瀬です。椎間板ヘルニアの疑いありということで病院に行ってみたところ、腰椎分離症もなく、ヘルニアの可能性も低いとのことでした。でも第4、5腰椎にはわずかな骨棘が認められます。骨棘は、かつて「60代港湾労働者のように変形している」と診断された右肘以来です。腰椎の骨棘は加齢に伴い多くの人に生じるようですが、30代では若干早い。思い当たる原因は・・・そりゃいっぱいありますとも。

 参加者は西川君、須河さん、谷岡さん、東浦さん、天理高校2人(男女)。大和広陵高校は独自の練習です。

・W-UP
・30mx5
・投げ
・WT
・補強

 西川君が疲労をためています。それが原因で動きのバランスが崩れているかもしれません。くれぐれも怪我には注意しましょう。でも、体力的に追い込むのは、狙う試合から逆算して、今が正解だと思います。

 須河さん、谷岡さん、東浦さんには一緒に練習をこなしてもらいました。3人とも、何かしら万全とは言えない体調です。特に谷岡さんは、捻挫した手首をかばって肘に痛みが出だしたため、何らかの措置が必要です。

 天理高校2人はやり投げ。男子はまるっきりの初心者です。とりあえずは投げ方向に正対して、高い保持からやりを振り下ろすまで。女子には、「並進移動しつつ体幹の起こし動作使って投げる」技術の習得手段として、「極端に大きく後傾して、高い角度でやりを投げ出す」というのをしてもらいました。これはあくまでも「技術習得手段」の投げで、実際の投げで大きな後傾が必要だとは私は思ってません。ただ、これができないようだと「大きく腕を振り切る動作は出来ないのでは」と思ったからです。正しいのか、うまくいくのかどうかはわかりません。「違うな」と思ったら、「躊躇なくやめてくれ」とは本人にも指導者にも伝えてあります。

 高校生には投げの後、体幹補強をしてもらいました。はっきり言っておきます。弱いぞ2人とも。

 今日の参加者全員に言いたいことがあります。無理はいけません。それで怪我をしても誰も褒めません。私がいろんな人に言われ続けてきて、一番最初に無視してきた言葉ではありますが、、。


7/29、土

 1週間ぶりの御無沙汰です。尋常ならざる下半身(腰)の痛みにもはや耐え切れなくなった小瀬がお送りします。月曜には素直に病院に行って、自分の惨状を目の当たりにしてきます。

 参加者は西川君、須河さん、谷岡さん、東浦親子堀田さん。あと、柏原高校3年男子1名が、やりを投げに来てます。コーチは久々に丹羽、新村、私のフルメンバーです。今日は完全分業になりました。

・W-UP
・メディシンボール
・投げ
・補強
・WT

 W-UPと投げ以外のメニューは、丹羽コーチが2パターン作っていますが、今日から若干内容が変わります。体全体を使う、爆発的な筋力発揮を要求する内容になっています。手抜きしにくいです。

 今日はあまり隅々に目が届かなかったので、この辺で。

 余談。やり投げが下手な人はジャベリックスローも下手です。


7/22、土

 小瀬です。ここ数日、なぜか右半身の古傷が上から下まで痛みます。下半身がつらく、腰を中心に痺れを伴ったきつい痛みがある一方、足先の感覚が少し麻痺している。また鬱陶しいことに、痛くない姿勢が存在しません。見えない敵に向かって「どういうつもりだ、この野郎」と悪態をついているような気分です。どれも古傷なんですが、痛み出したきっかけが、どうも先週、某プリントショップの2階で冷房を効かせて2時間仮眠を取ったからとしか考えられない。だから冷房には注意しようね、っていうオチだったはずなんですが、書いていて情けなくなってきました。

 参加者がいっぱいです。西川君、東浦福井君、堀田さん、大和広陵高校多数、天理高校2人。練習の流れは、

・ウォーミングアップ
・ハードル走
・コーンジャンプ
・投げ

 西川君はやりの突き刺しの後、2日後の試合の調整(砲丸)。木曜日に丹羽コーチに技術チェックを受け、イメージが良くなっているように見えます。

 東浦さんも調整ですが、37度5分の熱がある(by)そうです。お大事に。

 福井君は手首がまだ少し心配です。バンテージを巻く、リストカールをする・・・対策を考えた方がいいかも。それよりも、6kg砲丸がないんだった。

 大和広陵高校はいつも通り自分たちで投げています。

 天理高校は、円盤投げ男子は大和広陵高校と一緒に投げてもらいました。やり投げ高1女子は、堀田さんとともに私が見ました。いいものを持っています。

 堀田さんは久しぶりなので、やり投げの動きを思い出してもらうことを主眼に置きました。負荷は全体的に軽めです(名前は会員の方のみ載せるようにしています。ご了承ください)。

 安全に配慮しないと、この人数は怖い。


7/18、火

 冒頭にてまずお詫び。

 16日の県通信男子砲丸にて、「体験練習で参加していた中学生」とここで紹介したのは、既に会員になっていた井岡君でした。しかも、彼は予選落ちではなく、決勝進出(ベスト8落ち)してました。何てことを。申し訳ない。というわけで、驚くほど記憶力のない小瀬です。

 

今日は西川君の参加。

競技場が使えず、天候も思わしくなかったので、いろいろ練習ネタを考えましたが、近々まだ1試合あるので、技術練習をメインに組むことにしました。

・ウォーミングアップ
・流し
・メディシンボールを利用した股関節の柔軟性を高める練習(足を左右に大きく開いて、中腰で立ち、補助者が前からメディシンボールを左右どちらかに投げ、それをつかんで返す)・・・すこぶる評判が悪かったのでどうにかします
・グライド15m×5×3・・・グライドの引きつけと安定が課題
・V字腹筋 20回×3
・ウェイト(ジャンプスクワット、斜め突き出し) 

  技術練習は「したことがあって、なおかつ自分の課題がはっきりわかるもの」として、グライドによるイメージ練習を選びました。実際に練習する本人が理解できる範囲でないと、技術練習は意味を成さない、と思いますので、西川君といろいろ話しながら練習を考えます。ただ、いくら彼の競技成績や競技に対する意識が高くとも、競技暦は3年に満たないわけです。そんな彼に私は「次は何をしたい?」と訊いてしまいます。中学生にはむしろ厳しい要求をしているのでしょうか。もっと私が丹羽コーチと意思統一を図って、きっちりとした練習メニューを組むべきなのか、少し悩んでいます。

 須河さんに、片腕で腕立て伏せをさせてみましたら、浅いながらも5回ほど形になっていました。おそらく今月中には利き腕なら10回くらいできるようになるでしょう。


7/16、日

 小瀬です。競技生活を引退しようと決意したとき、練習の合間に飲む水の味が今よりうまいと感じることは「今後の人生でまずあるまい」と思いました。遭難して水だけで10日間生き延びる、という事態でもない限り。幸いにして、そんな目には遭っていません。

 15、16日と県通信がありましたので、15日分の報告を試合結果とあわせて報告します。

 15日は、女子砲丸がありました。

 須河さんは、9mには乗せることが出来ませんでしたが、自己新です。怪我の痛みがとれず、苦しい試合展開の中、素直に自己新を喜ぶその天真爛漫さ。天晴れと褒めてあげましょう。でも、そんなに痛いなら、1投目からグライドをつけて勝負に出るべきだったと思います。

 東浦さんは、念願の10m越えは果たせませんでしたが、決勝進出です。競技歴も浅く、トレーニング量も充分こなしたとは言えない東浦さんの勝因は、予選午前10時、決勝午後3時の、合計わずか6投に、自分の持つ能力をほぼすべて出すことができたという点に尽きます。

 ちなみに15日の練習は以下の通り。参加者は東浦さん、西川君。

・ウォーミングアップ
・流し
・コーンダッシュ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 東浦さんはもはや積極的休養です。

 西川君は、丹羽コーチと綿密な最終技術チェック。万全の準備、というわけではないようです。

 16日は男子砲丸。

 西川君、予選2連続ファールの後、3投目にてかろうじて全国標準を越えます。決勝でも、記録はなかなか伸ばせず、14m越えは1回にとどまりました。今、彼が抱えている技術的問題は、本人にもたやすく自覚できるものであろうし、丹羽コーチは、具体的に何が出来てなくて何をすべきなのか、方針は定まっているようなので、ここでは何も述べません。

 3人とも、この夏に何をすべきかはっきりわかって、退屈しなくてすみそうですね。

 男子砲丸には、6月に体験練習で参加していた中学生が出場していましたが、腰痛がひどいようで、あえなく予選落ちとなりました。他にも、冬にしばしば練習に来ていた奈良学園高1の福井君が、県IH後の怪我も癒えて、観戦しに来ていました。2人とも、怪我が完治したら、また来てください。


7/13、木

 小瀬です。個人的な事情で、車に乗っているとき以外にエアコンにあたる機会がありません。帰宅した今も室温34℃、畳がとても暑い。

 参加者は中学生3人(西川君、須河さん、東浦さん)、大和広陵高校多数、奈良高校1人。中学生は週末の県通信に全員出ます。基本的な練習の流れは、

・ウォーミングアップ
・ハードル走
・コーンジャンプ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 須河さんは、砲丸の持ち方を少し浅くしたら、8m台半ば連発です。動きも軽い。脚の痛みに耐えられたら、これは期待できるかもしれません。

 東浦さんは、丹羽コーチに教わったリバースがはまって、10mを超えます。試合目前にして練習で自己記録を更新してしまいました。

 西川君は、着々と淡々と試合に向けての準備を進めています。私が技術的なことで余計なことを言える状況ではありません。

 今日は奈良高校1人(男子やり)に時間を割きました。今日で2回目です。

 投擲には丹羽コーチ新村コーチそして私がいますが、3人の年齢、専門種目の関係で、高校以上の年齢の方、およびやり投げは私が担当することが多くなります。また、現場での混乱を避けるため、丹羽コーチの指導を受けている中学生には、技術の一貫性を保つべく、私からは多くを言わないようにしています。そういうわけで、傍目から見る分には、私は中学生3人を眺めてるだけですね。


7/9、日

 天気予報が当たりません。どういうことでしょう。いや、いいんですけどね、晴れたから。今日も小瀬がお送りいたします。

 本日の参加者は西川君、須河さん、東浦さん(県記録会出場後に参加)です。大まかな練習の流れは、

・ウォーミングアップ
・流し
・コーンダッシュ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

ですが、試合も近付き各々別メニューに近くなっております。

 西川君は、フィールドでの段跳び、小学生に混じっての華麗なハイジャンプの後、質の高い投げ。昨日に引き続き、体は良く切れています。

 須河さんは相変わらず左脚の痛みが取れません。横方向の動きに痛みが出るようです。野村先生に姿勢の悪さと体の硬さを指摘されていました。

 東浦さんは午前中に試合に出たこともあって、いつもよりは動けていたように見えました。強化記録会は、練習では9m台後半飛んでたらしいのですが、本番では9mそこそこだったようです。これまでの練習経過と現在の技術レベルから判断する分には、悪くはないと思います。

 最近頻繁に行っているキャッチボールは、いずれやり投げに移行する(であろう)西川須河両名の補助練習として位置づけています。特に、須河さんには自らの長所、短所がわかりやすくなるのでは、と、うっすら期待しています。ほかのボールでしてみるのもいいかもしれません。

 で、なぜ肩の故障で競技をやめた私がキャッチボールの相手をしているのでしょうか。


7/8、土

 丹羽コーチは仕事が多忙ゆえ、しばし小瀬(コセ)が代役を努めさせていただきます。よろしくお願いします。ちなみに古瀬ではないです。

 雨が降りません。本日は西川君、須河さん、東浦さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・ハードル走
・コーンジャンプ
・投げ(西川:やり&砲丸、須河:ターボジャブ&砲丸 東浦:砲丸)
・メディシンボール
・ウエイトトレーニング(須河:野球硬球によるキャッチボール追加)

 須河*さんは左脚の後ろ付け根の痛みがまだ取れないので、左腕の使い方にポイントを置いた練習となりました。   

 西川君は試合を想定した投げでした。

 東浦さんはファールしないグライド動作の習得が本日のテーマでした。

 現在、投擲は一人一人が各々別々の課題を持って、異なる目標に向かって練習している状況です。 練習に入る前に、その日の自分のテーマを決めてから取り組んでくれると、非常にありがたいです。


6/15、木

 西川君の参加でした。

・ウォーミングアップ
・ボール投げ
・コーンダッシュ
・メディシンボール投げ
・ウェイトトレーニング

 ウェイトトレーニングの種目を一つ増やしました。砲丸を投げる動きに直結するトレーニングなので積極的に取り入れていきたいと思います。


6/1、木

 西川君、須河さん、谷岡さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・流し
・コーンダッシュ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 土日は試合です。西川君はなかなか動けていると思うので記録を狙っていけると思います。須河さんは少しフォームが崩れていますが、試合では思い切って投げてもらいたいです!


4/18、火

 今日はたくさん参加してくれました。

・ウォーミングアップ
・コーンダッシュ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 今日は人数が多かったので2グループに分けて練習しました。

 何名か初参加の人がいましたが、投てき種目は4種目あるので色々な種目に挑戦しながら自分に合った種目を選んでもらいたいと思います!


4/11、火

 西川君、須河さん、三橋さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・コーンダッシュ、コーンジャンプ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 今日は投げのときにちょうど雨が上がってよかったです。

 西川君はやりを投げる瞬間に少し膝がつぶれてしまっています。もう少し膝が伸びれば地面からの反発をやりに伝えられるようになると思います!


3/30、木

 西川君と三橋さんの参加してくれました。

・ウォーミングアップ
・流し
・コーンダッシュ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 三橋さんが砲丸の立ち投げで7mを超えました。今日一日でかなり上達したと思います。

 西川君は足の爪が痛かったようで、思うように投げられなかったようです。早く治したいですね。


3/21、木

 西川君と京西中学校から生熊さんが初参加してくれました。

・ウォーミングアップ
・流し
・コーンダッシュ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 生熊さんが初参加でした。学校のクラブにはあまり投てきの選手がいないようです。練習相手がいるとトレーニングも楽しくなると思うので積極的に参加してもらいたいです!


3/16、木

 西川君、須河さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・補強
・ウエイトトレーニング
・投げ

 雨がかなり降っていました。来週は記録会も控えているのでそろそろ調子を上げていきたいですね。


3/14、火

 西川君、須河さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・流し
・コーンダッシュ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 今日はかなり気温が低くかったです。気温が低いと身体が動かないので砲丸も飛びません。こういうときはフォームをチェックすることが大切ですね。


3/11、土

 西川君と、三橋さんが初参加でした

・ウォーミングアップ
・ハードル走
・コーンジャンプ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 三橋さんは初めて砲丸を投げて6mを超えました。なかなかセンスがあるかもしれないですね。体格も良いので今後がたのしみです!


3/9、木

 西川君、須河さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・流し
・コーンダッシュ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 西川君はグライドがまっすぐ進めていませんでした。サークルを最大限に活用するためにまっすぐ進みましょう。


3/7、火

 西川君、須河さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・ハードル走
・コーンジャンプ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 須河さんは立ち投げで8mを超えました。グライドがうまくいけば10m近くまで投げられる力があるようです。今後がますます楽しみです!

 西川君は砲丸を投げる前に先に顔が横を向いてしまっています。最後までしっかり砲丸を目で追っていきましょう。


3/4、土

 西川君の参加でした。

・ウォーミングアップ
・流し
・コーンダッシュ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 サークルで円盤を投げました。全体的な流れは良いと思いますが、左右に円盤がそれることが多いのでもう少し安定感がほしいですね。


3/2、木

 西川君の参加でした。

・ウォーミングアップ
・ハードル走
・コーンジャンプ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 脚の痛みがだいぶなくなったようです。学校の試験も終わったようなので、シーズンに向けてしっかりトレーニングしていきましょう!


2/28、火

 福井君の参加でした。

・ウォーミングアップ
・流し
・コーンダッシュ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 今日は円盤投げの特訓をしました。始めは投げ出しの角度が低かったですが、だいぶ角度をつけて投げられるようになりました。ターンはひたすら反復して慣れるだけです。


2/25、土

 西川君、須河さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・流し
・コーンダッシュ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 須河さんはやりを投げるときに少しサイドスロー気味になっています。高いところでやりを離すように心がけましょう!


2/23、木

 西川君、須河さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・ハードル走
・コーンジャンプ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 須河さんは何本か良い投げがありました。グライドにスピードも出てきました。この調子でいきましょう。

 西川君は脚の付け根あたりに少し違和感があるようです。ストレッチを多い目にしていきましょう。


2/21、火

 西川君、福井君の参加でした。

・ウォーミングアップ
・流し
・コーンジャンプ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 福井君は手だけでやりを投げているようになっています。下半身の力をうまく上半身に伝えないといけないですね。


2/19、日

 西川君の参加でした。

・ウォーミングアップ
・コーンダッシュ
・投げ

 ビデオ撮影をしました。修正箇所がいくつか見つかりました。少しずつ直していきましょう!


2/18、土

 西川君、須河さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・ハードルジャンプ
・キャッチボール
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

 須河さんは初めてスローイングシューズを履いて投げました。アップシューズよりも投げやすいなったと思います。


2/16、木

 西川君、須河さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・補強
・コーンダッシュ
・ボール投げ
・投げ
・ウエイトトレーニング

 コーンダッシュをしました。コーンダッシュは瞬発力と調整力のトレーニングです。すばやく、かつ正確に身体を操れる能力を高めていきましょう。


2/14、火

 西川君の参加でした。

・ウォーミングアップ
・ハードルジャンプ
・投げ
・補強
・メディシンボール投げ 
・ウエイトトレーニング

 ファールながら5kgの砲丸を13m50ぐらい投げていました。まだ少しフォームにばらつきがあるので安定感を身につけていきたいですね。


2/11、土

 西川君の参加でした。

・ウォーミングアップ
・流し
・30mダッシュ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング 

 8割程度の力で砲丸を投げてみました。全力で投げることも必要ですが、技術を修正していくときは力を落として自分の体をコントロールしていきたいですね。


2/9、木

 西川君、須河さん、福井君の参加でした。

・ウォーミングアップ
・流し
・30mダッシュorハードルジャンプ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

  西川君のやりの突き刺しがかなり鋭くなってきていますね。左足の地面へ接地がすばやくて、体重の乗せ方もうまくできています。


2/7、火

 西川君、須河さん、福井君の参加でした。

・ウォーミングアップ
・流し
・30mダッシュorハードルジャンプ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング

  福井君はやりを投げる前に少し右手が下がることと、力みがあるように感じました。力は抜いて一瞬の腕を振り抜くイメージが大切ですね。


2/4、土

 西川君、須河さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・ハードルジャンプ
・投げ
・補強
・メディシンボール投げ 
・ウエイトトレーニング

 ビデオ撮影をしました。二人とも自分の課題がわかったと思います!


2/2、木

 西川君、須河さん、福井君の参加でした。

・ウォーミングアップ
・流し
・30mダッシュ
・投げ
・補強

  須河さんはやり投げの助走練習をしました。しばらくは砲丸投げをメインにしますが、色々な事に挑戦しながら身体能力を高めていきましょう!


1/31、火

 西川君、須河さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・ハードルジャンプ
・投げ
・補強
・メディシンボール投げ 
・ウエイトトレーニング

 西川君は砲丸を投げるときに少し左に傾き過ぎているので、もう少し上体をまっすぐにしましょう。須河さんはグライドの練習を中心にしました。まだぎこちないですが、少しずつ形になってきました。


1/28、土

 堀田さんと、途中から須河さんが参加してくれました。

・ウォーミングアップ
・流し
・投げ
・ウエイトトレーニング

 堀田さんはウエイトトレーニング中心の練習をしました。須河さんは少し足を痛めているので、しばらく技術系のトレーニングをしていきます。


1/26、木

 西川君の参加でした。

・ウォーミングアップ
・流し
・30mダッシュ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング 

 やり投げを少ししました。なかなか良い感じで投げられていると思います。やり投げは故障の多い種目なので気をつけないといけませんね。


1/24、火

 西川君、堀田さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・ハードルジャンプ
・投げ
・補強
・メディシンボール投げ 
・ウエイトトレーニング

 堀田さんは腕に痛みがあるので、しばらくウエイトトレーニングと柔軟性を高める補強運動に切り替えようと思います。まずは痛みをなくさないといけないですね。


1/22、日

 西川君、須河さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・投げ
・ウエイトトレーニング
・メディシンボール投げ 

 今日は久しぶりにビデオ撮影をしました。自分のフォームを客観的に見ることは大切なことです。自分の感覚と実際の動きが一致するようにしていきましょう!


1/21、土

 西川君、須河さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・流し
・30mダッシュ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング 

 須河さんは初めてグライドをして投げました。最初は難しいと思いますが少しずつ慣れていきましょう!


1/19、木

 西川君、福井君、堀田さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・ハードルジャンプ or 30mダッシュ
・投げ
・補強
・メディシンボール投げ 
・ウエイトトレーニング

 西川君の円盤のターンがかなりスムーズにできていました。来シーズンは円盤の記録も楽しみです!


1/17、火

 西川君、福井君、須河さん、堀田さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・ハードルジャンプ or 30mダッシュ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング
・メディシンボール投げ 

 西川君は鴻ノ池の練習で初めて5kgの砲丸を投げました。少し軽いので前に突っ込み過ぎでした。

 福井君は新村コーチにヤリの指導を受けていました。いろいろ教わっていましたね。

 須河さんはだいぶ立ち投げに慣れてきました。徐々にグライドの練習もしていきます!

 堀田さんは肩(腕?)の痛みの様子を見ながらの練習になりますね。ストレッチを多めに取り入れましょう。


1/14、土

 西川君、福井君、須河さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・ハードルジャンプ
・補強
・ウエイトトレーニング
・メディシンボール投げ 

 雨だったのでサークルで投げることができませんでした。こういうときはメディシンボールなどを使って技術練習をしていきたいと思います。


1/12、木

 西川君、福井君、堀田さん、そして今日は須河さんが参加してくれました。

・ウォーミングアップ
・流し
・30mダッシュ
・投げ
・補強
・ウエイトトレーニング 

 いつもは短距離の練習をしている須河さんが投てきの練習に参加してくれました。今日は砲丸投げをしましたが、かなり身体能力が高いようです。これからもしっかりとトレーニングを積んでいけば、かなりの好成績が期待できそうな予感です!


1/10、火

 西川君、堀田さんの参加でした。

・ウォーミングアップ
・コーンジャンプ(西川君)
・投げ(西川君)
・メディシンボール投げ(西川君、堀田さん)
・ウエイトトレーニング
 サーキット(堀田さん)
・補強
 ジャンプスクワット(西川君)

 今日は砲丸ピットが使えなかったので、室内用の砲丸を使ってコンクリートの上で投げました。一般用の重さだったので投げにくかったと思います。たまには重い砲丸を投げるのもいいかもしれないですね。


1/7、土

 西川君、福井君、堀田さんの参加でした。

・ウォーミングアップ(全員)
・流し(全員)
・30mダッシュ(西川君、福井君)
・投げ
・メディシンボール投げ(堀田さん)
・ウエイトトレーニング
 「ベンチプレス→クリーン」(西川君、福井君)
 「サーキット」(堀田さん)

 久しぶりの練習でした。気温が低く、雪が降っていてのでグランドコンディションは良くありませんでしたが、しっかりと練習ができました。本年もよろしくお願いします!